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マスターシリンダストッパー

2010-02-15 | Z32の話-ブレーキ関係
マスターシリンダーストッパ、自作しようと思っていたのですが、オークションにクスコ製の新品が1,500円で出品されており、思わず落札してしまいました。結構凝った設計になっていて、スロットルワイヤブラケットに共締めするL字型の本体に加えてストラットタワーから突っ張り棒のようなバーで補強する構造です。
ただ、私はタワーバーを使っているのでそのままでは付きません。加工して付けようかとも思ったのですが、突っ張り棒の穴がやたらとバカ穴(M10に対してφ12.4)だし、タワーバーのブラケットと重ねるとナットのかかりが浅くなる、それに本体の剛性が高そうなので、とりあえず突っ張り棒なしで様子を見てみることにします。

で、この製品、一応「NA車取付け不可」ってことになっています。
NAでもTTでもマスターシリンダ周りは普通同じなので、NAでも付くという情報はちらほらありました。
ただ、私のクルマはちょっと普通じゃない部分があって、実は
4WASレスオプション車
という素敵な仕様なのです。
(4WASというのは当時の日産流の呼び方で、普通に言えばABSですね。
昔は各メーカーいろんな呼び方があったように思います。)
ABSの有無によってマスター自体が異なり、配管の数もレイアウトも違いますので、どうなんだろ?と思っていました。

結論から言うとABS無しの場合、配管に干渉しますのでポン付け不可です。
とは言ってもちょっとだけなので、軽く削れば装着可です。棒ヤスリ一本でがんばりました。
せっかくの鮮やかなクスコ・ブルーが削れてしまいますが、もともとこの手の派手な色は好みに合わず、いずれ黒く塗装しようと思っていたので問題なしです。
配管がクリアできれば、問題なく取付けできます。

結構複雑な形をしています当たっているように見えますがギリギリよけてます

肝心なフィーリングは…かなり変わりますね。カチッとしていい感じ。
ステンメッシュのホース交換よりも違いが大きいと思います。これなら突っ張り棒は無くても良いかな?

エア抜き時などにマスターシリンダを観察していると結構動くのが見えるので、ストッパーは効果あるだろうと思っていましたが、やはり効果大で気に入りました。おすすめです。
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