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マスターシリンダOH

2008-06-02 | Z32の話-ブレーキ関係
マスターOH!って書くと、マスターに気さくに話かけてる人みたいです。
だいぶ前のことですが、マスターシリンダのオーバーホールのことを書いてアップしていなかった記事があったのでアップしてみます。

リザーバタンク内のブレーキフルードがやけに汚れるし、マスターシリンダからのフルード漏れも以前から気になっていたのでオーバーホールしました。
オークションで程度の良さそうな中古品が出ていたので今回は中古品を用意してOHすることにしました。先に部品を用意すると落ち着いて作業が出来て良いですね。
で、届いたマスター。
うーん、お前、写真写りいいほうだろ!ま、でも中古品はこんなもんです。キレイにするから平気です。とりあえずいらないものは外します。

 

この後ピストンを抜きますが、フルードがドバっと出るので新聞とか敷いたほうが良いです。
キャップの爪をドライバーで起こすと勢い良く…



どばっ!(注※セカンダリーピストン(奥のやつ)は振ったりしないと出てきません)



このときにピストンの向きとか順番とかは忘れずに確認しときます。間違っちゃうとブレーキが全く効かなくなっちゃうので慎重に!

シリンダー内には汚れとかが残っていますので清掃しつつ観察。全体的にはきれいなんですが、ペダルから見て右方向だけに強く当たったような跡があります。左側は無いです。

 

多少気になりますが触っても段とかは付いてないし、とりあえず組んでみることにしました。こういうのの判断はよくわからないというのが正直なところです。

さてさて、気を取り直して、用意したピストンキットです。

 

一応リザーバタンクの刺さるゴムも用意しました。

 

こんなゴムが一個300円もしてびっくりしました。

さあ、後は元通り組むだけです。順番を間違えないようにピストンを入れます。このとき「ラバーグリスを塗る」とよく雑誌とかに書いてあるのですが、日産の整備要領書を見るとブレーキフルードを塗って入れろと書いてありましたのでそれに従いました。要はシールが傷んだりめくれたりしなければOKだと思いますが…。ピストンを押してスプリングを縮めながらキャップをぱちんとしめたらOKです。
このときは手がべたべたなので写真は無し。

そんで洗っておいたリザーバタンクを付けたらOH完了!あとは車両のものと取り替えてエア抜きすれば完成です。エア抜きする前に、一度キャリパーのブリーダーから注射器を使ってフルードを圧送します。そうしとくとラインへエアが混入しにくくなります。その後、エア抜きします。今回はフルードが汚れていたのでキレイになるまで繰り返しました。エア抜きは毎度兄にペダル踏み役を頼んでいます。
ほぼ全量交換できたと思います。めでたしめでたし。

 

後から写真を見て気づきましたが、下に敷いている新聞がマークXジオの広告ですね…。

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