前々から良いなと思っていた。


DRM(DAYTONA REST&MOD) │ チタニウム フードロッド by Thunder Bolt
RZ34/Z34そしてZ33向けへ、チタン合金製フードロッドの製作を行いました。


海外サイトを見ていたら、ホンダ車向けチタン製フードロッドを目にしました。
よくある「チタン風」に着色したステンレス製などではなく、チタン製であることが僕の興味を掻き立てました。
これは、結構カッコが良いなとポストしていた海外業者へ問い合わせをしてみましたが、残念ながら日産車向けへの供給はないとのこと。
生産するとなると、果たしてどの程度の生産ロットになるものかと、チタン合金製ファスニングメーカーThunder Bolt社を経由し各サプライヤー等へ問い合わせを行ったところ、トータル500台程度の数量で生産できることがわかりましたので、思い切って取り組む事にしました。


テスト段階では、コストを少しでも抑えるべく純チタン(Gr.1/2)材を使用してみましたが、ボンネット重量の割にはロッドが細く長いため、折れないとわかっていながらでも僕でさえ不安になるほど「たわみ」が大きく、あえなく断念。
結局、チタン合金の中でも最もポピュラーかつ使用実績の多いGr.5材(64チタンチタン合金)を用いて再テストを行ったところ、とにかく驚くほど軽く(約200g)バーングラデーション(焼色)がカーボンファイバーとのマッチングが良く、コントラストの美しさに僕を興奮させてくれました。


また、ボンネットフードを直接支えるサポーターは、3Dプリンターで整形を行い純正と同じような樹脂で製作を行っています。
これで裏側とはいえ、フードに傷が生じることもありません。

出荷は9月下旬を目処に、現在生産を進めております。


センタリングは基本である。


WHITELINE(ホワイトライン)│リアメンバーマウントブッシュ- NISSAN フェアレディZ Z32
リアサスペンションメンバー(サブフレーム)と車体を繋ぐのは、たった4箇所の大きなボルトです。
その繋目に位置するのがリアメンバー・マウントブッシュであり、純正ブッシュはグリス注入型です。
比較的大きなブッシュには振動を吸収しやすい注入型が採用されることが多いのですが、反面肉薄かつ度かなさる疲労や経年劣化により破断するケースも多く、現在も生き延びているZ32の多くはダメージを負っています。


デイトナではサスペンションメンバーASSY交換を行わず、純正品よりも高い耐久性と運動性能を与えるWHITELINE製ポリウレタンブッシュへと変更を行っています。
サスペンションメンバーは1000mm x 1500mmほどのサイズかつスチール製ですので、ファクトリー2のエンジニアはいつも大変そうにしていますが、
それはそれで手慣れていますので重たいメンバーを1人でクルクルと回しながらブッシュの圧入作業を行っています。


グリス注入型から中実へと変更となったブッシュ。
プロペラシャフトから伝えられる大きな力や、タイヤを正確に動かすサスペンションリンクの抑制に至るまで、リア周りの軸であると言っても過言ではありません。
また、トータルアライメントを決定つけるリア周りの総合的かつ重要な役割を持っていますので、しっかりとした乗り味へと変わることは間違いありません。

選択肢が増えるということ。


WHITELINE │ デフマウント ブッシュ for モータースポーツ
僕が最初にデフマウントの異変に気がついたのは何時だったのだろう?
Blogの検索結果で見る限り、2013年6月にWhitelineデフマウントブッシュが初登場し、時を同じくWhiteline社へe-mailでのオーダーを行っていました。

実に11年間にも渡り売れ続けている商品というのは稀な存在で、もちろん今日までにおいて他社より類似品の販売も行われていますが、Z33/34デフマウントブッシュという括りにおいては、間違いなくWhitelineが日本で最も販売数が多いでしょう。
デイトナが取り扱いを開始してから、カラー変更が行われた以外では仕様変更を行わなかった同製品が、この度 大幅なリニューアルを行い"モータースポーツ バージョン”として追加設定することになりました。

相違点を見ていきましょう。


デフ後方ブッシュ
左:モータースポーツ
右:ストリート(従来品)
形状を一目見てわかるように、ストリート型は単なる純正リプレイスメントではなく、余計なバイブレーションをカットする目的もありましたのでバイクのタイアのように楕円形が採用されました。 ブッシュ(デフ)とクロスメンバーの接地面積は最低限になるようデザインされているのが特徴です。
対するモータースポーツではストレート構造を持ち、極限までブッシュを接地されるようにデザインが行われており、従来品とは真逆の発想です。


デフ前方ブッシュ
左:モータースポーツ
右:ストリート(従来品)
モータースポーツではシャフトのボンディングを行い、またシャフト自体の肉厚も大きくなっていることがわかります。
また、ポリウレタン自体の高度も85→90デューロへと変更を行い、よりハイパワーなエンジン出力と 高いグリップ性能を持つタイヤへ対応できるようチューニングが行われています。
その他、従来品では振動を抑制するために設けられていたパンチングも、モータースポーツでは廃止になっています。

よりリジット化に近い構造を持つモータースポーツ バージョンですが、それでもポリウレタンを採用していますので、タイヤで言うならスーパーハイグリップ ラジアルほどの位置づけであると考えるとイメージしやすいかと思います。
オーナーさんの用途に合わせ選択肢が増えたという事は、より自分好みのZを仕上げることが出来るということ。 それこそがチューニングの醍醐味でもあり、楽しみでもあるのです。

nismo LM-RS1がやってくる


nismo North America / LM-RS1
北米nismo主導のオリジナル ホイール"LM-RS1"が、まもなく日本へ上陸します。
2022年のSEMAショーにおいて、北米nismoがプロデュースを行った400Zへ装着していましたので画像等でご覧になられた方も多いかもしれません。
僕も当時よりスタイリッシュで良いデザインと思い注目していました。
日本国内での販売は行われないようですので、今回 顧客さんからもオーダーを頂戴したこともあり、急遽20セットほどの枠を確保しました。


サイズ展開は下記のとおりです。
19 X 9.5+12
19 X 9.5+22
19 X 9.5+30

19 x 10.5+12
19 x 10.5+22




また組み合わせる事のできるカラーは3色 すべてセミグロス仕上げです。
ブラック
アンスラサイト (ガンメタリック)
ブロンズ


サイズ展開からもわかるように、北米ニスモは完全にZ/スカイラインをターゲットとしており、車種専用設計であると言っても過言ではありません。
ベースにはA6061アルミニウム鍛造材を使用しており、各部をマシニング切削を行い美しい仕上がりになっています。
さらには北米nismo独自の厳しい検査をパスしており、米国国家規格でもあるANSI/ASME認証を始め、アルミホイールの保安基準を示すDOT-T認証も取得しています。


9月にはDAYTONAへRZ34 nismoがいよいよ納車されることが決定しました。
今度のデモカーにはLM-RS1を装着しますので、興味のある方は店頭やイベント時に是非ともDAYTONA RZ34nismoをご覧になられてください。







2024 夏季休暇のお知らせ

夏季休暇のお知らせ
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 誠に勝手ながら、下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。
なお、サイトでのご購入は休業期間中も通常どおり毎日ご利用いただけます。

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DAYTONA Racing E-COMMERCE【オンラインサイト】:
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※ 通常通り、オンラインでのお買い物は出来ますが、出荷、メールやLINEへの問い合わせに関する返信は8月19日以降となります。 ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
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