HRDworld

 

SV650ABS USBソケット ブラケット製作と取付

2023-11-09 | バイクの話

またまたものすごく久しぶりの投稿です…なんと3年ぶり!

私はというと最近(でもないんですが)、3Dプリントなる新しい趣味をはじめてどっぷり浸かっております。とはいえ、私の場合3Dプリントそのものが目的というわけではなくて、他の趣味のための部品製作というのが主な要素です。

今回はそんな3DプリントでSV650の部品を作ってみた話。

バイクでスマホナビの利用が定着してきて久しいですが、そうなると気になるのが電池で、かねてから充電用のUSBソケットが欲しいなあと思っていました。とはいえ、ハンドルバーに市販のブラケットを介してつけると後付け感満載になるので、なんとかすっきり取付できないものかと思って専用のブラケットを作ってみようと思い立ちました。

で、まず結果から。じゃーん。

どうでしょう?左右に汎用のアクセサリが取り付けられれるようになっていて、自分の場合は右にUSBソケット、左側は電圧・気温です。

もともとメーターとトップブリッジの間に妙な(?)隙間があったのですが、そこがちょうど埋まっていい感じかなと思います。取り付けはトップブリッジ裏面の、なぜか使用されていないM6のネジ穴2つを利用していますので、車体側は無加工です。

これ、どうやって作ったかというと、バイクのメーター周辺を3dスキャンして、3次元CADで例の隙間にピッタリはまるように設計、そして3Dプリンタで部品製作しました。こんなことが自宅で出来るようになるなんて…と思うとちょっと感慨深いですね。自分で3dプリントを始める前は、趣味用の3dプリンタじゃあ実用に耐えうる部品なんて作れるのかなあ?とちょっと懐疑的な部分もあったのですが、かなりしっかりしたものが作れます。こんな感じで3dプリントでクルマ・バイク関係の部品をちょこちょこ作っていますので、少しずつ紹介出来たらと思います。

 

さて、このアクセサリブラケットは、せっかくいい感じにできたので、3Dプリント用のファイルをこちらでシェアしています。興味のあるかたはどうぞ。

 

Suzuki SV650 3rd generation (2016-) USB socket/Voltmeter/accessory bracket

This is a USB socket/voltmeter/accessory bracket kit for SUZUKI SV650 3rd generation (2016-). I wanted to attach an USB charging socket for my SV650 but didn&...

Cults 3D

 

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SV650ABS ストライプ色変更

2020-07-25 | バイクの話
私のSV650の白タンクと青ホイールの組み合わせ、とても気に入っているのですが、タンク上のブルーのストライプがちょっと青すぎな気がして好みではありませんでした。かと言って、クリアの下のステッカーですので、簡単に剥がすこともできません。
で、ある日ふと、カッティングシートを上から貼って隠すくらいでも良いかも?と思いつき、とりあえずやってみました。


これが元の状態
そういえばハンドルとかミラーも純正から変わってます。このミラー位置はお試しでやってみたんですが、ちょっと見づらいですね…。

さて、出来上がりはこんな感じ。
素人仕事なので近くで見てはいけない仕様ですが、パッと見は結構いい感じに出来たのでは?と自画自賛してます^^

どうやってやったかと言うと…


こんな感じ。
3Mのナイフレステープを既存のストライプに沿って貼っておき、シート貼り付け後にカットするという方法です。



前側も同様に。

また、リヤにはPowerbronze(パワーブロンズ)というブランドのシートカウルをつけているので、こちらにも共通した雰囲気のストライプを入れてみました。


感覚で適当に…
 うん、なかなかそれっぽくできた?!
全体像はこんな感じです。
ちょっと落ち着いた感じになり気に入りました^^
お手軽イメチェン、おすすめです。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SV650ABS フレームのジャッキアップ

2020-06-13 | バイクの話
整備などでフレームを支えたい場合の話。
SV650にいわゆるバイク用ジャッキを使おうとすると、エキゾーストパイプが邪魔なので、けっこう高い受けが要ることになるとと思います。


↑こういうロングアダプタ付きの製品が有ればよかったのですが、ちょうどいいのが無かったので、ちょっと工夫してこんな風に使っています。




フレーム受け部分の代わりにM20x100のボルトと樹脂製のボルトカバーをV型にカットして装着。これで高さを稼ぐと共に、幅の狭い受けができます。キャップのV溝はフレームに合わせて適当に。




フレーム左側のこの辺り、サイドスタンドがあったりマフラーのブラケットがあったりと狭くて、ボルト頭の幅でもこの通り結構ギリギリなので、市販のアダプターだと加工要かもしれません。

見た目的にフレームを受けている箇所が小さいですが、それなりに安定してます^^

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SV650ABS SW Motech クラッシュバー

2020-06-06 | バイクの話

SVでジムカーナ的なことをして遊びたいなーと思っていて、転んで傷つける前に何かしらバンパー的なものをと、こちらを購入。SW Motechってあんまり聞いたことなかったですが、日本でも普通に売ってるみたいですね。




まずは出来上がりからですが、横から見た目はフレームと溶け込んでて良い感じかな?と思います。


キットの内容物はこんな感じ。

締結ポイントなど、意外と凝った形してます。
 
取り付けはエンジンを固定している貫通ロングボルト、左右からヘッドを固定しているボルト、更に左右を連結すると言うものです。既存のボルトを使うという制約のためか、クラッシュバー上側がけっこうな片持ちになるのがイマイチな気もしますが…?!
 
 
さて、前後スタンドに載せ、エンジンを下からジャッキで支えながら作業しました。
特にエンジンが下がってくる気配はなかったですが、念のためこうしておいたほうが良いかと思います。

 
部品の出来はかなりよく、左右連結するのにも苦労はなかったです。ただ、左右バンパーの連結部はM6ボルト・ナットx2での固定なのでちょっと頼りない気もしますが…もしかしたらここは強すぎないほうが良いのかも。
 


前から見るとこんな感じ。
幅方向にはそこそこ張り出しているので前から見ると目立ちますが、その分ある程度守ってくれそうな形状してるかなと思います^^
 
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SV650ABS ブレーキパッド/ブレーキホース交換

2020-05-23 | バイクの話

SVを買って割とはじめに手を付けたのがブレーキ。純正状態はなんとなく頼りないので、とりあえずよく効きそうなパッドを…ということでこちらで入手性の良いEBCのシンタードパッドに交換。

EBC “Double-H” sintered pad 
品番はF: FA229HH/FA231HH, R:FA496HHです。
 
これで結構効く印象にはなりましたが、その後柔らかいタッチを改善しようとブレーキホースも交換しました。
ブレーキホースの交換というと4輪2輪ともに何度となくやっている作業なんですが、ABS車ということで、ちょっと面倒です。
用意したパーツはSPIEGLERというメーカーのものですが、説明をみるとSV650用キットは6本構成となっています。ざっくりと車体を見て、前3本・後2本の5本が交換対象だと思っていたので、あと1本はどこ?となっていました。
 
ABSユニットから帰ってくるラインの接続部はこのあたり(サービスマニュアルより)
 
SV650の場合、フロントのマスターシリンダから、車両後部のABSユニットに行き、折り返してステアリングヘッドまで帰ってきてからキャリパに接続されます。このフレーム裏に隠れている配管部分(上図の赤丸あたり)にゴム配管があるため、これが6本目となっていたのでした。
そしてこの部分の交換作業は、タンク及びその下のエアクリーナボックスを外して行う必要があります。
 

現物だと接続部はこんな感じ
 
タンクを支えて作業中(エアクリーナボックスも取り外す必要があります)

タンクの支え棒が純正部品として出ているみたいですが、とりあえずエクステンションとソケットの組み合わせでもそれなりに安定していました。
 

接続部は4輪ではお馴染みのフレアパイプ


ラジエータ前の分岐点は純正に準じたレイアウト。
ココが一体になっている製品もあるようです…漏れトラブルなどのリスクを考えるとそっちのが良かったかも。


リヤはこんな感じ。
削り出しブロックが並ぶメカメカしい雰囲気ですが割と好きです(笑
 
さて交換後は月並みな感想ですがカチッとします。
でもなんとなく期待値よりはカチッとし切らない?ような気もしますが、ABS車だからなのかなあ…うーん。
でも純正状態よりはだいぶ頼もしい感じになりました。
 
そうそう、このSpieglerのホースで良いのが、バンジョーの向きを自由に回転させられるようになっていることです。
画像のようにプライヤなどでくわえておいて、適当な棒をバンジョーに差し込めば回せます。
これで取りまわしの自由度はかなり上がるのでとても気に入りました^^
 
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何度目かのHRDworld再始動

2020-05-18 | バイクの話

ずーっと放置していた当ブログですが、最近ふとまた再開しようかなあと考えています。

今も変わらずドイツにいるのですが、昨年ついにバイク(SV650A 2017年式)を購入、こちらでのバイクライフが始まりました^^
購入は2019年ですが、車両はマイナーチェンジ前の2017年式。4ポットキャリパのがついていないのはちょっと残念ですが、ちょっと安かったしブルーのホイールが気に入ったので良しとます。
 
やっと暖かくなったというのに今シーズンはお出かけもままなりませんが、ちょこちょこといじったりして遊んでいるので、その辺りの話を少しずつ書いてみようかなと思っています。
 

去年からの相棒 SV650A(納車日の初給油)
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新型390DUKEを借りて市街散策

2017-11-20 | バイクの話

市内のKTM・Husqvernaディーラーにて
ドイツでバイクに乗ってみたい!をかなえるため、夏頃レンタルバイクを借りてみたお話。

これに備えて、ヘルメットやジャケット等の装備は引っ越しに荷物に突っ込んで送っていたので、あとはバイクを選ぶのみ。慣れない道は、慣れた小回りの利くバイクが良いだろうってことで、モデルチェンジした390DUKEを選択。

まずはドイツでバイクに乗ることが目的だったので、特に予定もなく街中をうろうろしてみました。街中での走行は、もちろん右側通行なことや、交差点や車線の規制、信号の配置などわかりにくいところが多くて未だに結構戸惑います。

動画編集に不慣れで見苦しいですが、一応動画にまとめてみましたのでよかったら見てみてください。



この2017年式の390DUKE、外観がかなり変わったものの、基本スペックは先代に近いため、外装変更がメインなのかな?と思っていました。しかし実際はこのモデルから電子制御スロットルになっていたり、ブレーキが強化されていたり、ポジションもかなり改善されている印象を持ちました。
ブログでは紹介していませんが、私の乗っていた2015年式の390DUKEはポジションやフィーリング向上のためにハンドルバー、シート、ステップ、ブレーキパッド、スロットルなどを変更していました。その印象から新型に乗っても違和感なかったってことは…!

個人的には電子制御スロットルのバイクはどうも違和感があると思っていたのですが、途中までそのことに気づかないくらいの自然さでとても好印象でした。また、低速域のギクシャク感も、かなり改善されています。先代のスロットルはガタが大きくてフィーリングがお世辞にも良いとは言えなかったことを考えれば、グッと良くなっているポイントだと思います。


ドイツでレンタルバイクを借りるには

少し走って海まで
さて、ここからはドイツでレンタルバイクを借りるってことについても多少言及してみたいと思います。

日本語のサイトでも断片的な情報はあるのですが、大半は海外旅行ツアーとセットでツーリングがついてる、という類のもので、個人的に借りたよ、というような情報は少なかったです。また、フランクフルトやミュンヘンあたりだと、英語サイト完備で観光客相手に商売しているようなお店があるようなんですが、ハンブルクでは英語サイトがあるところがほとんどなく、Web上ですらうまく見つけられずに悶々としていました。その後ドイツ人の同僚「motorradvermietung(レンタルバイクの意)」などのワードを教えてもらって、やっと検索できました。

そんなこんなで調べたところ、ハンブルクあたりで手広くディーラーを展開している会社があって、BMW, Ducati, KTM, Husqvarna, SUZUKIなどをレンタルしていることがわかりました。また、別の会社のKawasakiのディーラーでもレンタルバイクを扱っているってことで、しっかりしてそうなディーラー系に限ってもそれなりに選択肢はありそうです。

価格的には、もちろん車種によりますがこのお店の場合1日24hで49€(125DUKE)~149€(1290SUPERDUKE)くらいなので、日本と同じか、ちょっと安いくらいかな?という感じかなと思います(参考1,参考2)。一応この価格は保険も入っているし、距離も300㎞までは含まれています。ただしこのお店の場合、借りる際にデポジットとして500€の現金が必要なのと、有事の際の免責額が2000€とかなり高いです。万が一転んだり事故したりの際には結構な実費負担が必要になりそうです。

借りるための必要なもの(書類)としては、
 (1)運転免許証(国際免許証、免許証の翻訳など。もちろん欧州の免許証がベスト)
 (2)身分証明書(パスポート)
 (3)住民登録証
が必要とのことでした。
免許証の翻訳というは、国際免許証の簡易版?のようなもので、領事館に申請すると「この人の日本の運転免許はこんな内容ですよ」という翻訳書類を発行してくれます。ただし、ちょっと知名度が低いのか、あるお店ではそれではダメと言われてしまいました。もし旅行先で運転したいと思ったら、ちゃんとした国際免許を取得して行った方が確実だと思います。
あとちょっと気になるのが(3)で、旅行者だとどうなるの?というのが謎です。旅行してバイク乗りたい!って人は結構いると思うので、また機会があれば聞いてみようと思います。

たぶん予約は電話とかメールでもできると思うのですが、自分はいろいろ不安だったので、直接お店に行ってこの辺りの話を聞いた後、その場で予約をしてもらいました。


オドメータにに注目!
で、予約OK、書類OK、お金OKとなれば、当日は結構すんなり借りれてしまいました。
予約内容の確認レンタル料(前払い)、デポジットの支払いを済ませたら、外観の確認操作系の簡単な説明を受けて、あとは行ってらっしゃい!って感じです。この辺りは、多分日本でも同じですよね。
返す際も、時間までにお店に行くと、外観と燃料量をチェック(満タン返し)したら、はいOK、みたいな感じです。もし規定の走行距離をオーバーすると追加料金が発生しますが、その分を差し引いたデポジット金を受け取って終了です。
あ、出かける前に担当してくれたスタッフに名刺をもらっておくと良いと思います。何かあって電話しなければならなくなったときに、担当してくれた人に取り次いでもらった方が事情が伝わりやすいはず。

自分はドイツ語は全くできず少し英語が話せる程度なのですが、案外すんなり借りられたなあというのが正直な印象です。最初ってことでいろいろと緊張しましたが、結構満足度は高いです。動画の中でもちょろっと触れましたが、この夏にはもう一度別のバイクを借りてツーリングに出かけました。その様子も、また動画と記事にしたいと思います。ではではまた!

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

390DUKE POWERPARTSフェンダレス+デイトナキャリア

2016-05-04 | バイクの話

PPフェンダレス+デイトナキャリア
まさかの連投。
今度はDUKEのキャリアの話。右の画像でアレ?と思う人にだけ、この記事が参考になるかもしれないニッチな話です。

このバイク、全くというほど積載性がありません。まあそういうバイクではないというのはわかっているのですが、ちょっくらツーリングでも、と思うともう少し積載性をアップさせたいところ。そこでデイトナからシンプルなキャリアが出ているので、それをつければ良いと思ってたんですが…

これ、PPのフェンダレスキット装着車には適合しません。
後方の支えになるステーの部分がウインカーに干渉してしまいます。まあ社外品同士が干渉するなんてのは仕方ないですが、パワーパーツ(純正OP)は付けている人も多いと思うので一言書いておいてほしかったです…!ちなみに、PPのシングルシートカウルとも共存できません(純正グラブバーと同様に取り付けるため、グラブバーの逃がしが無いシングルシートカウルは使えない)。これは画像から予想はしていましたが…。

でも、せっかく買ったキャリアが使えないのは悔しいので、なんとか取り付けます。

このへんが干渉もとのステーは直線的

当たるのはウインカーの根元付近。要するにここが当たらないようにステー自体を曲げてしまえば良いのです。幸い鉄パイプ製で溶接もしっかりしているので、ちょっとやそっとじゃ折れないと判断。バイスでくわえて、えいっ!と曲げるといい感じで曲線になって、割と簡単にウインカーを回避してくれました。


問題はこの穴の位置合わせ
で、ここからが問題。
当たり前ですが、いくらウインカーを回避しても、穴位置・取付け面の角度を元に状態に合わせないと取り付けできません。
ここからは車両に仮組みして、メガネレンチでペダルを直す要領(バイク乗りにだけ通じる方法?!)なんかを駆使しながら、なんとか元の位置付近にステーの先端を持ってきました(作業に夢中で画像無し)。最後は穴径をちょっと拡大したりモンキレンチで角度を微調整したりして取り付け可能なレベルになりました。

高さ方向のスペーサはもともと樹脂の純正フェンダーに合わせて段付きでL=20mmものが付属しますが、PPのフェンダレスの場合は段付きスペーサは合いません。今回は現物を測定してL=30mmの汎用スペーサを使いました。これに合わせてボルトも首下50mmのものに変更。メガネレンチ方式でいろいろ格闘して、新品なのに結構傷が入っちゃったんですが、使えないよりはずっとマシなので良しとします。

そんなこんなで、もし「キャリア買ったはものの干渉してつけられない!」とか「あのキャリアはPPと共存できるの?」って方がいたら、参考になさってください。

デイトナさんには、気が向いたらメールでもしておこうかな^^
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

390DUKE バックプレッシャーバルブ(BPV)装着

2016-05-03 | バイクの話

KTM純正 BPV
またまたご無沙汰ですが、390DUKEのほうも乗っています。ちょこちょこといじったりもしているのでいろいろと書きたいのですが…まずはコレの話題。KTMといえば!のバックプレッシャーバルブ(BPV)です。

これ、クランクケースからエアクリーナボックスにつながる配管にチェックバルブ(ワンウェイバルブ)を設置することでいろいろ良いことがあるよ!という部品です。市場にはいろいろと高価で見た目も派手な製品もたくさんあるのですが、KTMには安価な純正部品が存在するので使ってみようと思い立ちました。まあ、部品はなんてことない普通のチェックバルブ(ボール+スプリングのタイプ)ですが、ホースバンドもついて4000円弱と安価なため流用部品としても有名なようです。社外品だと桁が一つちがうものも多いですよね(そっちの主流?のT-REVなどはリード弁タイプのようです)。

さて、BPVの効果としてよく言われるのが、エンジンブレーキの軽減です。390DUKEもそれなりに排気量のあるシングルということで、エンジンブレーキは強いです…ジムカーナの練習会なんかにちょろっと参加してるのですが、ライダーが下手っぴなのも相まって、どうもギクシャクしがちですので、それが少し軽減されれば良いなあと思って取付けました。

結果的にはエンジンブレーキは確かに軽減して、乗りやすくなったのが実感できました。
KTMの純正品は、本来もっと大きな排気量EG用の部品?のようで、390では効果はあまり体感できない的な記述も見かけましたが…まあ感じ方は人それぞれということで、自分としてはよかったです。

付けるのはこのホース長さを合わせてカット

取り付けについてですが、これはもうクランクケースからエアクリーナボックスに伸びるホースに割り込ませるだけ。注意点は向きくらいです。一応取説が付属するのですが、そのくらいしか書いてありません。。
ただ、付属のホースバンドはカシメタイプで、4輪車のドライブシャフトブーツでよく見かけるアレです。私はたまたま4輪の整備用として持っていたものがあったので使えました。monotaroの安価な工具ですが、ちゃんと使えています。


専用工具でカシメ装着状態

と、こんな感じで手軽にフィーリングアップできたので、なかなか良いのではないでしょうか。

ところで390DUKEの場合、ヘッドカバーからももう1本エアクリーナボックスに伸びているホースがあります。ちょっと内部の構造がわからないので何とも言えませんが、一般的な構造ならクランクケースと連通していると思われます。つまり、BPVを1個つけた上記の仕様は「何となく正圧を小さくする」程度の仕様になっていると思われます。
T-REVのサイトにあるようにクランクケースの内部を負圧にすればするほど良いのなら、こちらのホースにもBPVが必要になりそうですね。ひとまずこの状態で様子を見てみようと思いますが、このあたり詳しい方いたら教えていただきたいです。
個人的には(程度によると思いますが)常時負圧状態にしていいの?という疑問もあるのですが…どうなんでしょうか。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バイクトレーラー

2015-07-27 | バイクの話

バイクトレーラー
一昨年買ったNSF100、今年もたまに遊んでいます。たまになのでなかなか上達しませんが…
さて、いかにミニバイクと言えど、ナンバー無しのバイクを持つときにネックになるのが「運ぶ手段」。きょうはそんなトランポの話。もう画像を見たまんまですが、私が選んだのはトレーラーです。車種は価格重視でシーマリン社のBK-34という軽自動車登録のタイプです。

バイクを運ぶクルマ、というと一般的にはハイエースやキャラバン、あるいはアトレーなどの軽も含めたワンボックスバンが主流ですよね。積載量も多いし、全天候型だし、最適だと思います。ミニバイクだと車体が小さいのでミニバンを兼用している方も結構見かけます。あと、身近な人が持っている場合には軽トラもアリですね。私も最初は軽トラを借りていました。
一方のトレーラーはというとたぶんかなり少数派かと思いますが、それでもなんでトレーラー?というところを少し紹介してみたいと思います。

まずはトレーラーのメリットを挙げてみます。
【メリット】
 1.使わないときには置いておける 
外せばいつもの自分のクルマなので身軽に走れます
 2.初期費用が安い 
クルマの買い替えや増車などに比べればかなり。また、故障の心配が少ないのも○です
 3.荷物と室内が完全に別 
車内にバイクを入れないので汚れない、におわない
 4.バンなどにくらべ乗り心地良好 
けん引車によるけど…
 5.なんだかカッコいい(?) 
これは好みの問題ですが…私は好きです。

ざっとこんな感じでしょうか。
私としては、やはり1と2が大きいです。ワンボックスバンって買うとなると結構高いし、それ普段乗りのクルマになってしまうのも少々さみしい。かと言って増車するほどの余裕もありません。安い軽バンを探したとしても故障のリスクやメンテナンス費用がつきまとうし…その点、私が買った格安タイプの軽トレーラーならけん引免許も要りませんし、初期費用(本体+ヒッチメンバー+諸々)は20万円くらいでもいけちゃいます。簡素な構造なのでそうそう壊れないだろうからメンテ費用もそれほど心配ないし、何より「必要なときだけ使う」スタイルが実現します。

対してデメリットはというと、
【デメリット】
 1.保管場所が必要 
軽自動車1台分のスペース要です
 2.全長が長くなる、運転が難しくなる 
バックが特に難しい、立ち寄れる場所が限られる
 3.維持費がかかる 
いちおう「軽自動車」なので、税金などがかかります。2年に一度車検もあります。
 4.屋根がない 
来週まで積みっぱなし!とか出来ません。雨降ったら濡れます。
 5.高速料金が高くなる 
普通車でけん引の場合は中型車になります


ガソリンスタンドにて
といったことが挙げられると思います。
やっぱり最大のネックは1、2でしょうかね。
入れるコンビニも限られますし、駐車スペースも2台分使ってしまうので肩身が狭い思いをすることがあります。
また、一応軽自動車ですので維持費(自動車税、自賠責、重量税)がかかります(年間で1万円程度)。

私自身、トランポについて具体的にいろいろ考えるまではトレーラーってあまり身近な存在とは思っていませんでしたが、実際使ってみて、置き場所さえ確保できればけっこういい選択なのでは?と思っています。メリット・デメリットの感じ方は人それぞれだと思いますが、トランポ選びに悩んでいる方がいらっしゃいましたら候補に入れてみるってのも良いんじゃないでしょうか。

そうそう、ボロボロだったNSFのカウルは自家補修&塗装で直しました。これがまた結構しんどい作業で、夢中すぎてほとんど画像もないので記事にできませんが、おかげでFRP補修スキルが多少上がった気がします。でもそのスキルを発揮する機会があまり無いよう、気をつけて走りたいと思います^^
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【PR】