ユーラシアの風~2010年・自転車による単独ユーラシア大陸横断記

2010年・自転車による単独ユーラシア大陸横断記

アースマラソンとユーラシアの“風邪”

2010年08月10日 | 中国(4)烏市→喀什
トルファン盆地からトクスン、エンギ経由で走ってきました。



そして3日前、南部新疆の玄関口、コルラに着きました。
ウルムチでひいた風邪がなかなか治らず、滞在が延びています。


さて、今日はひとつ残念なお知らせがあります。

間寛平さんのアースマラソンとルートがズレてしまいました。
よって今後彼と出会うことはありません。

だからなんだって話なんだけど、旅立ち前、結構いろんな人に
会えるんちゃう?とか、2秒くらいテレビ出れるやろとか言われてたので、
残念ですが報告しておきます。


実際、会おうと思ったら会えたとは思います。
このでかい地球上で、半径1000km以内には近づいていました。

正直、色々思ってしまいます。
彼と会ったら、かなりのインパクトだろうなとか、
彼がツィッターで私のことをつぶやいたら、ブログランキングも
ガツンと上がっちゃうんだろうなとか、
そういうスケベ心がつい働きます。人間だもの。

でも、別に私は寛平さんに感化されたわけでもないし、
彼が旅に出なくとも私は旅に出ていたし、
だからわざわざ彼に会いに行くために当初の計画ルートを曲げるのはどうか。
大体、会ったとき何をどうコメントするよ?
仲間ですねーなんて言うのはおこがましいくらい彼の旅のスケールはでかく、
かといってこっちは一人っきりでガイド無し、通訳無し、伴走無し、資金僅少って
ところに若干のプライドがないでもない。
だから意図して何かの力を借りて目立つのはどうも違う気がするし、
大体そんな気持ちが少しでも芽生えてしまった以上、会いに行くのは失礼ですよね。


でも、ちょっと会いたかったなぁ…。
ウルムチで一緒だった旅夫婦がカザフスタンで彼と会ってますので、
その模様をご覧ください↓
地球に遊びに行ってきます

よかったら、寛平さんと二人の旅も応援してください。



○風庫に向かったばっかりに越えることになった峠。
 標高差1600m。50kmの坂。下りなら1時間強。
 登るのは一日仕事です。箱根なんて可愛いもんだ。




○岩と砂の乾いた回廊が続く。ここを走って登ったら全員山の神だ。
 高度の変化とともに気温の変化もすさまじい。
 おかげで今回の風邪にはとても手こずっています…。


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