今日、また新しく咲きました。今年の暑さにもよく耐えてくれました。
もし、皆さんが、亡くなったときに残された家族は、「どうか、成仏してください、迷わないでください」との思いがあると思います。そこには、残された者へ祟りや、不幸をもたらさない下さい。との思いが、みえかくれします。皆さんが、亡くなった後、残された者に祟りをもたらすでしょうか?不幸にさせるでしょうか。また、残された家族が、亡き方の祟りを心配されたら悲しいのではないでしょうか。自分の人生がうまくいかない時、体調崩している時、どなたかに「あなたが不幸なのは、先祖のせいですよ」と言われたときに、「そんな事は絶対にない」と皆さんは言えますか?誰かのせいにしたくなるのが、人間であります。1番先祖のせいにするのが、都合が良い、なぜなら、目に見えませんし、誰
も証明できないからであります。しかし、そんなことは、絶対にないのです。皆さんの人生が、うまくいかないときは、誰のせいでもなく、自分のせいであります。自分の種まきが、今、結果をもたらしているのであります。仏教で自業自得、因果応報であります。それが納得できないから、誰かのせいにし、愚痴をいうのであります。すべての原因は、因果の道理を信じないからであります。もし、自分が今、何か人生がうまくいかなくなった時は、他人のせいにせず、自分のまいた種だと受け取っていくのが仏教であります。そうしたら、誰も恨む事はありません。先祖の霊が祟っているなどと言う言葉に惑わされることもないのであります。そういう時はあせらず、今から良い行いに努め、良い種まきをしていけば良いのであります。そうすれば、いずれ人生は良き方向に導かれるのであります。