みなさま、こんばんわ。2月も明日で終わりですね。
今朝から、我が家の外壁塗装工事の為の足場が組まれはじめました。
一日、かかるのかと思ったら、あっという間に組みあがりびっくりでした。
明日から、本格的に工事の予定のようです。法徳寺は、北側大駐車場と境内の間に、
道路が走っているので、道行くご近所の方が、今度は、何の工事がはじまるんだ?と
興味津々のご様子でした。私が、住職になって、10年が立ちますが、その間、ずっと、
境内を施設の何かしらの工事をしていたような気がします。お寺の貯金も少なくなってしまいました(泣)
しかし、昨年は、何もなく、約一年ぶりの工事です。
これから、晴れが続けば、お彼岸前には、足場がとれる予定です。
しかし、他のお寺さんに聞くと、1月、2月は、ほんと、忙しくて大変でしたとおっしゃるのですが、
法徳寺は、特に忙しくもなく、暇でもなく、ちょうどよく、過ごさせて頂きました。
そういえば、昔、1月だけで、26件の葬儀を勤めたことがありましたが、あの時は、本当に、大変でした。
もう、そういう時代は、法徳寺には、こないでしょうが、よく、勤められたものだと今でも不思議です。
今朝、本堂に、冬場は寒さを避けるため置いてある、君子蘭が咲き始めていました。
お彼岸頃には、満開になります。もうすぐ、外に出しても寒さは大丈夫そうです。
妻は、午後から、用事があるというので、私は、昼から、一人、近場の宮ケ瀬湖周辺の山に行きました。
もう、アセビが咲いてました。山にも少しずつ春が訪れていました。
法話で、阿部信幾先生が、阿弥陀如来様のはたらきは、私たちには見えません。
「春が来た」とどうして分かるのか、それは、花が咲くからです、春は、見えないけど、花をさかせるはたらきが春にはあるのです。
花が、私たちに春を伝えている。阿弥陀様のおはたらきも目には見えません。本当は、見えているのだけれども、
今は、私たちの煩悩によって、さえぎられている。しかし、臨終の時、煩悩が消滅する瞬間、阿弥陀如来様が見える、
仏様と対面する。今は、目に見えなくとも、声となってはたらいている、私の口に、南無阿弥陀仏と出て下さる。
それが、阿弥陀如来様が、今、私の元にはたらいている証拠です。