浄土真宗本願寺派 法徳寺ブログ

神奈川県厚木市にある浄土真宗本願寺派(西)のお寺です。
永代供養墓10万より受付中です。

霊柩車を久しぶりにみました

2023-02-13 10:34:48 | 日記

先日、神奈川県唯一の村、清川村 村営 宮ケ瀬霊園で、ご法事がございました。

行く途中、尾崎の交差点の手前に、霊柩車が駐車されていました。たぶん、廃車になった車だと思います。

金色のやぐらのような、霊柩車を久しぶりに見ました。

昔、外国人が日本の霊柩車を見て、「なんて、金持ちのオーナーが乗っているんだ」と思ったとか。

もう、走っている姿は、みることはなくなりました。

私が、子供の頃、霊柩車を見ると、親指を隠しました。

親指を隠さないと親の死に目に会えないと、言われていたからです。

みんな、そうしていたように思います。

霊柩車は、子供にとって、怖い存在でした。

それが、原因なのか、今の霊柩車は、シンプルな黒のワゴンに変わり、子供も親指を隠すこともなくなったと思います。

先日、火葬場に行きましたら、マイクロバスを改造した霊柩車を見て、ビックリしました。

霊柩車と送迎のマイクロバスが、合体されていました。

私が、副住職として法徳寺で勤めだした頃は、まだ、金色の霊柩車が主流でした。

ある時、葬儀会場から、火葬場に向かう途中、海老名市の国分寺台周辺を走っている時、

信号待ちをしている霊柩車の隣を通る、下校途中の小学生は、親指を隠すしぐさをしていました。

今もそうなんだなと思いながら、私は、その光景を見ていました。しかし、その中の一人の小学生は、

霊柩車に向かって、合掌していたのです。あの姿は、忘れられません。

おじいちゃん、おばあちゃんに教わったのかどうかわかりませんが、私は、とても、有難い気持ちになりました。

「霊柩車に載られている方は、仏様に成られたのだよ、霊柩車を見たら、合掌してあげてね」と教えて下さったのだと思います。

今の火葬場は、ホテルのような造りです。煙突もありません。なるべく、死を連想させない配慮なのだと思いますが、

昔ながらの火葬場は、独特な雰囲気、臭いがありました。子供でも、騒いでいるものはいませんでした。

はしゃぐどころではなく、怖かったのです。早く帰りたいという思いでした。

昔、インドに旅した私は、有名な火葬の街 ベナレスを訪れました。

この街は、死を待つ街と言われています。

街全体が火葬場なのです。ホテルは、死を待つ方のためにあります。火葬されたお骨は、ガンジス川に捨てられます。

それが、ヒンズウ教徒にとって最高の死に方です。

あの街を、訪れると、死を意識しないわけにはいきません。

浄土真宗の教えは、臨終待つことなし 今、「死」が解決される教えです。

「死」の解決は、即、「生」の解決です。それは、生と死は、別々に存在するわけではないからです。

「死」を遠ざける生き方ではなく、受け入れる生き方が出来るのです。

それは、阿弥陀如来様の救いに出会う以外に、方法がありません。

今既に、阿弥陀如来は、私の元に至り届いて下さっています。

その証拠は、私の口から、南無阿弥陀仏と出て下さるからです。

南無阿弥陀仏は、阿弥陀如来様そのものです。


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法徳寺の最寄りの駅?

2023-02-13 09:53:00 | 日記
法徳寺へのアクセス方法
公共機関を利用する場合、小田急線本厚木駅が便利です。バスも南口を出た目の前から神奈中バスの平塚駅行きが
昼間でも15分に一本位出てます。タクシーでも、1000円以内です。
しかし、もう一つの行き方があります。相模川の対岸を通るJR相模線の社家駅です。小田急線と比べると、本数は激減しますが、
自転車だと10分程度です。歩くと、計ったことはありませんが、本厚木駅より絶対近いです。しかも橋が気持ち良いのです。



社家駅の出口を出たら、左手に歩き、踏切を渡ります。左手にコンビニ ローソンがあります。
まっすぐ歩くと、相模川の堤防道路に出ます。この堤防道路は、歩行者 自転車専用です。

ローソンを過ぎると、少し、道が狭くなりますが、ほとんど、車は通りません。

堤防道路に出ました。昨日は、ちょうど、夕日が綺麗でした。



堤防道路に出たら左手に進むと、相模大堰が見えます。この人道橋を渡ります。

橋の下を見ると、この時期、渡り鳥がたくさく見えます。

向こうに見えるのは、東名高速です。

この人道橋は、自転車と歩行者のみなので、安全です。目の前には、大山が綺麗に見えます。
人道橋を渡り終えたら、厚木市側の堤防道路にぶつかり、相川小学校に出ます。

堤防道路を、左手に進み、相川小学校の校庭が終わりましたら、すぐに、右におります。
100m位進み、また、右に相川小学校方面に戻ります。すべて、歩道がありますので、安全です。
ちょうど、相川小学校の正面玄関に着いたら、細い路地を左に曲がりますと、目の前に
法徳寺三門前に出ます。今度、写真を追加します。
 
私は、東京方面に行く場合、JR社家駅まで、自転車で行き、相模線に乗り、茅ヶ崎駅から東海道線で行くことが多いです。
法話会など、相模川の対岸からいらっしゃる方は、このルートもお試しください。
ただ、時々、人道橋が、工事や大堰のメンテナンスなどで、昼間通れないことがあるので、
その際は、ごめんなさい。
お参りのついでに、相模川の堤防道路と相模人道橋を、ウォーキングするのも良いと思います。
気持ちも、リフレッシュできると思います。


 

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