師走に入りましたね。北海道では雪の便りが聞こえてきました。我が家の花も、ちょっとクリスマスチックに。あれ?違うかな?
11月の終わり頃、娘からの電話。いつもと違って少し元気がない。
「あのね、アビちゃんから電話があって。病院に連れて行って欲しいって言われたの。その時なんか私、イラッとしちゃってね。ちょっと前に私、風邪を引いたじゃない?あの時だって、頭が痛くて辛かったけど、我慢して仕事に行ったでしょ?なのにそれって仕事を休めってこと?って、心の中でそう思ってしまったのね。
アビちゃんは元々貧血で、今回も吐き気がして仕事を休んで病院に行ったらしいの。でも日本語で貧血だってことを伝えることが出来なくて、貧血のお薬を貰えなかったみたい。
『私ね、〇〇(娘)が頑張ってるのをずっと見てきたから、お祈りの時に、〇〇とサンバくんが元気で幸せでいられますように・・・って毎日祈ってるよ』って、いつも言ってくれるアビちゃんにだよ。
なんかもう、イラっとした私って、なんて自分本位な人間だろうって、自己嫌悪で一杯になっちゃって。」と涙ぐむ娘。
「そうか、でも結局連れて行ってあげることにしたのね?
あのね、ままがお婆ちゃんと一緒に住んでた時のこと覚えてる?
お婆ちゃんは何かというとすぐに病院に行きたがったでしょ?
それを言われるたびに、ままは不機嫌全開でさ
「えーーー?また病院に連れて行けって言ってんの?どうせ行ったって、またどこも悪くないんでしょ?」って言ってたこと。」
母は心配症というか、ちょっと何かあると直ぐに病院に行きたがりました。きっとね、安心したいんだと思うんですよね、私と違って気が弱いから。しかも殆ど社会経験がないので、仕事を休んだり、遅刻・早退することが、どんなに大変なことか全く分かっていない。口では「悪いねぇ」って言ってたけども。
でもね、80歳を過ぎた母と同居すると決めたのは自分でした。そういうことも想定して、そんな覚悟はあって当たり前だったはずなのに、私は想像力も覚悟もない、全くダメな娘でした。
「思うのよ。人には生まれつきの性質ってものがある。人が困っていると聞いて、反射的にまず相手のことを考えてあげられる人と、そうじゃない人がいる。
もこちんやおかっぱさんみたいな人は前者で、ままや〇〇みたいな人は後者だと思うのね。
(世の中、後者の方が圧倒的に多いとは思うけど。)笑
生まれつきの性質だから、それはある意味仕方の無いことだと思う。ただね、大切なのは、自分がそういう人間であるということを自覚すること。そしてどう振る舞うことが正しいと思うか、それをキチンと考えること。
今回のアビちゃんの件では、最初イラッとしたかもしれないけど、ちゃんと自分で思い直すことが出来たでしょ?それはとてもいいことだとままは思うのよ。それを繰り返していけば、いつかなりたい自分になれるかもしれない。
今回は、考えるいい機会を与えて貰ったんだと思えばいい。ままもこれからも頑張るから、一緒にがんばろう!
少し元気になった娘との電話を切って思いました。
あぁ~、あかんDNA、娘に行っちゃったんか~。
11月の終わり頃、娘からの電話。いつもと違って少し元気がない。
「あのね、アビちゃんから電話があって。病院に連れて行って欲しいって言われたの。その時なんか私、イラッとしちゃってね。ちょっと前に私、風邪を引いたじゃない?あの時だって、頭が痛くて辛かったけど、我慢して仕事に行ったでしょ?なのにそれって仕事を休めってこと?って、心の中でそう思ってしまったのね。
アビちゃんは元々貧血で、今回も吐き気がして仕事を休んで病院に行ったらしいの。でも日本語で貧血だってことを伝えることが出来なくて、貧血のお薬を貰えなかったみたい。
『私ね、〇〇(娘)が頑張ってるのをずっと見てきたから、お祈りの時に、〇〇とサンバくんが元気で幸せでいられますように・・・って毎日祈ってるよ』って、いつも言ってくれるアビちゃんにだよ。
なんかもう、イラっとした私って、なんて自分本位な人間だろうって、自己嫌悪で一杯になっちゃって。」と涙ぐむ娘。
「そうか、でも結局連れて行ってあげることにしたのね?
あのね、ままがお婆ちゃんと一緒に住んでた時のこと覚えてる?
お婆ちゃんは何かというとすぐに病院に行きたがったでしょ?
それを言われるたびに、ままは不機嫌全開でさ
「えーーー?また病院に連れて行けって言ってんの?どうせ行ったって、またどこも悪くないんでしょ?」って言ってたこと。」
母は心配症というか、ちょっと何かあると直ぐに病院に行きたがりました。きっとね、安心したいんだと思うんですよね、私と違って気が弱いから。しかも殆ど社会経験がないので、仕事を休んだり、遅刻・早退することが、どんなに大変なことか全く分かっていない。口では「悪いねぇ」って言ってたけども。
でもね、80歳を過ぎた母と同居すると決めたのは自分でした。そういうことも想定して、そんな覚悟はあって当たり前だったはずなのに、私は想像力も覚悟もない、全くダメな娘でした。
「思うのよ。人には生まれつきの性質ってものがある。人が困っていると聞いて、反射的にまず相手のことを考えてあげられる人と、そうじゃない人がいる。
もこちんやおかっぱさんみたいな人は前者で、ままや〇〇みたいな人は後者だと思うのね。
(世の中、後者の方が圧倒的に多いとは思うけど。)笑
生まれつきの性質だから、それはある意味仕方の無いことだと思う。ただね、大切なのは、自分がそういう人間であるということを自覚すること。そしてどう振る舞うことが正しいと思うか、それをキチンと考えること。
今回のアビちゃんの件では、最初イラッとしたかもしれないけど、ちゃんと自分で思い直すことが出来たでしょ?それはとてもいいことだとままは思うのよ。それを繰り返していけば、いつかなりたい自分になれるかもしれない。
今回は、考えるいい機会を与えて貰ったんだと思えばいい。ままもこれからも頑張るから、一緒にがんばろう!
少し元気になった娘との電話を切って思いました。
あぁ~、あかんDNA、娘に行っちゃったんか~。
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