ポンちゃんを皆さんに見て頂きたーーーい!という思いで始めました当ブログ。確かにね、最初はポンちゃんオンリーのブログにしようと思っておりました。ま、未だにねこブログだと言い張ってはおりますが、その内容は種々雑多。
そんなブログでもまぁえぇわい、と温かい気持ちでご覧くださっている皆さま、本当にありがとうございます
それでは、調子に乗って本日初の試み「昔ばなし」
これがシリーズ化するかどうかは、私の記憶域、海馬に頼るほかありません。それは怪しい。甚だ怪しい
ほぼほぼ文章だけの記事になりますが、宜しかったら最後まで、お付き合いくださいませ
最初の結婚で京都に住んでいた頃のことです。夫の不貞でかなり夫婦関係が危ぶまれていたそんなある日。娘は小学1年生で、息子は幼稚園に通っておりました。

娘は集団登校でしたが、息子は幼稚園まで車で送り迎えをします。免許取りたての私が。あれ?既に嫌な予感がしてきちゃった?
昔から朝、弱いんです私。
あの日もきっと、寝坊しちゃったんだろうなー。
「早くしなさーーーい。幼稚園遅れるよーーー!」と息子を急き立てて車に向かいました。
とにかく早く早くと、助手席に息子を乗せて駐車場を出ました。出てすぐに左折し、数メートル先の中央分離帯の切れ目をUターン。

急いでいたので、結構なスピードを出しちゃったんですねー。十数メートル走ってふと左を見たら、ドアがブラーンブラーン。
え?ドアがブラーンブラーンって?
・・・・・・・・・・・・・・
む、むむむむ、息子が居ない。
え?何?〇〇、どこ・・・いった・・・の?
ギャーーーーー
生まれて初めてでしたよ、全身が総毛立ったの。
そこは結構な交通量のある4車線道路。
多い時は、後続車がバンバン走って来る道路。
急ブレーキをかけて止まりましたが、ハンドルを握ったまま、目を瞑ってしまいました。後ろを振り返るのが、あんなに怖かったことは無かった。落ちて大怪我?車に轢かれちゃった?死んじゃった?私が殺しちゃった?どうしようどうしようどうしよう。どうすればいい?・・・。取り返しがつかないでしょ?これ。
色んな思いが目まぐるしく頭の中を駆け巡りましたが、あれはきっと、数秒だったのでしょうね。私にとっては、恐怖に慄いた、長い長い時間のように感じられましたけど~
恐る恐る振り返りました。するとそこには、ぶるんぶるん腕を振り回しながらこちらに向かって走って来る息子の姿が。
「もう、ままは~!〇〇くんおいて、しゃきに行かないでよぉ!」
車から飛び降りて、走って来る息子を思いっ切り抱き締めました。「ごめん、ごめん、ごめん、ごめんー。ままが悪かった、ホントにごめん、ごめんねー」道路に座り込んで号泣です。
あーーー、生きていてくれた。
あたし、もうちょっとで人殺しになるところだった。
自分でも何が一番良かったのか、何に一番ホッとしたのか、分からなくなる程に混乱しましたね。
喜ぶべきは、無事だった息子の命に尽きると思うのですが、その時あたし、確かに自分が罪人にならなかったことに安堵した。しましたしました、確かにしたのー。この時ですね、あたし、母親になる資格のない人間よねーと自覚したのは。
思い出すだにお恥ずかしいのですが、その時私、息子に何て言ったと思います?
「このこと、絶対パパに言っちゃダメだよ。約束だよ。」
って、言った~~~
程無くして第一夫に「ねぇお前さぁ、〇〇のこと、車から落としたんだって?あいつさぁ、これはほんとはパパに絶対内緒のことなんだけど教えてあげるね・・・って言ってたよ」
息子よ、お前を命の危険に晒した上、わが身の保身に走り、口止めまでしてしまった愚かな母を、許してはくれまいか。
あの時のこと、心から懺悔いたします
そんなブログでもまぁえぇわい、と温かい気持ちでご覧くださっている皆さま、本当にありがとうございます

それでは、調子に乗って本日初の試み「昔ばなし」
これがシリーズ化するかどうかは、私の記憶域、海馬に頼るほかありません。それは怪しい。甚だ怪しい

ほぼほぼ文章だけの記事になりますが、宜しかったら最後まで、お付き合いくださいませ

最初の結婚で京都に住んでいた頃のことです。夫の不貞でかなり夫婦関係が危ぶまれていたそんなある日。娘は小学1年生で、息子は幼稚園に通っておりました。
桂離宮、このすぐ近くに住んでいました(画像お借りしました)

娘は集団登校でしたが、息子は幼稚園まで車で送り迎えをします。免許取りたての私が。あれ?既に嫌な予感がしてきちゃった?
昔から朝、弱いんです私。
あの日もきっと、寝坊しちゃったんだろうなー。
「早くしなさーーーい。幼稚園遅れるよーーー!」と息子を急き立てて車に向かいました。
とにかく早く早くと、助手席に息子を乗せて駐車場を出ました。出てすぐに左折し、数メートル先の中央分離帯の切れ目をUターン。

急いでいたので、結構なスピードを出しちゃったんですねー。十数メートル走ってふと左を見たら、ドアがブラーンブラーン。
え?ドアがブラーンブラーンって?
・・・・・・・・・・・・・・
む、むむむむ、息子が居ない。
え?何?〇〇、どこ・・・いった・・・の?
ギャーーーーー

生まれて初めてでしたよ、全身が総毛立ったの。
そこは結構な交通量のある4車線道路。
多い時は、後続車がバンバン走って来る道路。
急ブレーキをかけて止まりましたが、ハンドルを握ったまま、目を瞑ってしまいました。後ろを振り返るのが、あんなに怖かったことは無かった。落ちて大怪我?車に轢かれちゃった?死んじゃった?私が殺しちゃった?どうしようどうしようどうしよう。どうすればいい?・・・。取り返しがつかないでしょ?これ。
色んな思いが目まぐるしく頭の中を駆け巡りましたが、あれはきっと、数秒だったのでしょうね。私にとっては、恐怖に慄いた、長い長い時間のように感じられましたけど~

恐る恐る振り返りました。するとそこには、ぶるんぶるん腕を振り回しながらこちらに向かって走って来る息子の姿が。
「もう、ままは~!〇〇くんおいて、しゃきに行かないでよぉ!」
うん、ちみは先に行かれたことより、ふり落とされたことに怒るのが正しいよ、きっと
車から飛び降りて、走って来る息子を思いっ切り抱き締めました。「ごめん、ごめん、ごめん、ごめんー。ままが悪かった、ホントにごめん、ごめんねー」道路に座り込んで号泣です。
あーーー、生きていてくれた。
あたし、もうちょっとで人殺しになるところだった。
自分でも何が一番良かったのか、何に一番ホッとしたのか、分からなくなる程に混乱しましたね。
喜ぶべきは、無事だった息子の命に尽きると思うのですが、その時あたし、確かに自分が罪人にならなかったことに安堵した。しましたしました、確かにしたのー。この時ですね、あたし、母親になる資格のない人間よねーと自覚したのは。
思い出すだにお恥ずかしいのですが、その時私、息子に何て言ったと思います?
「このこと、絶対パパに言っちゃダメだよ。約束だよ。」
って、言った~~~

程無くして第一夫に「ねぇお前さぁ、〇〇のこと、車から落としたんだって?あいつさぁ、これはほんとはパパに絶対内緒のことなんだけど教えてあげるね・・・って言ってたよ」

息子よ、お前を命の危険に晒した上、わが身の保身に走り、口止めまでしてしまった愚かな母を、許してはくれまいか。
あの時のこと、心から懺悔いたします

ポチ、ありがとうございました~
