花のアート写真工房

Ⅰ:透明水彩画集
Ⅱ:旅エッセイ(海外編)

【アートに対する情熱は、青春そのものです!】

フォトエッセイウイーン・プラハ・ローテンブルク~その5:ニュルンベルクとローデンブルク

2017年04月01日 08時50分17秒 | 旅エッセイ⑱~ウイーン・プラハ・ローテンブルク
                  

                              

                                                                                  

 今日の宿泊先は、ニュルンベルクである。夕食時、ニュルンベルクのライトアップした街を少し散策した。来週からクリスマスシーズンになることもあって、ショーウインドーの飾りつけはクリスマスバージョンになっていた。
 グリューワイン(ホットワイン)などアルコールをだす出店は、一部開いていた。グリューワインの入れ物は白っぽい陶製コップで、クリスマスの雰囲気がなく味気なかった。てっきり長靴タイプの物で提供されると思っていたからだ。
 旅から帰った2日後、用事で博多に行った時、駅前広場でクリスマスマーケットが開催されていた。その特設会場では、ケルン市から来た歌手が歌って盛り上げていた。そこでもグリューワインの入れ物は同じようなコップであった。おそらく日本でもこれからクリスマスマーケットは普及しそうだ。
 人気ない中、しかも着いたばかりではどこに何があるかなんて全く分からない。その中で、暗闇に浮かく建物の一部とその水面に映る姿は、幻想的であった。

 ニュルンベルクの散策は、50分と短かった。私は、ニュルンベルク散策MAPを片手に、必死になって歩いた。しかたなく一番眺めがよいと言われるカイザーブルクの展望広場へ行くのを断念した。もう少し時間があったら、心置きなく観光できたはずだ。もっと時間があればスケッチでも描けたのに・・・。人の欲は膨らむばかりである。

 私は、初めてドイツを訪れたが、ローデンブルクの名前は知っていた。ローデンブルクという言いやすいネーミングもさることながら、雑誌で木組みのかわいらしい家が立ち並んだ写真を見たからである。ユーチューブでも前もって勉強した。その家の前は人が多く写真を撮るのも苦労すると聞いていた。しかし、11月中旬と季節外れのためなのか、それほどの観光客はいなかった。
 ローデンブルクの名物、シュネーバルというクッキー生地をボール状に丸めた伝統菓子をその老舗店から、バラマキお土産としてたくさん買った。崩れないようにと手荷物にして注意深く運んだ。しかし、砂糖が貴重な時代ではおいしかった物であろうが、食べてみるとパサパサ破片がこぼれるし、これといってうまいものと思わなかった。

 ドイツは、フランクフルト空港からの帰国にちょっと寄っただけであるが、まぁこれで誰かに「ドイツに行ったことある?」と聞かれたら、自慢げに「ある!」と答えられる。 

  

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。