花のアート写真工房

Ⅰ:透明水彩画集
Ⅱ:旅エッセイ(海外編)

【アートに対する情熱は、青春そのものです!】

フォトエッセイ九寨溝・黄龍~その4:プチデート気分で成都の錦里散策

2017年11月13日 15時31分48秒 | 旅エッセイ⑲~九寨溝・黄龍
               

                                                

                                             

                                     

            

               

 昨日の高山病?が嘘のように、すっきりした朝を迎えた。ホテルの前には大きな川が流れていた。まだ早朝なため橋を行きかう人はまばらであった。チャン族の衣装を着たおばさんや少数民族の衣装で顔にベールを巻いた女性もいた。その女性についてガイドさんに聞いたところ、回族と言う少数民族でイスラム教を信仰しているらしい。複雑である。

 都江堰(とこうえん)は、紀元前に造られた大規模な水利施設で、水の高低差を利用して洪水を防ぎつつ大平原の灌漑に利用した。都江堰は、その後のゆるぎなく繁栄した成都を築いた。紀元前の話である。すごい!
 最初に、道教のお寺から見学した。道教は、中国に伝わる民俗宗教で仏教との違いは私には解らなかった。ただ屋根の先端部分が天に反り返っているのが印象に残った。

 武侯詞(ぶこうし)博物館では、偶然にもイベントの一環として開いていた民族楽器の演奏を聴いた。その中でも一弦で奏でる楽器を初めて見た。引いている若い女性は綺麗な方ばかりで、なおいっそう私の脳裏に焼き付いた。中庭に咲いたハスの花もその雰囲気をかもしだしていた。三国志を知らない私でも十分楽しめた。

 その後、近くにある錦里を散策した。たまたまある若い女性といっしょにぐるーと散策した。私は、久々のデート気分に慕った。彼女にとっては一人より二人のほうがおもしろいかなぁと気楽に考えていたと思うが、私の方は、いくら年が離れていても、妄想のみが一人歩きする。屋台から甘い香りが漂うが、いざ食べようと思うとかなり勇気がいった。しかし今はデート中である。いいところを見せないといけない。決断した。甘い油菓子と瓶に入ったヨーグルトを一緒に食べた。ヨーグルトは、甘味酸味は程々で、思っていた以上においしかった。私は、その短い時間を彼女と一緒に歩いただけで、心の広がり(妄想)を持つ長ーい時間を得た。これで10歳若返った。

 夕食は、麻婆豆腐の元祖といわれる陳麻婆豆腐店に行った。有名店で本場のマーボ豆腐が食べれると大いに期待した。日本人が食べやすいようにアレンジしているらしい。しかし、私は、ほんの少し口にしただけで、きつい山椒の香りがして豆腐のうまみを感じなかった。大皿の大半は残った。そのあとガイドさんにも食べてもらい、その味を聞いた。ただ黙っていた。やはりアレンジがいけないかも?

see you again
 
                       

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