毎日自分大好きで、過ごすために

徳島市蔵本町「婦人服のりら」
店主西野美代子です
 
小さな街の小さなお店の店主が伝える小さな
提案

笑われて、笑われてつよくなる。

2015年11月30日 14時16分46秒 | 開店秘話

 「笑われて 笑われてつよくなる」太宰治

 人は 馬鹿にされると、傷つき、暗い気持ちになる。
 しかし、それをばねにして、乗り越えることで、強くなっていくのだ。

 100円カレンダーより。


 33年前を、思い出します。ジヤンボ市場という名前の
 店で、初めての、接客を体験しました。

 初めての仕入れは、「岐阜」まで、出かけました。

 今はもう、岐阜の問屋は、中国に押されて
 ほとんどなくなり、その後、東京にも
 出かけましたが、人は、「手が2本、足も2本、後ろの
 お尻の2つに、分かれている」おんなじ、なので
 時間とお金のかかる、そして、なんだか、なぜか
 高い東京には、行かなくなりました。



 ジャンボ市場は今の、産直市みたいな、ところです。

 今は、追加価値をつけて、安売りは、しないからこそ
 成り立ち、継続できています。

 あれが、競争になり、安売りしたなら、次の
 仕入れる資金がなくなり、つぶれてしまい。結局お客様も
 お気に入りの品が、手に入らなくなります。

 当時は「安売り」ですよ。しかも、まだまだ素人で
 なんと、子供の下着100枚とかの単位で

 仕入れました。売れのこり、息子に女の子の
 下着を着せていました。3歳5歳 8歳と、、

 おのおの20枚つづあります。

 でも、安売りしてでも、売りたかった。

 婦人ものも、あります。当時まだ、わたしは、28歳と
 若く、失敗の仕入れをしても、余力は、ありました。

 そこへ、おばあさんで、いわゆる、はっきり申し上げて
 「小汚い人」に「こんな、ボロの服、売って、、」

 もう、30年も前で、詳しく、正確には覚えていません。
 覚える必要なんか、ないのです。

 嫌なことを、いつまでも、覚えていて、どうのこうの
 いう、おばさんとは、違うと、思っているので。

 嫌なこと、みなさん、わすれましよう。
 わたしも、あんなおばあさんのこと、なんとも
 おもっていなくて、むしろ、奮起する
 チャンスだと、思ったいますよ、今は、、
 あの言葉で何度、となく、「くそ^、、」と
 がんばれたんですから。

 それから、人を許すと、自分も楽になれると
 思います。地獄の底まで、うらみ、つらみ
 憎しみ、持って行きますか

 

 ちなみに、わたくし、人生で、身なりのすっきりした
 美貌の人から、こぎたない言葉を、聴いたことは
 ありません、なので、自分から、きたない言葉は
 いわないように、していますが。いっていまうときも
 あります。うりことばに、買い言葉で、、

 悪い奴と、一緒にいれば、写るんです。

 このときは、若いから、言い返すことが、出来ませんでしたが
 「悔しい、くやしい、こんな、下品なきたない、ばあさんに
 言われて、、」と心の中で、強く思いました。

 これが、反面教師ですね。この市場でなく、もっと
 こじやんとした、店舗を構え、こじゃんとした
 お客様を、お迎えしようと、、。

 そう、強く感じました。

 あのとき、日曜で、保育園も休みで、下の娘は
 ダンボールに、入れて、ちょうと、動物扱いですが
 しかたないですね。

 急に、雨が降ってきたり、、

 大変よ、早く、車にいれないと、売り物にならない。
 わが子も、風邪をひいちやう。

 そこは、若いので、夫婦で、がんばりました。
 上の息子も、手伝いました。

 夫婦は、その後、別れましたが、わが、「りら」の
 誕生秘話で、ございます。

 



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