福岡の看板屋 独り言(看板.・カワムラ)TEL092-935-7058

皆様に生かして頂いてる看板屋としての呟きです。内容は独り言なので、万が一気分を害された方が居られましたら何卒ご容赦。

かくし芸大会を考える

2007年10月22日 | Weblog
光陰矢のごとし・・。今年もあと3ヶ月です。早いものですね。正月は 明るい気持ちで

迎えたいですね。頑張らねば!ところで 正月というと「新春スターかくし芸大会」 

来年の事を言うと鬼が笑いそうですが・・。昔、正月番組の華でしたね・・。

でも 近年、かくし芸大会がつまらないと考えているのは私だけでしょうか・・?

いやいや 決して タレントさん達個人を否定しているのではありません。ご容赦下さい

何故につまらないと思うのか・・・その理由を述べますと。単刀直入に「かくし芸大会」

の意味を成していないから・・・なのであります。

昔は専業歌手がドラマを演じたり 専業俳優が 踊りを踊ったり ふだん見せない芸を

披露するから 面白かったんですね・・。「へえー ○○は 真面目そうなのに 漫才も

できるのか」「○○はコメディアンなのに ハリウッドスターみたいだなあ」とか・・

その道を追求する人達の意外性が受けたのです。

最近は バラエティー番組なるものが 日常放送されていますので 多芸のタレントさん

達が画面で大活躍されています。だから 正月にかくし芸やっても 有り難味がわきませ

ん・・・。外食産業でいうと バイキング料理で腹いっぱい状態でしょうかね。

タレントさん達も飽和状態・・・一年経つと消えていく方もいらっしゃいますね。

個性がないから 生き残れない・・・。その個性とは何ぞや 個性=芸の追求でしょうか

いくら 芸がうまくても 追求して得た芸人の芸には敵わないってとこでしょうか・・。

しかし最近、 悲しい事に 芸能界でも歌唱力抜群の歌い手さんが 「仕事がない」と 

嘆いていると聞きました。とても、勿体無い話です・・・。

私は芸人ではないので 大した事は言えませんが 職人の世界も同じかも知れません。

昭和の時代は 専門職個人の技術が評価されていましたが、今は パソコンの普及で

情報が氾濫し、誰でも お手軽に物が作れる時代になりました。職人要らずになったわけ

です。(良い事と言えば インチキ・似非物は 通らない世界になりましたがね・・・)

しかしながら、師匠(先輩)がいて弟子がいる世界・・・

(あくまで 私の師匠は父です)

武道の世界でもそうですが 機械から人間へではなく人間から人間へ伝承してゆく事の尊

さがなければ 奥行きの無い薄っぺらい価値のない物になってしまうのではないかと思い

ます。単刀直入に言えば 人間主義に徹したオンリーワンの尊さでしょうか・・・。

所詮、付け焼刃はもろいものです・・。

平成の社会も この奥底に流れるものに 価値を見出して欲しい物です。

人間の存在を無視して 無闇に消費する事だけを良しとするならば

平成の世は 温かみの無い 閑散とした世の中になるでしょう・・・。

もう なっていますけどね・・・・。


私の大好きな ポール マッカートニィー 彼は 音楽を追求した偉大な人であると

思いますね・・。生まれ変われるなら ポールのような人間に生まれ変わりたい・・。

昔 バンドやってたときは ギター持って よく彼の曲を歌いました・・。

親戚の結婚式でも ギター片手に歌った歌です。 英語ペラペラの親戚が 多かったので

恥をかかないように 何度も練習しました・・・今にして思えば 汗顔の至り・・(汗)



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