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設計事務所の評判

Fuji20091228

LWH002の施主Mさんが、ご自身のブログで 「集客ツールとしてのウェブサイト」 というタイトルで、設計事務所のサイトと意義(?)について書かれています。

出だしが・・・

  「志田建築設計事務所 評判」 の検索ワードでここに巡り着いた方。

とあるので焦りました。

某コミュニティーサイトでも、「見積が予算の倍になった」と設計事務所の責任を問うトピが立ち、賑わってしまうのですが、、、建築家・設計士・設計事務所というのは、いつまでたっても、、得体の知れないモノ、と見られてしまうんですね。

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このブログは、当初、事務所のHPとは別個なものとして、今流行りの(?)ツイッターのようにつぶやき感覚で始めたのですが、思う事を書き連ねるうちに、自分を考えるきっかけになり、自分自身の考えを整理できてきました。ご依頼を考える方にも、これを読んでいただければ、だいたい「こんな人間で、作るものがこんなものか」という事がおわかりになってもらえるんじゃないかと思います。今では、HPとこのBlogは、一体で切り離せないものとなっています。

ブログを始めて、5年半になります。気が付けば、量としては、かなりのものになっています。自分を飾ってみても、これだけの量では、読む方には、きっとばれてしまうわけで、「飾る」事が無意味である事は、十分承知しています。

書く事で、自分が楽になったり、改めて気づいたりと、このブログは私のありのままだったりします。

なので、HPとBlogを読んで、、それで、「ちょっと違うな」って感じる方は、他の方を探されて巡り会うのが幸せな事だと思います。

設計事務所だから、なんでもできるわけではなく、誰とでも仕事ができるわけではありません。

作るものはもちろん大切ですが、人間どうしの関係がうまく合うかどうかが重要だと思います。(私は・・・)

それを、設計事務所のHPだけで知る事は難しいでしょう。では、ブログを読めばわかるか?というと、必ずしもそうではないと思いますが、でも、気軽に更新できるものだけに、その「ひと」は現れてくるように思います。それを読み取る事は、また大変な事だと思いますが、たとえ実際に1~2度会ったとしても、簡単に理解できるとも思いませんので、時間を掛けて、「読み取る」事が、依頼する前の「施主の仕事」なのかもしれませんね。

実際、私にご依頼いただいた施主の方達も、長い事このブログを読み、HPをご覧いただき、ご判断されたようです。

という事がわかっていると、始めてお会いする時に、お話がスムーズにいくような気がします。

何を「読み取る」かといえば、、やはり、暮らしや人生において大切にしたい事の方向性が、同じ方向なのか という事だと思います。

全て合致するというは難しいので、「ぴったり同じ」 という事はまずないでしょう。「だいたい同じ」という程度なのかもしれません。ただ、方向性が同じなら、「違う部分」、「わからない部分」は、だんだんと理解しあえるように思います。

判断する基準に、正解不正解はありません。

「作品としての建築が欲しい」なら、そうゆう仕事をしている人を選ばれればいいし、「いっしょに作りたい」というならば、そうゆうパートナーになる人を選べばいいし、「自分の思った通りのものを作りたい」なら、なんでもできる人(会社)を選べばいいのです。

そのためには、選ぶ側 ・・すなわち、「施主」は、ご自分が どこを目指すのか という事を自覚する事が必要なのだと思います。

特に 住宅 の場合には、「新築」「改修」にかかわらず、たくさんの夢と希望が入ります。あれもこれも実現したい事ばかりです。ただ、現実に 予算 という枠があり、その中には入りきらないものも たくさんあります。気持ちが盛り上がって一気に突き進むのではなく、時間を掛けて、夢(希望)と現実(予算)を見比べ、整理し、本当に実現したい事を見極めていく事が、納得した形を実現するためには必要です。それはつまり「自分がどこを目指すのか」という事を考える作業です。

設計事務所のサイトを巡る中で、そんな事を意識して、いい事務所とのご縁を結んでください。

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私は、ローコストの仕事もさせていただいています。ただ、その人にとっては最大限のコストなわけですから、ローコストという言い方があまり好きではありません。

が・・・予算というものは、現実に大きな壁で、予算が少なければ、できる事も大きさも限られてしまいます。でも、「予算がない事と上質ではない事は同じではない!」っていう、ある種 反発 があって、「小さいけれど、そこでちゃんと胸張って生活できるものを作りたい」と考えるうちに LWH というものが出来上がりました。

で、LWHのコンセプトというのは、それだけに限らず、自分の作りたいもの全般に通じる部分でもあります。(っていう事も書いた後に、自分で納得した事なんですが。。)

私の施主の方達は、「改めてそんな事言わなくてもわかるよ」って言ってくれる・・・くれます?・・・と思っていますが、、そんな内容を なんとなくわかってくださる方となら、きっとうまくいくように思います!^^

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自分の評判・・・なんて恐ろしくて、検索なんかやった事ありませんでした。でも・・怖いもの見たさでやってみると・・・ 特別になし

それがいいのか悪いのかわかりませんが、、、、よかったのでしょう。

そんな評価を気にする事がおこがましい?(笑) ・・・でも

「・・・の口コミ」なんて見つけた日には・・・    想像したくない。。

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今年も、たくさんの方に読んでいただきまして、ありがとうございました。

ご縁があって、苦楽(?)の道を選ばれた施主の方達には、本当に感謝しております。

久しぶりにお会いしても、古き友のように(・・スミマセン勝手に言って。。)接してくださるのだから、苦 より 楽 (「らく」ではなく「たのしい」) のほうが多いかな・・・と自分勝手に思っています。

また来年、よきご縁がある事を、楽しみにしております。

では、よいお年を!

ちなみに、来年 年男です。・・・・っていうのは、いい事なんでしょうか?

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写真は、今進行中のマンションの改修:(大宮)701+702のバルコニーから見える景色。

よ~く富士山が見えるところです。 

全部の現場が無事終了しますように!と祈ってみたり・・・

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