再び菖蒲の10点札を見てみましょう。
菖蒲に八橋でしたね。水の風景です。
と、花札48枚を見返すに水の景はこれのみなんですよねえ。
意外なことです。
和歌の世界では、海浜・河川・湖沼の風光を歌った佳作は数知れないというのに。
うーん、つらつら惟るに。
枯山水というのがあるでしょう? 池や流水を用いず、石と砂で山水の風景を表現する庭園形式。
ちょうど時期も室町時代。
案外、水なしで水を表現する、という流行が影響しているのかもしれません。
さて、輸入元である中国の国。
やはり、水に例えられた砂があります。
磧中の作
馬を走らせて 西に来たり 天に到らんと欲す
家を辞してより 月の両回 円かなるを見る
今夜は知らず 何れの処にか宿せん
平沙 万里 人煙絶ゆ
盛唐・岑参(シンジン)の七絶です。
西遊記では流沙河、河に例えられたゴビ砂漠の景ですか。
砂漠といっても、日本の鳥取砂丘のような細やかな砂ではない、
陳舜臣さんの記述によれば、石炭殻大のごつごつした砂に覆われた「痛そうな」砂漠なのだそうです。
そして、西遊記における流沙河の住人、いや『住怪』ですか? こそがご存知沙悟浄。
松カテゴリーでも話題にしましたが、ちょうど今、某民放でやってますよねえ。
演ずるは内村光良、金をかけた学芸会だと酷評されることの多いこのドラマで、うっちゃん沙悟浄は例外的に好意的評価がされているようです。
某民放西遊記でも沙悟浄は河童です。
そうでしょう。沙悟浄といえば河童、絵本あたりではそれが定番ですものねえ。
ところが、原書では「水の怪」と書かれているだけなんですよ。
そうそう。ある箇所にこんな記載があります。
「悟空はサルのような顔をして、八戒はブタのような顔をして、悟浄はトラのような…」
どうも河童ではないようです。
調べるに、河童というのは純国産品の物の怪で、中国には存在しないのだとか。。。
と、この言い回し、
↓
…もたついたなあ
沙悟浄≠河童
を丸写ししました。
………
………
わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!
いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!
(;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!
菖蒲に八橋でしたね。水の風景です。
と、花札48枚を見返すに水の景はこれのみなんですよねえ。
意外なことです。
和歌の世界では、海浜・河川・湖沼の風光を歌った佳作は数知れないというのに。
うーん、つらつら惟るに。
枯山水というのがあるでしょう? 池や流水を用いず、石と砂で山水の風景を表現する庭園形式。
ちょうど時期も室町時代。
案外、水なしで水を表現する、という流行が影響しているのかもしれません。
さて、輸入元である中国の国。
やはり、水に例えられた砂があります。
磧中の作
馬を走らせて 西に来たり 天に到らんと欲す
家を辞してより 月の両回 円かなるを見る
今夜は知らず 何れの処にか宿せん
平沙 万里 人煙絶ゆ
盛唐・岑参(シンジン)の七絶です。
西遊記では流沙河、河に例えられたゴビ砂漠の景ですか。
砂漠といっても、日本の鳥取砂丘のような細やかな砂ではない、
陳舜臣さんの記述によれば、石炭殻大のごつごつした砂に覆われた「痛そうな」砂漠なのだそうです。
そして、西遊記における流沙河の住人、いや『住怪』ですか? こそがご存知沙悟浄。
松カテゴリーでも話題にしましたが、ちょうど今、某民放でやってますよねえ。
演ずるは内村光良、金をかけた学芸会だと酷評されることの多いこのドラマで、うっちゃん沙悟浄は例外的に好意的評価がされているようです。
某民放西遊記でも沙悟浄は河童です。
そうでしょう。沙悟浄といえば河童、絵本あたりではそれが定番ですものねえ。
ところが、原書では「水の怪」と書かれているだけなんですよ。
そうそう。ある箇所にこんな記載があります。
「悟空はサルのような顔をして、八戒はブタのような顔をして、悟浄はトラのような…」
どうも河童ではないようです。
調べるに、河童というのは純国産品の物の怪で、中国には存在しないのだとか。。。
と、この言い回し、
↓
…もたついたなあ
沙悟浄≠河童
を丸写ししました。
………
………
わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!
いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!
(;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!