![手書菖蒲](http://image.blog.livedoor.jp/femdom5/imgs/5/f/5ffa096a-s.jpg)
さて、古語辞典を捲るに。
カキツバタ、ああ杜若ですね、という用例が案外と多いのに気付きます。
先ずは、襲(かさね)の色目の名、表は二藍(ふたあい)、裏は萌葱(もえぎ)。一説に、表は薄萌葱、裏は薄紅梅とも。日本流の色彩美ですね。
それから、家紋のカキツバタにも触れて置くべきでしょう。
そして、何よりも謡曲の杜若です。
旅僧が三河の八橋に来ると杜若の精が現れ、在原業平の歌の功徳で成仏したことなどを語る三番目物。
ほらほら、出てきます菖蒲の10点札の構図、やはり、アヤメなのかショウブなのかカキツバタなのか、の疑問はダボラではなかったようです。
因みに、この謡曲の下地にあるのは伊勢物語ですね。
から衣 着つつなれにし つましあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ
でた~~
古典の授業の定番!
和歌の技法の説明でよく使われますよね。
つまり、
かきつばた、の折句、
から衣、は着るその他にかかる枕詞、
から衣 着つつなれにし、までが、つま、の序詞、
衣、着る、つま、はる、が縁語、
これらの技法のための掛詞多数。
でしたっけ?
「旅」は「足袋」にかけた縁語ではないか?
と質問した僕。。。
と、この言い回し、
↓
永字八方、さてさて和歌の技法では
を丸写ししました。
………
………
わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!
いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!
(;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!