マゾヒズムに花札を!

Female Domination & BDSM …とは殆ど関係ない花札に関する四方山話です。

業平

2006年05月10日 17時20分23秒 | 菖蒲 - 5月
菖蒲タイルさてさて、投稿日付ではずっと先になるものの実のところは昨日、雨に小野道風は明治以降の配図、元々は番傘だった! と投稿しました。
うーん、そうなってくると花札には人物は登場しないことになるのでしょうか?
いやいや、ということで今日の話です。

5月は菖蒲の10点札、繰り返してますように八橋、三河の八橋ですよねえ。
ここに、隠れキャラが潜んでます。在原業平、そうでしたでしょうが。
三河の八橋、現在の愛知県知立市のマスコットで『なりひらくん』なるキャラもいるらしいですよ。
結構親しまれている歴史人物です。

そうそう、落語にも。

 千早振 神代もきかず たつた川 から紅に 水くくるとは

百人一首の業平の歌ですよねえ。
これもまた日付は後の方の紅葉カテゴリにて、過日話題にしました。
して、落語です。

お馴染、長屋の八っつぁんと熊さん、味が知りたくて、横丁のご隠居さんに聞きに行きました。

ご隠居さんが言うには、

昔、竜田川と云う相撲取りがいた。
かの竜田川、芸者の千早に振られ、同じく芸者の神代も云うことを聞かせることができない。
こんなに女にもてないのなら相撲取りなんかやめてしまえ、一大決心をした竜田川は豆腐屋に転職する。
とある日豆腐屋になった竜田川に、みすぼらしい女がオカラを恵んでくれるように乞う。
よくみると、あの千早ではないか! 昔の意趣のある竜田川はこれを拒否。
そして、世を儚んだ神代は入水自殺。

これが歌意だ、と。

おやおや、

と、この言い回し、



業平の歌も横丁のご隠居さんにかかれば

を丸写ししました。

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!