North of Hologon

photographed by Carl Zeiss lenses

地球儀

2015-05-13 22:02:31 | Hologon 16mm F8 G/Leica M3
巨大なブロンズの地球儀。くるくると回るのかどうかが大変気になりましたが、さすがに試してみる訳にもいかず。Hologonでビルを撮影すると直線がまっすぐに写って本当に気持ちいい。最近の広角レンズはカメラ内デジタル補正されるものが多いのですが、何となく引っかかるのですよね。(Leica M3 Hologn 16mm KODAK EKTAR 100)

Hologon検証(SONY α7s vs ネガフィルム 近接編)

2015-05-05 20:04:38 | Hologon検証
Hologonを使ってネガフィルムとデジタルで遠景の風景を撮影した結果を以前比較しましたが、今回は同じように最短撮影距離(約30cm)での結果を比較してみることにしました。また、前回は安いフィルムを使ったので、今回は奮発して高価で粒状性は世界最高レベルを誇るというEKTARを使うことにしました。

撮影の条件は下記です。
・撮影はフィルム感度(KODAK EKTAR)に合わせて両方ともISO100、グラデーションフィルターは未使用です。
・デジタルはLightroom5.7で標準設定現像後、Conrerfixで色かぶりを除去。シャープ等の処理は一切してません。
・フィルムはNikon 5000EDとVuescanでスキャン。Photshopでレベル調整とトーンカーブ調整のみ。

まずはフィルムから。

(Leica M3 Hologon 16mm Kodak Ektar100)

次はα7Sによるデジタル撮影です。

(SONY α7S Holohn 16mm ISO-100)

フィルム撮影時には指が写り込んでしまいました。。。それはさておき、両方をパッと見て差を見つけるのはなかなか難しい感じです。遠景での撮影結果では差が顕著でしたが、最短撮影距離近辺での撮影結果ではα7Sで撮影しても周辺部の画質の劣化は顕著ではない気がします。両方の差が最も大きいのは窓の部分のハイライト部です。α7Sは完全に飛んでいます。また、何故か左のリースの赤い実だけ色が変わってしまっています。これらはCornerfixによる修正の弊害かもしれません。フィルムはEktarを使用したせいか、粒状感は全く感じられない滑らかなトーンです。総合的にみると、やはりHologonでの撮影はデジタル(α7S)ではその性能をすべて引き出すのは難しいように感じます。