月刊「祭御宅(祭オタク)」

一番後を行くマツオタ月刊誌

284.祭を「やる」場合の留意点(月刊「祭」2020.6月4号)

2020-06-16 21:39:00 | 新型コロナと祭、民俗
●お上は新型コロナ感染拡大の戦犯押し付け先探し中
 オリンピックしたい一部の立場ある人たちに国内で広がった新型コロナですが、やはり感染拡大の責任は取りたくないものです。お上は夜の町、パチンコ店など感染拡大の戦犯押し付け先を目をさらにして探しています。このブログ愛読者は耳タコかもですが、祭の中の神事には当たらないとも言われるだんじり、太鼓台などの祭関係者もその候補になる可能性は極めて高いと思われます。
 管理人としては、ワクチンの流通が9月10月には間に合いそうにない、祭町は概して年長者が多いことを考えると、現状ではするべきではないと考えています。 
 しかし、「やる」選択肢をとる祭、屋台、だんじりがあることも予想されます。その時の留意点をあげたいと思います。

●感染防止策
 最も重要な観点だと思われます。
 挙げてはみましたが、特に担ぐ時、曳く時の対策の実現は難しそうです。
担ぐ時、曳く時
①密集して担いだり曳いたりしない。
②担ぐ、曳くの交代時は触れていたものを消毒する。
③太鼓は対面に座らない。
④全員マスク着用

飲食時、トイレ時
①飲み物、食べ物は一つのものをみんなで食べるのではなく、小分けにして。
②盛り付け、レンジで加熱、蓋、口に触れる部分の重点消毒。
③飲み物も個人用のペットボトルや缶で。
 口にする前に消毒
④食前の手洗いと消毒
⑤トイレのドアノブ、鍵、を触ったら消毒してから用を足す。トイレットペーパーは、カットする金具部分を消毒、一回転分は捨てて使う。

●組織運営
「ワシはやめとく」を認める
「ワシはやめとく」を伝える
 「やる」という決断をしても、高齢者など重症化リスクの高い人との同居など、家庭の事情によっては祭に出ない人もいると思われます。
 
 祭は一年一年が特別なかけがえのないものです。特に青年団長などを努めるのは、地域によっては一生に一度の地域であり、みんなと祭りに臨みたいものです。
 でも、命に変えられるものではありません。自分や家族を守るために「やめとく」の決断をする人も祭り仲間の中に現れるでしょう。
 「やめとく」と言われた人は、その人を許して、また戻ってきたら前と変わらず接する必要があります。
 一方で、いくら大切な友達や仲間が一生に一度の大役を務めるからと言って、ムリは禁物です。例えば自分の親が感染により帰らぬ人となるようなことがあれば、その大役を務めた仲間も後悔の念に苛まれます。





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