月刊「祭御宅(祭オタク)」

一番後を行くマツオタ月刊誌

251.オーマイガッ。記名なしの引用をされた時の交渉術(月刊「祭」2020.1月2号)

2020-01-03 21:45:00 | ブログ運営など
以下の文章を記述したあとから動きがあり、文章を改変する予定です。鵜呑み厳禁でお願いします。

はじめに -プロの研究者の方へ-
 今回書く文章は「最悪の事態を想定して動く」ためのアドバイスです。このとおり動くと、正直なところ、プロとして第一線で活躍していらっしゃる方にとっては「不快」なこともあると思われます。しかし、無断引用を正すための手続きとして最善かつ最短に近い方法かとも思います。無断引用の被害にあう人は、それなりに能力がある可能性もあります。この文章の通り動いた立場の弱い人や学生さんを、どうか爪弾きにすることのないようにお願いいたします。

●記名なしの引用をされてしまったら
 最近ようやく、屋台やだんじりに研究者の注目が集まりつつあります。色々な仕事をもちながら、活躍する人が多数います。そのような中で心配なのが、心無い人の記名なしの引用(ToT=盗用)

 血(はないかも)と汗と涙と笑いとがつまった祭紀行や、ない時間をぬって考え出した自分の考えを、そっくりそのまま書かれるとやっぱり悲しい気持ちになります。とはいえ、管理人のようなフリーの祭オタク(研究者?)や、学生さんがプロの研究者にものを申すのはやはり勇気のいることです。
 今回は管理人の経験から、もし、自分の文章が名のある方に無断で引用されてしまった場合、どのように交渉すればいいかを考えてみたいと思います。もちろん、このような行動は必要ないのかもしれませんが、念のためにこのような行動をとるといいと思います。また、学会関係者はこの行動を理由に訴え出た人を爪弾きにすることにすることのないよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

●準備するもの
無記名引用した相手の文章の該当部分を朱書きするなどして視覚的に分かりやすくしたもの
②自分の無記名引用された文章の該当部分を朱書きするなど分かりやすくしたもの

②が公に発表されたものの場合、以上二点がとりあえずあればいいでしょう。
 レポートの段階で、自分なりにいい考えだと思った場合は、見せた先生に日付の印をもらっておくといざという時の証明になります。
 それを意味もなく拒否する大学の先生は間違いなく糞です。ゼミをやめるのが、一番のおすすめですが、そのレポートをYouTubeなどで公開しておくとオリジナルは自分であることの証明になるでしょう。
 多くの心ある多くの大学の先生は、いいレポートなどは、剽窃を防ぐために雑誌への投稿・活字化を促してくださいます。管理人も当時は大袈裟だと思ったのですが、結果的にこれに救われました。


●まずは、優しく穏やかに
 まずは、穏やかにいきましょう^_^ 腹の立つ気持ちも分かりますが、もしかしたら当人は「宮澤賢治は銀河鉄道夜を書いた」といった多くの人がしっていることを記した文章に参考文献をあげない感覚でいるかもしれません。
 素直に謝罪に応じ書き換えてくだされば、それでオッケーとしましょう^_^
 ちなみに、管理人のブログの場合、申し出てくだされば、できるだけ早く書き換えます。今現在、全ての投稿をチェック中です。

●譲ってはいけないこと
 聞いた話ですが、場合によっては、無断引用がなされた学会誌での訂正ではなく、著者本人が別の場所で同様の内容を投稿する時に、被害者の名を、あげるようにするという提案がなされるかもしれません。しかし、それは、みなさんだけでなく、その学会誌自体の威信を傷つけることになります。あやまりは、その学会自身で正してもらうようにすることを強くお勧めします。

●出された文章が変わらなかったら
❶学会の会長に、学会外部の人も見れるメールを送るべし
 管理人が考えうる最善の方法です。たとえば、各学会の実務は必ずしもその学会の中で力のある人がやっているわけではないかもしれません。少なくとも最高権力者ではないことが多いように思います。学会としては不名誉なことの後始末でしかないので、苦痛な仕事となるでしょう。窓口担当の方に連絡しても、作業はなかなか前に進まない可能性もあります。
 そこで、会長にメールを送るというやり方が浮上します。今回管理人は、たまたま会長ご本人のみのメールアドレスを見つけることができず、会長が所属していらっしゃる大学全体のメールアドレスにメールしました。私がメールした相手の方は良心的な方で、個人的なメールでも動いてくださったと思います。しかし、万が一良くない人が相手でも、学校全体メールアドレスに送れば初めのアクションは起こさざるを得ないと思われます。なので、これが一番のポイントかもしれません。学会のトップに、学会外の人も見れるメールを送るべし。

最悪の事態に備えて裁判も視野に入れるべし
 今回は必要ありませんでしたが、友人の勧めもあり、管理人は弁護士への相談も考慮に入れていました。国をまたいでいたこともありましたが、内容証明の送付は約22万円との高額(ToT)
 学生さんには勝ち目ないやん。。と思ってしまうかもしれませんが、この高額の弁護費用が勝つチャンスとなるかもしれません。ここからは、管理人の妄想です。経験談ある方はメールなり、コメントなりお願いします。

自己演出が大事 -クラウドファウンディングとマスコミを使って-
 管理人は幸いここまではいきませんでしたが、最悪の事態として弁護士を立てることも視野に入れていました。頭を悩ますのはその金額で、学生さんにとっては尚更なことでしょう。
 そこで考えたのが、クラウドファウンディングでお金を集めることです。ここでのコツは全員同一金額にすることです。一人の人に多額を出してもらうと、一生その人に頭が上がらなくなる可能性もあるのでオススメはできません。
 また、マスコミを使って、学生orマツオタVS権力みたいな図式で報道してもらい、クラウドファウンディングも宣伝してもらうという方法を考えていました。

●自らの言霊を大切に
 ここまでやれば、ほとんどのものはうまくいくと思われます。
 ただし、上級国民と揶揄される方の交通事故や、首相お抱え記者の強制わいせつ事件のようにもみ消される可能性は必ずしも0ではありません。
 それでも、やっぱり、自分が発した言葉は、自分のものとしたい。そのために動くことで得られるものは、何にもかえられません。
 同様の被害にあい続けたソウル大の学生は、「魂が殺された」と言っていました。その人の価値観にもよるかもしれませんが、多くの人にとっては、アイデアを無記名引用されるということは、その人の存在価値を奪われるようなものです。個人的には「ハラキリ」したつもりで事にあたる価値はあるものだと思っています。

●書き換えてもらったら相手を許すべし。その人は皆さんを買ってくれる最強の味方!そして、学ぶべし
 いつまでも、「腹立つ」では進歩はありません。そのような行動をしてしまった方の立場に思いを馳せると、ちょっとだけ、それをしてしまう気持ちも想像できるかもしれません。
 そして、無断引用してくださるというのは、その方は、みなさんのことを大いに買っているということです。その方が、みなさんの、価値を証明する証人ともいえます。末長く活躍して欲しいものですよね^_^
 そしてそして、これを機会にその方の文章や学会の文章などに触れると、何か学ぶものがあるはずです。


↑今回のことをきっかけにカンハンのことについて書こうと思いました。近いうちに書きます。





 


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