近代絵画史を語る上で、最も重要な絵画運動の一つに印象派がある。
キャンバスを屋外に持ち出し、外光の元に、自然や人物を視覚的観点から描き出そうとした運動である。
そして、この「印象派」の名前の由来はモネの描いた作品「日の出」を観た者が「印象しか描けていない」という皮肉からきていることは、あまりにも有名であるが、
しかし、この「印象・日の出」によって、新しい朝日が、絵画界に一筋の道を導き、照らし出したということも、また事実であり、揺ぎの無い現実である。
ここにもまた、印象だけを頼りに現実と向き合い、描き出された人物画が何点か、ある。
それは、私たちが日々の生活の中で、自然と養い植えつけられる、人に対するイメージ・印象の数々であり、基本正面・小道具・小細工一切なし!で描き出されたこれらの人物画と、絵のタイトルを照合した鑑賞者に、どれだけ共鳴していただけるだろうか。
これはまた、作者であるカモンの、ひとつの挑戦であり、ひとつの子作り宣言でもある。
1 「印象・いなかの中学女子ソフトボール部(7番・レフト)」
2 「印象・私は昭和のバスガイド」
3 「印象・え!?こっからさらに上いくの?的なマダムキラー」
4 「印象・昔漫才師、現在コメンテーター中心のおばちゃんタレント(奇抜なファッションが売り)」
5 「印象・街ですれ違うと『今の人男か女かわからない』って言われちゃう人」
ちょっと、ここで、小休止。
マドモアゼルクリニック
はい、じゃあ、つづき。
こっから、後半戦。
6 「印象・家庭の事情で祖父母に預けられる子」
7 「印象・青年漫画雑誌大好き・半ひきこもり・そして母親に手をあげる」
8 「印象・家庭の事情で祖父母に預けられた少年の将来。ゲイの建築デザイナー」
はい、じゃあ、次、最後。
9 「印象・兄弟だけで田舎のおばあちゃんちに遊びに来たときの、お兄ちゃんのほう」
さて、
あなたは、いくつ、ピンときたかな?
ピントのづれた、ぼやけた絵だと、揶揄されたのもまた印象派である。
おーしまい
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