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相変わらず、伊坂作品を順番に読破しています。
一応発行順に読んでるつもり。
『重力ピエロ』は伊坂作品の中でもけっこう有名なので、
かなり楽しみにしてました♪
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兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。
家族には、過去に辛い出来事があった。
その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。
連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。
そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。
謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは―。
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「春が二階から落ちてきた」
で始まる有名な出だし。
これまでの伊坂作品よりもわかりやすい展開で、
スラスラ読めました。
ひねりは少なくて、ミステリーというよりは、
家族愛の印象のほうが強いかも。
重いテーマのわりには相変わらず会話は軽快♪
伊坂さんらしい言い回しは健在。
楽しみながらもいろいろ考えさせられました。
人の犯した罪は、法で裁くだけでは収まらないことも・・・
と思ってしまったり。(だからと言って目には目を・・・はいけませんが)
なんというか・・・
伊坂さんは世の中の「悪」を小説の中(フィクションの中)で、
バッサリ切ってくれるかんじで気持ちがいいんですよね。
だから好きなのかもなぁ。
でも、どんでん返し好きの私としては、
もっと衝撃の展開があるかと期待してしまいましたが、
その辺はちょっと読めちゃって残念(笑)
ちょっと読んでみて
好き嫌いあるかもしれないけど、私は今年は伊坂さんばっかり読んでます。
またupするので参考にしてね~。