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ちーむひじかた<管理人の小部屋>

ちーむひじかたのMIFが徒然にぼやくのだ。

くうちゃん、安らかに

2014-02-01 23:04:47 | セキセイインコとか
今日は山へ行くため、いつもより1時間早く起床。
出掛ける前にインコ軍団のケージカバーを開ける。
ケージカバーを開ける時は、内部で異常が無いかどうか確認するために必ず名前を呼んで挨拶をするようにしている。
まぁウチの連中は言葉を覚えないのでこっちが挨拶したところで返事をすることはないんだけど、カバーが開くと伸びをするはくちゃんや、指に向かって突進してくるれも助やわかちゃん、あくびをするくうちゃん、ブランコからじっと
見つめ返すかいちゃん、慌ててケージ奥へ逃げていくせいさんやぐり坊…と、それぞれ決まった動作があるのが面白いんだよね。
で、今朝もきちんと全員の「いつもの動作」を確認してから外出したんだけどさ。
夕方に山から帰ってきて、いつも通り♀組→♂組の順番で放鳥、まず♀組を解き放つ。
このときは決まった動作だから全ケージをチェックすることなくほぼ無意識に♀組のケージ入口だけを開放して放置してた。
んで、♀組閉まって、入れ替わりに♂組を放鳥しようとケージ入口開放した時点で異常発見。
くうちゃんが、ケージの下、糞切り網で動かなくなってる…。
ケージ引っ張り出してくうちゃん取り出すもすでにぬくもりはなく、冷たい亡骸。
正確な没時間は不明だけど、状況からして日中の出来事だろう。
ここ数ヶ月、羽根膨らませてケージのなかで首後ろに回して寝てることも多かったし、どっか調子悪そうだねぇ、頑張って欲しいねぇ…なんて誠サンと話していたけれど。
思い返せばここ数日、あっしが放鳥中に近づくと真っ先に飛び乗って他の子蹴散らしてもあっしの手から餌を貰おうと必死になっていたので、彼も生きようと頑張っていたんだなぁと。
2012年2月中旬に生まれ、同年4月頭に我が家へやってきてブラボー隊2番機となったくうちゃん。
挿し餌の時は「ビューン!ビューン!」とレーザー発射しながらがっついてたんだよなー。
賛否両論あるかもしれんが、基本的に当家の小動物は、調子が悪そうだからといって獣医にかかることはない。
怪我とかそういう外的要因ならば獣医へ…ってことになるだろうが、病気などについては「天命」として、餌とかで補助してあげることはあっても原則その個体の生命力にゆだねるようにしている。
ペットとして飼育・繁殖され、ペットショップで販売されてるセキセイインコなので最初から「自然下」での生存なんてまったく知らない個体なれど、野生のセキセイインコが存在する限りは、極力自然に生き自然に死ぬのが種としての定めだと思うから。
オーストラリアの大地で生きているセキセイインコは調子が悪いからといって獣医に処方・投薬して貰うなんてあり得ないことだし、むしろ調子の悪い個体は群れのなかで動きが鈍重になるから群れが外敵に襲われた時のターゲットとして一手に注目を集め、群れを救うスケープゴートの役割すら担う。
四方八方手を尽くしたところでわずかな延命にしかならないし、逆に治療が負荷になってしまうことだってあるわけだし、元々飼育下で10年程度、野生ではもっと短い寿命の種だからね。
彼自身の気力と生命力が尽きたのならば、それはもう致し方のないことで。
生まれてから2年弱、700日に満たないキミとの生活だったけど、あっしにとっても誠サンにとっても、我々の生活の中にキミが居た事実は刻まれているよ。
その記憶は薄れることはあってもなくなることはないだろう。
くうちゃん、安らかに。


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