おくりびと。

この映画が　アカデミー賞にノミネートされてるとか。
もう一ヶ月以上も映画を見てないので　じゃあ見てみようかと
調べてみたら　もう上映は終わってるみたい。

実は　八年前に父がなくなった時にお葬式に関することを
全部お世話になった葬儀屋の50代くらいの男性の事を思い出しました。
とても段取りがよく　かと言って私達を急かす様な事も無く
丁寧なお仕事で　今思い出しても父は良い人にお世話に
なって送り出せたなぁと言う思いです。
病院で亡くなった父は家に帰ってきた時もパジャマでした。
その眠っている父に　真っ白なワタを使って死に装束を
作っていくんです。丁寧に綿を広げたり折ったりして。
するとパジャマは全て隠れてしまって　父を動かすことなく
旅立ちの準備が出来たんです。その作業をずっと見ていた
母と私は　すばらしいですね～(^-^) と感動の声を。ｗ
母も　父には十分なことをしてあげたという自負があったのか
来るべき日が来たと言う感じで冷静でしたから。
お通夜も　お葬式も滞りなく無く終わって
その男性にも　感謝の気持ちを伝えました。
互助会を利用してのお葬式だったので　母もこう言う葬儀が良いと
またその互助会に入ることにしました。ｗ　
私は　父だから冷たい体にも触ることが出来ましたが
その何年か前に相棒の叔父が亡くなった時は
足袋を履かせるのも出来ませんでしたね～。
それだけではないですけど　どれだけ大変な仕事か
ホント頭が下がります。
この映画は　ＤＶＤが出たら　見てみたいと思います。
それにしても　本木君　達筆だなぁ。(￣。￣ )ボソッ・・・