のほ本ブログ

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黒猫館の殺人 : 綾辻行人(著) 講談社文庫

2020-02-13 20:26:43 | 
記憶喪失の男を辿った先には …
2020年2月13日は「黒猫館の殺人」を紹介します。
この本は 綾辻行人さん によって執筆されました。



【導入】 
1990年6月、編集者である江南孝明のもとに「鮎田冬馬」という人物から手紙が届く
内容は「作家である鹿谷先生と話をしたい」というものだった。
鮎田に会う事に決めた河南だったが、鮎田が2か月前の火災で記憶喪失になっていると知り、手紙を送った理由も忘れてしまったという。
話をするうちに、鮎田は中村青司が設計した「黒猫館」という名の館の管理人をしていたという事がわかり、黒猫館があるとされる北海道の札幌、阿寒へと向かう…

【個人的なポイント】
 綾辻行人さんの館シリーズ6作目となる本作は、「黒猫館」というかわいい名前の館が舞台となっています。
記憶喪失の男をたどった先にある真実にたどり着いた時に、伏線が「なるほど」と理解出来ると思います。


以上でこの本の紹介を終わります。
綾辻行人さんの「館シリーズ」は今後も紹介していきますので、興味を持ってくださった方はそちらの記事も是非読んでみてください。