のほ本ブログ

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迷路館の殺人:綾辻行人(著)講談社文庫

2020-02-08 13:17:08 | 
私を被害者とした推理小説を書いてくれ …
2020年2月8日は「迷路館の殺人」を紹介します。
この本は 綾辻行人さん によって執筆されました。



【導入】
 迷路館の主人「宮垣葉太郎」に招かれた4人の人物は、約束の時間を過ぎても現れない宮垣をずっと待っていた。4人が雑談をしていると、宮垣の秘書と名乗る人物が現れ、宮垣葉太郎が今朝、自殺した事を告げる。宮垣の自殺に衝撃を受けた面々は、秘書が再生した1本のテープを聞き、さらに衝撃を受ける。
テープには宮垣の声が入っており、
「自殺に関して警察には伝えてはいけない事、5日間この迷路館から出てはいけない事、滞在する間に迷路館を舞台として自身が被害者となる推理小説を書き上げる事」といった要望が述べられていた…

【個人的なポイント】
 綾辻行人さんの館シリーズ3作目となる本作は、シリーズの中でも特に評価が高い1作です。特殊な要望から物語が始まり、迷路のように入り組んだ舞台で巻き起こる事件の数々…。ミステリー小説界に衝撃を与えた一作は、読者の方々にも多くの衝撃を与えてくれます。
 この本を読んだ後は、館シリーズを全館読みたくなる程にのめりこむ事間違いなしです!



以上でこの本の紹介を終わります。
綾辻行人さんの「館シリーズ」は今後も紹介していきますので、興味を持ってくださった方はそちらの記事も是非読んでみてください。