涙の４ｃｍ ’９９有馬記念

今年も１年の締めくくり　有馬記念がやってきました。冬枯れの中山競馬場　寒さに震えながら、数々のドラマを見て来ました。オグリキャップのラストラン、トウカイテイオーの復活、ナリタブライアンとヒシアマゾンのワンツウー、おっと忘れちゃいけないカネツクロスの涙涙のラストラン（＾＾；

そしてグラスワンダーといえば’９８、’９９年の２連覇ですよね。
９８年は骨折で春を棒にふり、復帰戦の毎日王冠　アルゼンチン共和国杯と負け続け　早熟説も出始めた有馬記念、単賞馬券を握り締めて叫びました。

９９年も宝塚記念はライバル、スペシャルウィークを破ったものの、ジャパンカップは脚部不安で出られず、ぶっつけの有馬記念でした。
一方のスペシャルウィークは天皇賞・ジャパンカップと連勝して、この有馬で引退することが決まっていたので、最後の対決でしたね。

レースが始まる頃には緊張で吐きそうになるくらい・・・（≧▽≦）
そして運命のあのゴール・・・正直ワタクシも負けたかな？と思ったんだけど・・・的場ジョッキーはゴール後すぐに下馬してワンダーの足元みてるし、武さんはウイニングラン始めちゃうし・・・　長い長い写真判定でした。

でも、私の隣にいた友人は冷静に「大丈夫！ワンダーが勝っているから」と言ったのですよ。後でこいつすごいな。。。と思ったんですけどね

そしてウイニングランを終えた武さんが　丁度戻ってきたところで、掲示板の１着の所に７の数字が　　あの時掲示板を振り向いて確認した時の武さんの顔が今でも忘れられない・・・Ａ（￣▽￣；ゞ



いつもハラハラドキドキさせてくれたグラスワンダーと名馬の見本のようなスペシャルウィーク　良いライバルだったと思います。（といっても良く考えると直接対決は２度しかないんですよね）　種牡馬としてはスペシャルウィークに一歩先を行かれていますが、ワンダー産駒も頑張っていつかこの２頭の子供達が、有馬の舞台で戦ってくれたら楽しいだろうなあ・・・と思う今日この頃です(*^_^*)

’００エリザベス女王杯@エイダイクイン

秋のＧ１戦線も宴たけなわ（＾＾；　今週はエリザベス女王杯ですね。
過去にはヒシアマゾン、そして去年はカワカミプリンセスと有力馬の降着・・・
なんてのもあり、なかなか一筋縄ではいかない女の子達の熱い戦いであります。

今年はダービー馬ウオッカ、そのウオッカを秋華賞で破ったダイワスカーレット、我儘お嬢様と言われるスイープ姉さんや牝馬戦線常連のお姉さま達と華やかな顔ぶれで　今からワクワクします　(*^_^*)

そして、久々の　「思い出のレース」は２０００年　第２５回エリザベス女王杯

デビューからずっと追いかけていた大好きな牝馬エイダイクインちゃん・・・
この夏にエリ女で引退するかもしれないという話を聞いていたので　これはもう、最後のレースを見届けねばと一路京都へ・・・結局引退レースはその年の暮れの阪神牝馬となったわけですが・・・（＾＾；



この時勝ったのは　今は調教師となられた松永ミッキー鞍上のファレノプシス
メンクイなワタクシ・・・勿論ミッキーが勝ったことは嬉しかったのですが、それよりもなによりも　ゴール前　小柄な芦毛の馬体が飛んできた時には　もう　倒れそうでしたよ（≧▽≦）結果は３着・・・でもこんなに嬉しかった３着は今までにないかも・・・と言うくらい・・・

ファレノプシス＆ミッキーを応援していた友人が　表彰式でウルウルしている隣で、クインちゃんのゴール前のシーンを思い出しながらウルウルしていたワタクシなのでありました

そんなクインちゃんも今では　生まれ故郷で立派なお母さんになっています。
初年度はスペシャルウィークの牡馬　エイダイジュピター　中央未勝利ですが　今は北海道で走っているようです。
そして２番仔のワキノグラス・・・私の夢の配合・・・そうグラスワンダーとの子供だったのですが・・・これを語ると長くなるのでまたいつか・・・

３番仔のグランプリサクセスは現役で２勝目目指して頑張っています。フォーティーナイナーの子供です。
４番仔はマンハッタンカフェの牝馬　エイダイセルリアちゃん　デビューが楽しみです（・∀・）

今年のエリ女を戦う女の子達の多くもいずれ母への道を歩むのでしょう
どうかあまり熱くなり過ぎずに　華麗なレースを見せてくれますよう・・・（＾＾；

フェリシア♪ ’０４ 新潟２歳Ｓ

いよいよ新潟・小倉開催　最終週ですね。
それぞれの今開催最後の重賞レースは２歳ステークス　
新潟２歳ステークスといえば２００４年・・・グラスワンダー初年度産駒初の重賞挑戦したのは　フェリシアお嬢様でした。

　新潟での新馬戦を勝っての２戦目で重賞挑戦なんてぇ～
もう、いきなり重賞獲っちゃったらどうしよう～・・・毎度の妄想はこの時もＭＡＸ状態でしたね　

結果は４着でしたけど、私の中でのライバル　エルコンドルパサー産駒のアイルラヴァゲイン君にわずかばかり先着して、ちょっぴり嬉しかった（＾＾；）

このレース、１着だったマイネルレコルトが朝日杯を　２着のショウナンパントルが阪神ジュべナイルＦを勝って　新潟２歳Ｓ組は強いと言われたんですよね。

そして、フェリシアもその年　フェアリーステークスで見事初重賞Ｖ　
ワンダー父さんに産駒初重賞をプレゼントしてくれたのでありました

このレースのメンバー、すごいのは　その後、３着のスムースバリトンが東スポ杯２歳Ｓを、６着のインティライミは京都新聞杯・・・
ただその後をみると・・・なんとなく早熟だったのかも？と思われるのですが・・・（＞＜）

そんな孝行娘　フェリシアも昨年の１１月、ユートピアステークスを最後にお嫁入り　ちょっぴり性格きつそうだったけど、来年にはお母さんになるんですねえ・・・楽しみです。

そして、新潟２歳Ｓ　５着だった心のライバル　アイルラヴァゲイン君は今も元気に競走生活送っています。遅らばせながら、今年の３月　夕刊フジオーシャンステークスで初重賞ゲット　　　これからも頑張って！活躍楽しみにしてるよ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

チームワンダー、なんと明日は　新潟２頭のみの出走です

新潟１レース　　クリプトジュエル　　松岡君

　　　７レース　　プリンセスデザート　石橋脩君

応援する方は楽だけどちょっと寂しいかな
その分密度の濃い応援しなくちゃ＾０＾




　　　

宝塚記念’９９

今年の宝塚記念はなにやら豪華なメンバーのようですね。スイープトウショウが回避したのは残念ですが・・・

私にとって宝塚記念はあまり良い思い出がなくて、宝塚の後にもう競馬なんてやめようと思ったことが過去２回・・・でも、結局こうして今も続けているわけですが・・・(>_<)

そんななかで、’９９年の宝塚はこれを勝って凱旋門賞に挑戦しようというファン投票１位のスペシャルウィークと　的場さんが選んだグラスワンダーの対戦　安田記念では悔しい思いをしたので、ここは阪神まで応援に行かねばと朝一の飛行機でバビュ～ン　とひとっ飛び

私の夢が走ります～♪



阪神のパドックはほんとに写真が撮り辛いですね。なので私はいつも上から・・・
この日もワンダー君、目の周りクマできてるし、夏負け続いているのかとちょっと心配でした。

そしていよいよレース・・・ところが　スタンドに出たものの人が一杯でチビな私は全然レースが見えない～　慣れない競馬場だとどこに行ったら良いのか解らない　とりあえず実況でスペシャルウィークが　早めにスパートかけたのは分ったのだけど　ゴール前は歓声で何もわからず・・・前にいたお兄さん達の　マトバだよ～！　と言う声を聞いて　思わず小さくガッツポーズ　（＾０＾）
表彰式の写真は　スタンドの椅子の所にいた若者が　写真撮るなら、椅子の上に立ってええよと言ってくれ、感激のパチリ
ありがとう～！関西の優しい人～！　あなたの親切一生忘れません（＾＾；）

スペシャルウィークは凱旋門賞を断念したわけですが、今年は牝馬のウオッカがここから　凱旋門に行くという・・・すごいことですね。怪我のないよう頑張ってほしいものです。

そして　今年の私の夢は・・・昨年に引き続き　コスモバルク♪　です

負けちゃったよ～（Ｔ_Ｔ）’９９安田記念

１９９９年　６月１３日第４９回安田記念
この春も目の下　怪我してなかなかレースに出れなかったワンダー君、復帰戦の京王杯スプリングカップを勝って調子もうなぎ昇り？　ここはも一つＧ１タイトル欲しいよね　　と足取りも軽く出かけた安田記念・・・



う～～なんでだよ～なんであそこで差されちゃうんだよ～的場さ～ん　思い切り負けたなら諦めもつくのにハナ差だなんて・・・
一緒にいた友達に　「同情なんでいらないゼ」と心のなかでつぶやき、足取り重く家路についたのでありました　いまでも目をつぶればほら、あのゴール板前、やったと思うのと同時にあれ・・・エアジ君のハナのほうが出てるような・・・あの恐怖（笑）の瞬間が蘇るのであります・・・

　　

そしてこのレースで戦った三頭の女の子達　　キョウエイマーチ　　シーキングザパール　　エガオヲミセテ
皆もう今はいないのだけれど　キラキラ輝いてたあの頃のことをずっと忘れない。

東京優駿 ’０５(シルクネクサス♪）

今週はいよいよダービーですね。枠順も決まったようですが、今年はワンダーっ仔の出走もなく　寂しい限りです

なので　ここは、’０５年の第７２回東京優駿の事など・・・
なんたって、ワンダーの初年度産駒でダービー出走を果たしたという・・・私的にはそれだけで凄い事だったのであります


４コーナーで返し馬からスタート地点へ向かうシルクネクサス君であります。
ピンクの染め分け帽も似合うミッキー　と共にこちらに向かってご挨拶（？）してくれました（＾－＾）　この年は無敗でダービーに挑むあの！お馬さんがいましたから、さすがの私の妄想も　なりを潜め、落ち着いて観戦することが出来ました。



・・・とは言いつつ、４コーナー廻ったこの辺りではねえ・・・そりゃ少しばかりの夢はみましたよ
実はこの写真前１馬身程前に先行集団がいるのですが、カットしてみました（＾＾；）こうするといかにも先頭で４コーナー廻ったって感じしませんか　　　もっとも、この後には長い長い直線が待っているのですが・・・

それにしても幹夫君、この後も外めの良い位置を走らせてくれて、レースの映像にも良い感じで映っていました



そして、見事無敗の２冠馬となったディープインパクト　なんたって前日にはもう　ディープ馬像が飾られていたし、お祭りのようなダービーでしたね。

昨年はサクラメガワンダーが２年連続でワンダーっ仔　ダービー出走の夢を叶えてくれました。残念ながら、３年目はなかったけれど、今年はどんなダービーになるのでしょう？・・。馬券も冷静な気持ちで買えそうです　　思い入れ馬券がないだけ冷静に予想出来ても、当たるかと言うとその自信はない今日この頃なのです

思い出のオークス’９８

　　初めて競馬場に行ったのは確か昭和６３年のオークスの日（あぁ　年がばれちゃう～）・・・女の子は何か貰えるらしいよと先輩に誘われて　お弁当持って内馬場でピクニック気分で良く分らない馬券買ったっけ・・・ちなみにビギナーズラックはありませんでした（＾＾；）　　そして・・・



１９９８年、第59回優駿牝馬　　まだ　パドックも改装前です。懐かしい～私はこの頃のパドックの形態の方が好きですね。



winnerはエリモエクセル　的場さんのテン乗り、好騎乗でした
前年のオークスでは　ヤマニンザナドゥで落馬負傷してしまった的場さん・・・その事が思い出され　とにかく事故のないようにと祈っていたのですが、まさか勝っちゃうなんて
エクセルは　ちょっと大人びた顔の綺麗なお姉さんという感じの馬でした。２着はエアデジャヴー　　この頃はまだ馬連しかなかったので　あれこれ悩まずに馬券を買えた気がします。



そして、このレースには　忘れられないもう１頭の馬がいました。
エガオヲミセテ　名前も可愛くてファンの多い子だったと思います。
いつでも一生懸命な感じがして　応援せずにはいられないタイプの子でした。

子供に会うことは叶いませんでしたが　私の古いアルバムの中で今でも笑顔を見せていてくれます。

思い出のヴィクトリアマイル

春のＪpn1（これ、言い辛いですね・・Ｇ１でいいのになぁ（ーー；）戦線も宴たけなわ
過去のレースについての思い出など書いてみようと思ったのですが、このヴィクトリアマイル　今年で２回目だから　思い出というほどのものではない（＾＾；）な・・・と思いつつ・・・・

栄えある第１回目の勝者は藤沢厩舎の超良血、ダンスインザムードお嬢様でした。
青鹿毛の馬体にちょっときつい瞳・・・　　プライドの高いお嬢様という感じです。

岡部ジョッキーが長期休養明け、若竹賞でムードに乗って勝った時、泣いてらしたのが思い出されます。あの時の岡部さんの坊主頭にも驚きましたが

そして、この馬で悲願の桜花賞、もう最後のチャンスかも・・と一人盛り上がっていたんだけど・・・＾＾；　

このヴィクトリアマイル　記念すべき第１回の女王には是非、トウカイテイオー様の愛娘　ヤマニンシュクル嬢を！！　と意気込んで応援に出かけたものの、結果は７着・・・レース中はずっとシュクルを追っていたので、その前で繰り広げられていたムードとエアメサイアとディアラノビア嬢の熱い女の戦いはあまり良く見ていなかったという・・・（＞_＜）

そして　ムードお嬢様はペリエ、岡部さん、武さん、ルメール、デザーモ等と超一流ジョッキーとコンビを組み　牡馬相手のレースでも頑張りましたね。ちょっと気難しいお嬢様ぶりを発揮しながら・・・あっ、大切な事忘れてました！　
ヴィクトリアマイルでは　北村宏司君に初Ｇ１をプレゼントしたのでしたね


この時共に戦ったシュクルもその後　怪我で引退したけれど　無事に繁殖に上がることが出来、うまく行けば同じ年の子供が又同じターフを走るかもしれません。
その日を楽しみに待つ事にしましょう