よしーの世界

好きな神社仏閣巡り、音楽、本、アートイベント情報を中心にアップします。

巨匠パブロ・カザルス

2019-12-29 08:41:53 | 日記
最近はチェロの人気が凄くて小田急線や東急線でも背中にチェロを背負って練習に行く姿を度々

目にします。それも男性より女性の方が多い。そしてチェロと言えば巨匠パブロ・カザルスが私

にとっては一番のヒーローですね。あのバッハの「無伴奏チェロ組曲」の楽譜を13歳の時に古

本屋で発見し、練習に練習を重ね発表するに至る経緯は物語そのもので、未だにカザルスの古い

録音のアルバムが他を圧倒しています。


そして「船に乗れ!(藤谷治)」にも登場する「鳥の歌ーホワイトコンサート」も本当に素晴ら

しい。最初のメンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 作品49から最後の鳥の歌まで

見事な演奏を聴かせてくれる。世界平和を訴え続けたカザルスの気持ちがとてもこもっている。


カザルス指揮のモーツァルト六大交響曲集・マールボロ音楽祭管弦楽団/プエルト・リコ・カザ

ルス音楽祭管弦楽団もいいですよ。年末に聴くのにピッタリ。


アルフレッド・コルトー、ジャック・ティボーとのトリオによるシューマン&メンデルスゾー

ン:ピアノ三重奏曲も参考までに取り上げておきます。残念ながら1927~28年と古い録

音ですので、あまりお勧めは出来ませんが、スーパートリオなのは間違いないです。
コメント
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