西の空は晴れている

絶望の向こうに希望がある............、はず!

何事も経験

2012-03-11 19:59:57 | 親バカ

昨日~今日と、息子の剣道合宿。

昨日の早朝から本日の夕方まで、稽古、竹刀の手入れ、試合、昇級試験と剣道漬けです。

本日の試合ぐらいから見学に行きたかったのだけど、

何せ小1のサッカーから始まって学校の運動会を含めて、ことスポーツに関しては、

彼の場合、良い思い出が皆無。

親心として、試合を見に行きたいのは当然の感情なれど、下手にプレッシャーを掛けたくもなく、

夕方に、純粋なお迎えとして合宿場所に行きました。

試合等で時間が予定より長引いていた様で、昇級試験は見る事ができました。

初めての稽古漬けのせいか、それとも夜遅くまで友達と起きていたのか(たぶん、それなんだろうけど)、

剣道素人の私から見ても、気力、スピード、技のキレともに、”こりゃ駄目だわ”って感じでした。

1級を取れれば次は昇段試験となれたのですが、アンジョウ2級となりました。

一つだけ級が上がったので、可も無く不可も無くというところです。

ただ、昨日の3級クラスの個人戦では3位になれたので、

彼としては、初めての勲章ですわ。

お隣の市も含めて、計5つの中学の合同合宿で、昨日今日と、いろいろな人と対戦し、

本人曰く、5回勝ったそうで(何回負けたのかは絶対言わないが)、

勝つ経験、負ける経験、合宿、寝不足、皆で不味い食事等、良い経験になったと思っています

息子ネタ抜きにして、剣道は盲点だったなと最近思います。

柔道、空手をやってきた自分としては、

”剣道、これはチェック外だったなー!”って。

実戦、実戦とはいうものの、40歳越して、人を蹴ったり投げたりするシチュエーションになることは無く、

また、現実そんなことになれば基地外ですし。

オリンピック競技になることも無く、また、流派分裂、興業・商業主義に走る訳でもなく、

剣道のあり方というのは、武道としていろいろ考えされられます。

まあ、オヤジの戯言は置いといて、

息子的には、稽古中に○○中学の××先輩から”胴”で一本を取れたことが一番嬉しかった様です。

どのスポーツに限らず、昨今の大会至上主義には常々疑問を感じるのだけど、

中学の部活動としては、上記の様な経験が大切なのでは。