昨日~今日と、息子の剣道合宿。
昨日の早朝から本日の夕方まで、稽古、竹刀の手入れ、試合、昇級試験と剣道漬けです。
本日の試合ぐらいから見学に行きたかったのだけど、
何せ小1のサッカーから始まって学校の運動会を含めて、ことスポーツに関しては、
彼の場合、良い思い出が皆無。
親心として、試合を見に行きたいのは当然の感情なれど、下手にプレッシャーを掛けたくもなく、
夕方に、純粋なお迎えとして合宿場所に行きました。
試合等で時間が予定より長引いていた様で、昇級試験は見る事ができました。
初めての稽古漬けのせいか、それとも夜遅くまで友達と起きていたのか(たぶん、それなんだろうけど)、
剣道素人の私から見ても、気力、スピード、技のキレともに、”こりゃ駄目だわ”って感じでした。
1級を取れれば次は昇段試験となれたのですが、アンジョウ2級となりました。
一つだけ級が上がったので、可も無く不可も無くというところです。
ただ、昨日の3級クラスの個人戦では3位になれたので、
彼としては、初めての勲章ですわ。
お隣の市も含めて、計5つの中学の合同合宿で、昨日今日と、いろいろな人と対戦し、
本人曰く、5回勝ったそうで(何回負けたのかは絶対言わないが)、
勝つ経験、負ける経験、合宿、寝不足、皆で不味い食事等、良い経験になったと思っています。
息子ネタ抜きにして、剣道は盲点だったなと最近思います。
柔道、空手をやってきた自分としては、
”剣道、これはチェック外だったなー!”って。
実戦、実戦とはいうものの、40歳越して、人を蹴ったり投げたりするシチュエーションになることは無く、
また、現実そんなことになれば基地外ですし。
オリンピック競技になることも無く、また、流派分裂、興業・商業主義に走る訳でもなく、
剣道のあり方というのは、武道としていろいろ考えされられます。
まあ、オヤジの戯言は置いといて、
息子的には、稽古中に○○中学の××先輩から”胴”で一本を取れたことが一番嬉しかった様です。
どのスポーツに限らず、昨今の大会至上主義には常々疑問を感じるのだけど、
中学の部活動としては、上記の様な経験が大切なのでは。