kumaの写真帳、と趣味日記

眼をファインダーに通して、一瞬を記憶する。
刹那を写真に閉じ込めて、永遠の記録として綴っていきます。

夕日を眺めに高台へ。

2012-06-16 | 富山県砺波・南砺地区
06月13日

前日からの深夜作業から今日は午前中まで勤務。
午後からはお休みを頂く予定にしていました。

会社で昼食を取り、雑務をこなして自宅への帰路に就こうと車の停めてある駐車場へ向かいます。

...空一面に広がるあおぞら...

眠たい身体と頭に鞭打ちながら、とある撮影ポイントに向かうことにしました。

..........

訪れたのは、旧礪波郡の散居村を一望できる八乙女山ハングライダー離陸場所。



ここいら辺の大きな建築物といったら、小矢部市にあるクロスランドタワーを思い出すのですが、
この眺望点からでは遥か彼方、点にしか見えませんでした。

...といった位に、高い建物も無くただただ広大な耕地の中に民家が散らばって点在しています。

時期に訪れれば、夕日時に眺める風景はとても美しいものなのですが...
青々と茂る水田の苗はすくすくと育っており、もうその姿は今年は眺められないのかなぁ。



到着するもまだまだ日が高い位置にあり夕暮れ時には時間があったため、車中で仮眠をとることにしました。



一瞬、強い光が瞼の外をかすめたと感じて目を覚ましました。
それはここから遥か遠い福光から城端地区の辺りのとある水田から反射した太陽の光。

ぬくっと起床して車から出てみるとそこには異様な光景が広がっていました。
確か、さっきまではあおぞらが広がっていたと記憶していたのですが...



南砺井波で降り注ぐゲリラ豪雨に、南砺福光・城端に降り注ぐのは雲の影から射す陽の光。
遠くに見えるのは夕日に照らされた石川県内灘の日本海。

...いつの間にか雨雲が発達してしまい、あおぞらは分厚い雲の上になってしまったようです。



まぁ、眺めて見たいと思っていたここから眺める日本海に沈む夕日は眺めることが出来そうなので、
三脚をどっしりと構えて時を待つことにしました。

    

ここで悲劇が...

18:45...もう少しで陽が沈むというところで電話が鳴る。お得意先からの電話。

どうやら呉東方面で大規模な障害が発生し人員を待機させているとのこと。
ここに自分も加われとの依頼でした。

まさかの撮影中断...眺めたい景色はもうそこに有るのに...

「ここは南砺井波にある山のてっぺん付近だぜ、んなとこ行けるか!?」

こう叫びたかったがそこは我慢。
泣く泣く林道をヒルダウンのように車で下り、一時間後には会社入り。
そこからは現場に監禁されること30時間...ほぼ睡眠無し。

あれ、たしかこの日は深夜明けだったよな...

まぁ人生の中、こんな日もあるんだなぁと半ばあきらめて。

次に

..........

次にここハングライダー離陸場から望める景色が、雲一つない夕日時であることを願って。
その日を楽しみに待つことにします。

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