kumaの写真帳、と趣味日記

眼をファインダーに通して、一瞬を記憶する。
刹那を写真に閉じ込めて、永遠の記録として綴っていきます。

満天星空の中、集落は静かな夜を迎える

2013-03-10 | 富山県砺波・南砺地区
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正直、行こうかどうか迷ったのですが意を決して眺めにそして撮りに行くことに決めました。


先月末からの連続勤務中でようやく折り返しまで辿りついたかなといった刻。

しかも仕事が終わり会社を出たのが18時近く。

確かあのライトアップイベントは21時までだったはず。

トワイライトタイムも終わってここから向かっても自分の好きな空の色を眺めることは出来ない。

何より空色に恵まれた事のないトワイライトタイム+冬季のライトアップ

けれども、訪れた事のない冬季ライトアップイベント。


さて、眼下に広がる景色はどんなだろう。

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03月09日【相倉合掌造り集落 残雪ライトアップ】

駐車場に車を乗り捨て、急いで棚田の畦道を案内看板通りに登ってゆきます。
迷うことはありませんでした、この道は2回通ったことがあったから。

けれども今回は歩きにくい足元、ブーツが幾度となく雪道に滑りそうになっても必死になって転倒を堪えて終点へと向かいます。

ふるさと眺望点に指定されている地点から上部にある眺望ポイントへ到着。
はあはあと息を切らしながらも深呼吸してなんとか脈を整えます。
それと同じく、周囲の暗闇に目も慣れてきました。



前回...2度訪れたときはカエルの泣く鳴き声の合唱が集落に響き渡っておりました。
残雪残る中、静寂に包まれている今回...聞こえる音と言えば時折観光客が訪れ、発する言葉「綺麗」や雪が解けて道を静かに流れ落ちる水の音。

「綺麗」

それは合掌造りのライトアップ姿を眺めてか、
または見上げると目に映る満天の星空に向けて言うのか。

両方撮影してみたいな...

そんな気持ちになりました。



ライトアップイベント終了時刻まで粘りに粘って撮影してみました。
よくよく考えたら星空撮影や長時間露光撮影など行った事が無いことに気付きます。
こんな感じの撮影で良かったかな!?

いつもは被写体をあちこちと探し眼を右往左往させるのですが、今回はその場にじっと耐える一時間。

その苦労の結果は写真の編集後に現れるのだなとつくづく感じ、
時間を使うという撮影方法も覚えてゆかなければならないのだなと気付かされた刹那でした。

仕事帰りにちょっと寄り道...ちょっと遠かったかな!?

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