平成21年5月8日、農大での農業機械実習である小型機械研修を受けました。車の免許はオートマ限定、しかも10年連続ゴールド免許のペーパードライバーにとって、小型といえども機械は苦手な分野です。当然、エンジンに2サイクルと4サイクルのものがあることも知りませんでした。T先生は「昔は技術家庭科の時間で習ったもんだ」とおっしゃっていましたが、自分らの世代はそんなこと習っていません。チョークって何?。キー回せばエンジンかかるんじゃないの?って感じです。混合ガソリンなんてものがあること自体知りませんでした。トップカーにクラッチがあることを知ってビビりましたね。だってオートマしか免許持ってないんですよ。クラッチっていう単語だけで苦手意識です。「乗りたい人は?」はい、当然手なんか挙げません。こういうときは乗りたがる人がいてくれて助かります。
続いて草刈機です。おっと、その前に簡単な工具の使い方でした。インチねじとミリねじなんて知りませんよ。ねじって世界共通じゃないの?。パイプ切るときなんか火花飛びまくりですよ。当然後ろで見てました。草刈機のプラグ掃除の時には関係ない場所のねじを開けるわ、プラグを金属に当てずに感電するわ・・・。機械は苦手なんですって。
続いて、実際に草刈機で草を刈ってみました。これが楽しい!。今までちまちま手で抜くしかなかった雑草が目の前でなぎ倒されるのを見るのは最高でした。病み付きになりますね。調子に乗ってそこらじゅう刈りました。
最後は、なんかショベルカーみたいな大型の機械(注:フロントローダーのことです)の操作です。って小型機械じゃないじゃん。しかもなぜか全員が操作することに。アームの上げ下げだけなんで、これは簡単でした。気分は工事現場ですよ。全員がやり終えた後で、先生がなぜか私にショベルカーに乗れとの指示。いやな予感・・・。案の定ですよ。実際に機械を後進させたり、前進させたり、しかもアームの上げ下げも同時に。いやもう何でこういう役が自分に回ってくるんだろう?って感じでしたね。まあでも先生の指示通りに操作するだけだったので、なんとかなりました。結構自信もつきましたし。ああいう、普段動かせないものを動かすって楽しいですね。エンジンを切るときは完全に止まるまでストップスイッチを押す必要があるんですね。勉強になりました。
機械に対してなんとなく苦手意識があったのが、なんか楽しくなりました。トラクター動かすのが今から楽しみです。(1年生・男子学生M記)