資格取得ゼミで農耕用のけん引免許取得を選択した1年生10名が三次運転免許試験場でけん引の試験を受けました。
練習を始めた頃は,けん引のバックが変な方向へ行ってしまい上手くいきませんでした。その原因は,けん引というのは一つの連結で動いており,バックではバランスが悪くなり左右逆方向へ曲がってしまい,大きくハンドルを回し過ぎて上手くいかないということが判明しました。それからというもの少しずつハンドルを細かく操作するよう気をつけるようになり何とかバックができるようになりました。
しかし,新たな壁に…。それは,方向転換とカーブの時の脱輪です。方向転換は,1回の切返しなら減点はありません。しかし,2.3.4回と切返しをした場合は,即退場(スタート地点へ戻ること)になります。練習の時,頭で理解ができず,何度も切返しをしてしまいました。カーブでは,何度も縁石に乗り上げてしまい,これもまた理解するまで困難でした。放課後を利用して出来るまで練習しました。
そして,とうとう試験当日に…。私の試験番号は4番だったので人の運転を見て参考にする時間やルートの再確認をする時間もありましたが,緊張マックスで頭に入らない状態。「どうしよう」そう思いながら私の番がすぐにきてしまいました。試験官に紙を渡し,大きく深呼吸をして,スタート!私の苦手とするカーブや方向転換・ウインカーや確認等次々とクリアをしてしかも,ルートも間違えずに何とかできました。果たして…。
全員が終了して試験合格発表です。なんと!全員合格♪驚きのあまり皆に喜びの笑みがこぼれ,ホッとした気持ちになりました。帰りは合格祝いでコンビニに寄って自分への御褒美(^.^)♪先生方ありがとうございました。