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テレビっ子のひとり突っ込み

『千年のシンデレラ~Love in the Moonlight~』 

2021-06-01 23:53:01 | 中国ドラマ
                              

2018年|中国

◆おススメ度
★★★★★


◆キャスト
ホアン・ジンユー:ホーラン・シー(弧族の皇子右祭司)
ビクトリア:グァン・ピピ(ヒロイン)
リー・シェン:(シウ・シェン)
リー・ジアミン:(チャオ・クァンヨン)
リウ・ヨンシー:(シン・シャオジュー)
シュー・カイチェン:(タオ・ジアリン)

                             
◆あらすじ・感想(ネタバレあり)

3年くらい前から急に韓国ドラマにハマって見まくってた時期に、ちょっと目に留まって初めて見た中国ドラマ。


以下、ざっくりとしたあらすじ。

ほんと、ざっくりいうと、弧族という不思議な力を持った大富豪の主人公ホーランと、裕福とは言えない家庭に生まれた人間の娘グァン・ピピの恋の物語です。

主人公のホーラン・シーは、はるか昔に地球にやってきたエイリアン、弧族の末裔。彼は弧族の父親と人間の母親の間に生まれたために子供の頃から体が弱く、
盲目だったが、あることをきっかけに夜だけは目が見えるようになる。彼の目が見えるようになったきっかけは、幼くして彼と結婚した人間の娘フイイェンであり、
寿命の長い弧族であるホーランは、初恋相手のフイイェンが生まれ変わるたびに探し求め、何世代もの間生まれ変わったフイイェンと恋をしていた。

そして現代、ホーランはフイイェンの生まれ変わりであるヒロイン、グァン・ピピを探し当て、もう一度恋をしようとするのだが・・・。
                  
千年もの間、何度も生まれ変わったフイイェンと恋をするホーランが、今世紀でのフイイェン、グァン・ピピとはそう簡単に結ばれない。
彼女にはすでに、幼馴染の彼氏がおり、ホーランはピピの感動的な出会いを演出するも失敗。
それでもあの手この手で責めるホーランと、それを一緒に画策する側近のクァンヨンとシェン。

ピピの彼氏、ジアリンがピピの親友ティエン・シンと浮気していたことを知って傷つくピピを元気づけるために、カフェ店員でピピの友人シャオジューが
ホーランに助けを求めたことがきっかけで、少しずつピピとホーランの距離が縮まっていく。

しかし、ホーランの目が夜だけ見えることになったことと、ピピの残された命の間にはある秘密があり・・・・。

と、以上が主なあらすじです。

長年続いている悲劇の連鎖を断ち切ろうとする主人公二人の物語や、弧妖の花の謎、媚珠っていう二人の関係に華を添える不思議アイテムだとか、弧族同士の対立、
ホーランの側近のクァンヨンとシェンとの過去や二人の関係、そして二人とシャオジューの関係やら、いろんな謎や物語があって飽きない展開となっています。
                  


全体的に、過去の回想(何世代ものフイイェンとのシーン)も交えつつ、悲劇ミステリーの全容が明らかになっていくドキドキ感もありながら、ちょいちょい
ラブコメ要素も挟んでるので、見ててそんなに疲れない。(まー、若干ホーランと対立する左祭司のチャオ・ソンとチェンホアのシーンが続くとここそんなに細かく
いらないなー、とか思っちゃったりもしますが。)

                  
ただ、出だしの夜のビルの屋上で黒いコートをはためかせてるホーランの登場シーンがちょっと微妙で、一回そこで挫折してしばらく休憩しちゃいました・・・。

でも、ホーランと現代のフイイェンことグァン・ピピとの運命の出会いを狙った最初の出会いの演出が失敗に終わるところはけっこう惹かれて、そこが私的には
「お、ちょっとこのドラマちゃんと見てみようかな」って気にさせる場面でした。

とりあえず第1話には、時代劇、昔話、SFファンタジー、スパイ、カーアクション、恋愛っていういろんな要素を詰め込んで、なんか色んなジャンルで
視聴者を取り込もうとしている感が。でも、嫌いではないです。
広異記っていう中国の文献(?)が元になってる話なのかな?

あと、ちょっと韓国ドラマのパターン化されたラブストーリーに飽きていたとこだったので、ちょっと中国ドラマが新鮮でハマっちゃいました。

韓国ドラマって、時代劇作るにしても史実として残っている歴史が浅いのか、李氏朝鮮の時代か、せいぜい高麗の時代くらいしかないし、
現代劇だと社会の底辺みたいな明日をも分からない貧乏な生活を送るヒロインと、韓国では現実的に何人かしかいないっていう限定的な財閥の御曹司との
ラブストーリーっていうパターン(そして貧乏人を見下すお金持ちと貧乏なのにプライドだけは捨てないヒロイン、みたいな)が多かったので。

韓国ドラマと比べると、中国はいろんな時代と皇帝がいて、衣装も様々だし、現代ドラマもいろんなパターンのお金持ちがいて、頑張っても
財閥にはなれない韓国とは違ってちょっとだけ夢があるような・・・?

まぁ、韓国ドラマには韓国ドラマなりの良さもあるんだけども。


主演のホアン・ジンユー、なんとなく、韓国ドラマに出てくるイケメンたちに比べて華がないような気がするけど、見てるとだんだんクセになるタイプ。

ヒロインのビクトリア、薄幸な美女からコミカルな演技までをこなす美人さんですが、ちょっと私生活ではヤン・ヤンと噂があったので、ヤン・ヤンを
弄んでるようなイメージがあって私の中では好感度はちょっと低いです・・・。
                     
ジアリン役の人、けっこう正統派イケメンだと思うんだけど、このドラマ以外ではまだ見たことがないです。他の出演作は、日本では配信されてないみたい。

クァンヨン役のリー・ジアミンは、「運命の桃花」に雲風役で出てます。私生活では、このドラマで共演したリウ・ヨンシーと去年結婚したんだとか。

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