けっこう前、私がまだ飲み会で重宝される若い女子社員だった頃のお話。
私が師事している占い師の先生がいます。
先生のことは信頼しているけど、正直占い自体とスピリチュアルなお話は半信半疑だった私。
人がたくさん集まるところや、ストレスを抱える人がたくさんいるような場所には極力行くなと、特に私は霊媒体質なので
変な気をもらっちゃうから気を付けてと言われていました。
でも、現実問題毎日会社行かなきゃいけないので仕事の行き帰りに満員電車に乗らなきゃいけない。それを避けるなんて無理。
(今考えると、通勤電車なんてストレス抱えた人たちの宝庫。)
多少、罪悪感を感じつつも毎日ぎゅうぎゅうの電車に乗り、そして、ちょっとでも人から受ける圧で辛いストレスのかかる状態から
逃避するために電車の中で毎日本を読んでたのですが、たまたま心霊系の本(新耳袋とかそういう系)にハマちゃってた頃のことです。
怖い本も、寄ってきちゃうので読まない方がいいって言われてたんですが、なんせ半信半疑だったもので、
あまり気にせずに読んじゃってました。
まーでも極力、会社の昼休みとかにしか読まないようにしてたその本を、電車の中でも読んでしまっていた時期に、
なんだか右肩がめちゃめちゃ痛くなったことがありました。
肩が重いと言うか、痛いと言うか、ほんと、ものすごいひどい肩こりみたいな。肩をコンクリートで固められて
血が流れなくなったところに重石を乗せられているような感じ。それも片方だけ。
あー、もしかして憑いちゃったかなー、
なんて思ったりもするんだけど、人が多い会社内で、かつ目の前にこなさなきゃいけない仕事がたくさんある状態では、
『肩に霊が憑いてるかも』
なんて思ってもイマイチ現実味が薄くて怖くはない。
(これ、家に帰って思い出したら怖いんだろーなー。)って思ってもみるんだけど、家では絶対に思い出さない。
(それもまたコワい話なんですが、そっちはまた今度。)
憑かれちゃったかな、って半分思いつつも酷い肩こりでツライ、とも思ってました。
で、その週末。ちょっとした工程の区切りで、無事その工程を終えたことを労う打ち上げのようなちょいおっきめの飲み会が開催され、
その飲み会の席で会社の上司から、客先の部長へ紹介される機会がありました。
日頃、ストッキングが嫌いで(太ももが汗でかぶれたりするので)、ストッキング素材のハイソックスを愛用していたのですが、
膝ついてお酌してたらけっこう出来上がっちゃったその客先の部長が私のひざを触ってきた。
まー、かなり酔っていて座っててもちょっとよろけてたので、手を着いたのがたまたま私の膝だったんだろうと思おうとしたのですが、
「ん?君、素足じゃないかー(笑)」
って言って、ちょっと言い訳できないくらい膝を撫でまわされました。
言葉としては、「それセクハラじゃ?」っていうことはよく言われてましたが、こんな物理的なセクハラは初めてで、
ちょっとどう対処していいのか戸惑うばかり。
でもまー、膝だったし、酔っぱらいのオジサンだからって思えばギリ流せるかなと思いました。自分も酔ってたし。
けど、二次会のカラオケに行ったのが間違いでした。
上司と先輩社員たちに半ば強制的に連行され、部長の歌う「金太の大冒険」という恐ろしいセクハラソングを聞かされる。
私がドン引きしていると、手慣れた感じで手拍子しながら一緒に歌っている人々・・・。まじか。
そうこうしているうちに、誰かが入れたバラードっぽい曲がかかり、私は部長に「踊ろう」と言われ、合法的(?)に抱きつかれる羽目に。
(ってか、カラオケで踊るもなにもないし。そして踊るって、チークダンスみたいなやつだから。ノリに合わせた振付けみたいなやつじゃないから。)
で、ここでちょっと許せない事案発生。
踊ろうって言われて体密着させてくる状態もめちゃめちゃキモかったけど、なんとその時、もう言い訳できないくらいにお尻を触られたのです。
触られたと言うか、なで回されたというか。
部長は背中を座ってる人たちの方に向けているので、手が他の人に見えない状態で。
これ、もうセクハラ通り越して痴漢でしょ。わいせつ罪。
さすがに耐えられなくて、すぐ離れましたが。
カラオケには10人くらいの人がいて、みんな人の気も知らずにそれぞれ笑っているので、どうしてもその空気をブチ壊すことができず、その場は我慢。
酒好きの部長と仲のいい、同じく酒好きの契約社員の女子の先輩がいるので、後日チクってやろうと思って、その後のことを色々妄想していたところ、
誰かがテーブルの上の何かを落としたので、仕方なく机の下に頭を突っ込んで拾おうとしたところ、衝撃的なものを見てしまう。
その契約社員の先輩、部長の隣で笑いながらお酒飲んでるんだけど、テーブルの下では自分の足を部長の太ももに絡めてました・・・・。
やべー、チクるどころじゃない、この二人デキてる。
そう確信してその後も二人を観察していると、先輩の肩に手を回して、何度も胸元から手を入れようとする部長。そして手慣れた様子でその手を払う先輩。
これ、ほんとなんで誰も気づかないの?
大人社会の恐ろしさを知った夜でした。
(後日知ったことですが、その先輩、フツウはあり得ないんですが客先から何度もバイネームで単金アップの話が来て、通常2年で契約が切れるところ、
うまいこと所属を微妙に変えることで何年も再契約してるとか。枕営業ってこうゆうこと?)
てか、この先輩がこんなだから女子社員に何やっても許されると思ってるんでしょうね。女の敵は女、って言葉あながち間違いじゃないんだなー。
すっごいイラつく経験をした日でしたが、一つだけいいことが。
あんなに痛かった肩が、翌日は驚くほど軽くなっていました
お酒飲んで血流がよくなったから肩こりがスッキリ治ったのかなー、なんて思ってたんですが、翌週、出勤してみると、例のセクハラ部長がお休み。
気になって人に聞いてみたところ、
ぎっくり腰で土曜の朝から起き上がれなくなったらしいと。
(あ、うつったな)
と思った次第でした。
事実は小説より奇なり。
私が師事している占い師の先生がいます。
先生のことは信頼しているけど、正直占い自体とスピリチュアルなお話は半信半疑だった私。
人がたくさん集まるところや、ストレスを抱える人がたくさんいるような場所には極力行くなと、特に私は霊媒体質なので
変な気をもらっちゃうから気を付けてと言われていました。
でも、現実問題毎日会社行かなきゃいけないので仕事の行き帰りに満員電車に乗らなきゃいけない。それを避けるなんて無理。
(今考えると、通勤電車なんてストレス抱えた人たちの宝庫。)
多少、罪悪感を感じつつも毎日ぎゅうぎゅうの電車に乗り、そして、ちょっとでも人から受ける圧で辛いストレスのかかる状態から
逃避するために電車の中で毎日本を読んでたのですが、たまたま心霊系の本(新耳袋とかそういう系)にハマちゃってた頃のことです。
怖い本も、寄ってきちゃうので読まない方がいいって言われてたんですが、なんせ半信半疑だったもので、
あまり気にせずに読んじゃってました。
まーでも極力、会社の昼休みとかにしか読まないようにしてたその本を、電車の中でも読んでしまっていた時期に、
なんだか右肩がめちゃめちゃ痛くなったことがありました。
肩が重いと言うか、痛いと言うか、ほんと、ものすごいひどい肩こりみたいな。肩をコンクリートで固められて
血が流れなくなったところに重石を乗せられているような感じ。それも片方だけ。
あー、もしかして憑いちゃったかなー、
なんて思ったりもするんだけど、人が多い会社内で、かつ目の前にこなさなきゃいけない仕事がたくさんある状態では、
『肩に霊が憑いてるかも』
なんて思ってもイマイチ現実味が薄くて怖くはない。
(これ、家に帰って思い出したら怖いんだろーなー。)って思ってもみるんだけど、家では絶対に思い出さない。
(それもまたコワい話なんですが、そっちはまた今度。)
憑かれちゃったかな、って半分思いつつも酷い肩こりでツライ、とも思ってました。
で、その週末。ちょっとした工程の区切りで、無事その工程を終えたことを労う打ち上げのようなちょいおっきめの飲み会が開催され、
その飲み会の席で会社の上司から、客先の部長へ紹介される機会がありました。
日頃、ストッキングが嫌いで(太ももが汗でかぶれたりするので)、ストッキング素材のハイソックスを愛用していたのですが、
膝ついてお酌してたらけっこう出来上がっちゃったその客先の部長が私のひざを触ってきた。
まー、かなり酔っていて座っててもちょっとよろけてたので、手を着いたのがたまたま私の膝だったんだろうと思おうとしたのですが、
「ん?君、素足じゃないかー(笑)」
って言って、ちょっと言い訳できないくらい膝を撫でまわされました。
言葉としては、「それセクハラじゃ?」っていうことはよく言われてましたが、こんな物理的なセクハラは初めてで、
ちょっとどう対処していいのか戸惑うばかり。
でもまー、膝だったし、酔っぱらいのオジサンだからって思えばギリ流せるかなと思いました。自分も酔ってたし。
けど、二次会のカラオケに行ったのが間違いでした。
上司と先輩社員たちに半ば強制的に連行され、部長の歌う「金太の大冒険」という恐ろしいセクハラソングを聞かされる。
私がドン引きしていると、手慣れた感じで手拍子しながら一緒に歌っている人々・・・。まじか。
そうこうしているうちに、誰かが入れたバラードっぽい曲がかかり、私は部長に「踊ろう」と言われ、合法的(?)に抱きつかれる羽目に。
(ってか、カラオケで踊るもなにもないし。そして踊るって、チークダンスみたいなやつだから。ノリに合わせた振付けみたいなやつじゃないから。)
で、ここでちょっと許せない事案発生。
踊ろうって言われて体密着させてくる状態もめちゃめちゃキモかったけど、なんとその時、もう言い訳できないくらいにお尻を触られたのです。
触られたと言うか、なで回されたというか。
部長は背中を座ってる人たちの方に向けているので、手が他の人に見えない状態で。
これ、もうセクハラ通り越して痴漢でしょ。わいせつ罪。
さすがに耐えられなくて、すぐ離れましたが。
カラオケには10人くらいの人がいて、みんな人の気も知らずにそれぞれ笑っているので、どうしてもその空気をブチ壊すことができず、その場は我慢。
酒好きの部長と仲のいい、同じく酒好きの契約社員の女子の先輩がいるので、後日チクってやろうと思って、その後のことを色々妄想していたところ、
誰かがテーブルの上の何かを落としたので、仕方なく机の下に頭を突っ込んで拾おうとしたところ、衝撃的なものを見てしまう。
その契約社員の先輩、部長の隣で笑いながらお酒飲んでるんだけど、テーブルの下では自分の足を部長の太ももに絡めてました・・・・。
やべー、チクるどころじゃない、この二人デキてる。
そう確信してその後も二人を観察していると、先輩の肩に手を回して、何度も胸元から手を入れようとする部長。そして手慣れた様子でその手を払う先輩。
これ、ほんとなんで誰も気づかないの?
大人社会の恐ろしさを知った夜でした。
(後日知ったことですが、その先輩、フツウはあり得ないんですが客先から何度もバイネームで単金アップの話が来て、通常2年で契約が切れるところ、
うまいこと所属を微妙に変えることで何年も再契約してるとか。枕営業ってこうゆうこと?)
てか、この先輩がこんなだから女子社員に何やっても許されると思ってるんでしょうね。女の敵は女、って言葉あながち間違いじゃないんだなー。
すっごいイラつく経験をした日でしたが、一つだけいいことが。
あんなに痛かった肩が、翌日は驚くほど軽くなっていました
お酒飲んで血流がよくなったから肩こりがスッキリ治ったのかなー、なんて思ってたんですが、翌週、出勤してみると、例のセクハラ部長がお休み。
気になって人に聞いてみたところ、
ぎっくり腰で土曜の朝から起き上がれなくなったらしいと。
(あ、うつったな)
と思った次第でした。
事実は小説より奇なり。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます