2018年 中国
◆おススメ度
★★★★★
◆キャスト
扶揺(フーヤオ):ヤン・ミー
長孫無極(ちょうそんむきょく):イーサン・ルアン
燕驚塵(えんきょうじん):ホアン・ヨウミン
裴瑗(はいえん):リー・イーシャオ
宋越(そうえつ):ライ・イー
江楓(こうふう):ガオ・ハンユー
戦北野(せんほくや):ガオ・ウェイグァン
雅蘭珠(がらんじゅ):チャン・ヤーチン
小七(しょうしち):ジャン・ロン
◆感想
ヤン・ミー主演ドラマです。
3年くらい前に見たドラマですが、これも、私の中で★5評価な作品。
なんていうか、日本のマンガの「どろろ」とか「魍魎戦記MADARA」(MADARA自体も「どろろ」がモチーフになってるみたいだけど。)
みたいな、失われていた自分のルーツを探して旅に出る、そして1つ進むごとに失われていた(封印されていた)力を取り戻し、
謎が解けて黒幕にもちょっとずつ近づいていく、っていうようなお話で、なんかそういうところは馴染みがあって面白かった。
男主演はイーサン・ルアン。
彼の代表作は台湾ドラマの「ハートに命中100%」。韓国でリメイクされた「運命のように君を愛してる」のオリジナル版。
まー、その作品自体はまた別の機会に。
最初はねー、イーサン・ルアンが全然タイプじゃないのでこれから全66話もヤン・ミーと彼のカップルを見続けていけるのか
けっこう不安でしたが、「永遠の桃花」のマーク・チャオみたいに、だんだんイケメンに見えてきて、しまいにはけっこう役
としての彼に恋煩い気味な感じになっちゃうほど、見終わった後のロスが激しかった。(このねー、ロスが激しければ激しいほど、
なかなか感想が書けなかったりします。)ほんと、彼もまた、私の中では最高の雰囲気イケメンのうちの一人です。
ストーリー紹介ですが・・・
ざっくりといいつつ紹介しちゃうと、ほんとその⑩くらいまで行っちゃいそうな気が・・・・。
悩みつつ、ちょっと書いてみます。
◇◇
物語の舞台設定は五洲大陸っていうところ。太淵、天煞(てんさつ)、璇璣(せんき)は天権国に統領され、扶風海の向こう側に
穹蒼がある。(天権国っていうのが、人間界で一番権力を持った国で、穹蒼はその4つの国を統治するちょっとした仙界みたい
な国?)
(まず、この世界観に慣れるまでがけっこう大変。国の名前もなかなか覚えられないのに、最初の舞台となる太淵国には、玄元派
っていう門派があって、さらにそこが玄正部とか、玄幽部とかあって覚えるまではカオス・・・。)
千百年前、帝非天が戦争を起こした時に、穹蒼の長老が玄霊真葉(魔力を持った不思議アイテム、みたいな?)で五洲を救ったが、
帝非天の血が五色石となり、時を待って一度反乱を起こそうとしている。(今は穹蒼で封印されているような状態?そしてこれは
知る人ぞ知る、トップシークレットかつ、伝説的な秘密みたいです。)
太淵で育った少女・扶揺(フーヤオ)は、自分のルーツを何も知らずに玄元派で奴婢として働いています。
一方、天権国の皇太子である長孫無極は、天権国が統治する三州の国の問題を片付けるために、身分を隠して太淵国にやって
きます。
二人はお互いのことを何も知らずに太淵国で出会います。
同じ玄元派でありながら玄正部から差別を受ける玄幽部という制度などに疑問を持ち、自分の境遇から抜け出そうともがく扶揺
に興味を持ち、何かと絡んでくる長孫無極。そして、初めはそれを煙たく思う扶揺(フーヤオ)っていうよくあるパターン。
ある日、扶揺(フーヤオ)は、自分が五色石の持ち主であることを知らされ、封印を解くために旅立つことになります。
偶然扶揺(フーヤオ)のピンチに遭遇してしまう長孫無極は、毎度毎度彼女のことが放っておけず、身を挺して助けたり助けられ
たりするうちに、よくあるパターンで二人は恋に落ちていきます。
しかし実は、長孫無極にはもう一つ五色石を持つ者を見つけるという極秘任務があり、それぞれの使命を持って旅を続けるうちに、
お互いの正体を知った二人に待ち受けるのは・・・。
◇◇
全体的には、五洲大陸っていうところを一つ一つ旅していくっていうお話です。
訪れる国、一つ一つに問題があり、図らずも長孫無極と扶揺(フーヤオ)は、その問題を片付けながらそれがそれぞれが抱えていた
謎を解き明かす鍵が提示されたり、またさらなる謎が生まれたり、そういいつつ二人の距離が縮まったりしてドキドキしたりって
いう壮大なファンタジーというか、謎解きアクションというか。
まー、若干ロード・オブ・ザ・リング的側面もあったりして、なかなか見ごたえのある重厚な作品だと思います。
次からちょーっとずつ、もうちょっと詳細な紹介をしていきます。
相手役がね~段々素敵に見えてくるのはナゼなんでしょうかね?不思議ですね。
コメントありがとうございます。
>相手役がね~段々素敵に見えてくるのはナゼなんでしょうかね?不思議ですね。
なんなんでしょうねー。
こういう人を勝手に雰囲気イケメンて呼んでるんですが、
役柄なのか、イケメンの演技が上手いのか、作中でイケメン扱いされてる中に入り込んでしまうからなのか・・・
ほんと不思議ですよねー。
最近「暴風眼-特命捜査官-」を観てたんですが、この作品でのヤン・ミーの相手役、
チャン・ビンビンは、フツウにイケメンです。