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テレビっ子のひとり突っ込み

『ツンデレ王子のシンデレラ』感想・あらすじ紹介

2022-01-09 23:58:22 | 中国ドラマ
            

2016年 中国

◆おススメ度
★★☆☆☆


◆キャスト
ジャン・チェン:フー・イーティエン
チェン・シャオシー:シェン・ユエ
ルー・ヤン:ソン・ニン
ウー・ボーソン:ガオ・ジーティン
リン・ジンシャオ:ワン・ズーウェイ



◆感想・概要

中国の人気作家、チャオ・チェンチェンによる『あったかいロマンス』、『ロマンスの方程式』と共に恋愛三部作と呼ばれてる作品らしいです。
私的にはツンデレ王子シリーズって勝手に呼んでますが。(作者関係なく・・・。)

とりあえず、なんでか分からないですがこの中国のジャージが制服の高校生活を送っているドラマ観るのがすごく苦痛。貧困家庭事情とか、理不尽に怒る先生だとか、
もっと言い訳すればいいのに口をつぐんで怒られるがままの生徒だとか、口数が少なくてすれ違う主人公たちとか。

なので、何話か見た後でちょっと挫折してたんですが、「Go!Go!シンデレラは片想い」のウーバイ(フー・イーティエン)見てたらどっかで見た人だけど誰だっけー?
ってなって、それで中途半端にしてたこの作品思い出して、結果「Go!Go!シンデレラは片想い」が課金対象から外れるの待つ間にウーバイ効果で一気に見ました。



ざっくりしたあらすじです。(ネタバレ注意。)

ヒロインのチェン・シャオシー(シェン・ユエ)は、同じ団地に住むジャン・チェン(フー・イーティエン)に子供の頃から片想い中。

ジャン・チェンを振り向かせるためにあれこれ拙い作戦を考えては実行しますが、クールなジャン・チェンには梨のつぶて(というか全部裏目に)。そんな中、競泳選手
として活躍するちょい不良っぽいウー・ボーソンが転校してきます。

転校したてかつ水泳の練習に時間の大半を割くウー・ボーソンには友人がおらず、転校早々果たし状のような物騒なラブレターを朗読するジャン・チェンに出会い、
アニキと呼んで慕うようになります。

水泳のおかげで特待生として編入したウー・ボーソンは、水泳以外の勉強では落ちこぼれ。チェン・シャオシーの落ちこぼれ仲間のルー・ヤンとも意気投合し、何かと
シャオシーのそばで彼女を支えます。

     

今まで、彼女の王子様として不動の地位を確立していたジャン・チェンは、シャオシーに付きまとうボーソンが気になるように。ここからジャン・チェンがちょーっと
ずつシャオシーへの自分の気持ちに気付き始め、シャオシーが気づかないくらいの速度で彼のシャオシーに対する態度が変わってきます。
     
     

そしてそれに気づいたボーソンと何かと張り合うように。

まぁ、そんなメインのストーリーも進みながら高校生活編では、ジャン・チェンの母親との関係問題や、シャオシーの父親の不倫疑惑にみんなで解決に乗り出したり、
シャオシーの親友リン・ジンシャオの離婚して別々に暮らしている父親との再会や、ジャン・チェンに想いを寄せる優等生女子とジャン・チェンの仲を誤解して傷つい
たりと、一通りの青春的なところを経験します。

     

で、高校も終わりに近づきここから告白ラッシュが始まります。
まずはリン・ジンシャオがずっと好きだったルー・ヤン。もう、ジンシャオが好きなことは公然となっていて今更な感じなんですが、ここへ来て全校生徒の前で公開告白
っていう暴挙に。しかし元々心臓が弱かった(らしい)ルー・ヤンは、受験を前に入院。体の弱い自分を卑下して自分を受け入れてくれたジンシャオを拒絶するように。
(ジャン・チェンとシャオシーの仲を早く進めてほしいと思うこっちとしては、少々この辺の恋愛関係がめんどくさくて仕方ない。)

さらに、大事なスポンサーが見に来る大会を控えたボーソンも、シャオシーを呼び出して告白。でもやっぱりフラれちゃます。

で、大学受験。シャオシーと離れたくないジャン・チェンは、母親の勧める大学ではなくシャオシーと離れずに済む近くの大学の医学部を志望。喜ぶシャオシーですが、
なんと、シャオシーだけが不合格。
落ち込むシャオシーに、自分が入学する大学の芸術学部を勧めるジャン・チェン。その言い訳に、自分は高得点で合格したこと、絵が得意なシャオシーはそっちの道に
進むべきであること、自分が合格した大学なら勉強を手伝って合格させる自信があること、など並べ立てます。で、医学部は5年だし卒業は一緒だと。
もう、この時点でフツウに愛の告白なんだけど、全く気付かないニブちんのシャオシー。

で、1年後、無事合格するシャオシー。そして、ジャン・チェンに誘われて出かけると、同窓会のお知らせが。
二人で同窓会に参加するも、酔いつぶれてしまうシャオシー。心配して声を掛けるボーソンですが、「ジャン・チェンのバカ」と言われて殴られたり散々な目に。
で、一人でシャオシーを送っていく名目を得たジャン・チェン。

帰り道、酔っぱらったシャオシーに、とうとう・・・。
ここ、一番のきゅんきゅんシーンです!

酔ったシャオシーに

「今夜の記憶は明日まであるか?」

と聞き、分からないと答えるシャオシー。覚えていたら電話してと言って、キスしちゃいます!!!(きゃーっ!)

で、案の定覚えてなかったっぽいシャオシーですが、まー、その後大学の新歓コンパでジャン・チェンがみんなに彼女宣言してようやくラブラブ生活の始まりです。
(ちゃんとした定石の告白がなくつきあっちゃうのがツンデレ王子たちの共通点なんだろうか・・・。でも、ちょっとそこが「きゃーっ」ってなる部分でもあります。)

ここまでで、全24話の18話目。

で、ここまでめっちゃ進みが遅かったにもかかわらず、大学生活は2話で終わり、さらに研修医として忙しい生活を送るジャン・チェンとシャオシーはすごい微妙な
行き違いで別れちゃったりなんかします。

        

そっから水泳でスターになったボーソンがまた登場したりしてハラハラしたりもするんですが、最終的にはまたジャン・チェンと再会して得意の能力を生かして
漫画家になる夢をひっそり後押ししてたジャン・チェンに気付いてハッピーエンドを迎えるっていう訳ですが・・・。

        


なんか、あーんなに高校生活引っ張った割に、二人がうまくいってからの駆け足っぷりがちょっと解せない。
私にとっては見続けるのがけっこう疲れる割に見返りの少ない作品ではありました。(大人になってからのシャオシーの気持ちが全く理解できないというか。)

それから、ヒロインを取り合うライバルとして登場するボーソン役の人、ちょっと顔が全然受け付けないタイプなせいでそこもあまり楽しめなかった。

今改めておさらいすると、「待って、私の青春」は、そういったところを全部解消してくれてる作品だった気がしました。

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