またまた タクシーキサニｍ(^_^;)

韓国語講座から友達との待ち合わせ場所へ行く途中
拾ったタクシー　キサニｍのお話。
待ち合わせ場所までは地下鉄やバスの乗り継ぎが悪いので、
タクシーでひとっ走りが一番、手っ取り早いのだ。

最初はいつものように「どこから来たの？韓国に住んでるの？」
なんていういつもの定番の質問。
これに対する答えは完璧さ

そしたら、途中で
「ガスが無いんだよね～。この道の途中にガソリンスタンドがあるから
　寄ってもいいか？」
と聞いてきた。

なんですと～？
ガスがない？　ここから目的地までは、まだ１５分くらいかかるのだよ。
途中でエンストされては困る。
確かにメーターを見ると「E」を差している。

でもさ、プロの運転手だもの、ガスが残り少なくなったら
お客を拾わず、スタンドへ直行だろうが！
だいたいがタクシーはLPガスを使っているので
どこででもガスを入れられるわけではないし。

仕方ないので「行ってもいいよ。」と答えた。

行ってみるとそのガソリンスタンド、当たり前だけれど
タクシーがぎっしりいる。
“をを～、こんなスタンド、初めて来たぞ”
なんてキョロキョロしてみた

でも、みんな“空車”でお客を乗せているのは、うちのタクシーだけ。。。

ガス補充の列に車を並べたキサニｍ
さすがに悪いと思ったのだろう、
「コピ飲むか？」と言ってきたけれど、
その時は飲みたくなかったので断った。

と、その時、隣の列から、ものすごい怒鳴り声が聞こえた。
よく分からないけれど、身振りからすると並んでいる車に別の車が
割り込んできて、
もう少しでぶつかるところ（ひょっとしたらぶつかったのかも）だったみたいだ。
今にも殴らんばかりの勢いでアジョシ同士が言い合っている。

スタンドのアジョシもあわてて飛んできて、ふたりを引き離すも
口角に泡とばして、激昂するふたり。

“ひえ～～～、怖いよー。おそろしいよー”と思っていたら
ガスを入れ終わり、元の道を走り出したうちのタクシー。。。
キサニｍは、機嫌良く「カムサハンミダー♪」

うーん、時間がかかったことを怒るべきか
それとも、なかなか入れないガススタンドに行け、
その上、ケンカまで見られて
おもしろかったから、結果オーライと言うべきか。。。