ありえない病気！？

韓国に来て１年半。いろんなハプニングがあった。
日本では考えられないと思うことも。
恐怖の館事件やら倒れるやら、去年の今頃はこんなこともあった。

細かいことなら、他にもいくつかあり「波瀾万丈」とまでは言わないけれど
日本で過ごす時間の中で起きる５倍くらい“ありえないこと”がある感じ。

で、今回も“ありえない病気”のお話。

３ヶ月ほど前にさかのぼるんだけれど
職場で、掃除しようとぞうきんをゆすいでいると
そのあと、手のひらが真っ赤になって、ひどくかゆくなった。
あれ？バケツの水に何か肌によくないものが混入したか？と
思いながら、手洗いを丁寧にし、様子を見た。
手のひら全体が赤くなり、こころなしか腫れているようだ。
その上、かゆくてたまらない。

うへ～～っ、何が悪いんだろう？うちの職場が汚いからか？はたまた洗剤？
と、ワケが分からなかったけれど、しばらくしたらかゆみも治まった。

ところが、同じことが、その後も続いた。
ぞうきんを絞っていると、手のひらが真っ赤になって
かゆくてたまらなくなるのだ。

うーーーん、やっぱりぞうきんの汚れに、かぶれるナニカがあるのだわねえ。
と思い、ぞうきんを使うのを止めた。

その１週間後くらいのこと。
シャワーを浴びようと思って、蛇口をひねった。
誰でもやると思うけれど、
温かいお湯が出るまで、シャワーヘッドから出てくる水を左手にかけながら
温度を確かめていた。
いつもならすぐに暖まる水が、このときは１分たっても３分たっても
暖まってこない。

あれ？どうしたんだろうと思いながら、冷たいままの水を
そのまま手にかけていたら、、、
温かいお湯の代わりに出てきたのは
手の甲にブツブツとたくさんの蕁麻疹！
みるみるうちにブツブツが増え、かゆくてたまらない！

ぎゃあーーーーっ！！なになに？この蕁麻疹は！
と叫びながら、あわてて服を着て、即、かゆみ止めの薬を塗る。

手のひらも真っ赤で腫れていてかゆい。手の甲はじんましんだらけ。
それも、左手だけ。

そこで、と思い当たったのが
ぞうきん絞ると手のひらかゆくなる事件。

さっそく、ぐぐってみると、、、
あった～～～～っ！

「寒冷蕁麻疹」
体温より冷たい物に触れると、ヒスタミンが反応して、蕁麻疹がでるというもの。
シャワーの水が冷たくて、それに反応したんだ！
そういえば、バケツの水も冷たかった。

でも、今までそんなこと無かったのに急にナゼ？
原因は？とみるとストレス
“なるほどねえ～。海外での『馴れない生活』が知らない間にストレスになってるのねえ～”というと、
それを聞いた人
“ストレスが原因？韓国生活になじんでいるアナタのどこにストレスがあるんだって？？”

だから、ありえないことが起こるんだってば。韓国は

で、この寒冷蕁麻疹。
対処法は“アレルゲンに接触しないこと”なんだけれど、
結構、難しいのだよ。
まず、すぐに困ったのがや冷たい飲み物の入ったコップを持っていられないこと。
コップを持った指が、すぐに赤くなり腫れてかゆくなる。
アイスクリームも手でもって口で吸うタイプのはアウト。。。
仕方ないので、グラスを持つときにはハンカチやナプキンでガード。
アイスクリームは棒付きタイプなどにするなど、
ちょっとしたことだけど不便
洗い物も夏でもお湯を使わないと、洗っているうちに蕁麻疹が出てくるし。。。

このところ、特に症状もなく治まってきたか？と思っていたら
急に冷たくなった釜山の風が、アレルゲンになるらしく
先日は、外にいたら両手の手のひらが痒くなってきた。。。
そういえば、部屋の床も冷たくなり
素足で歩いていると、なんだか足の裏が痒い。

しかたない。
手袋、マフラーで完全防備するか。
顔はマスクとサングラスでもして、、、
あら？アヤシイ人みたいだわねえ～
と言ったら、聞いた人
“大丈夫！面の皮は厚いからマスクもサングラスも必要なし”
うえ～～～ん