いろいろなものを一度に買おうと思うとマートと呼ばれるスーパーマーケットに行くのがいいけれど、
ちょっとだけ買いたい、安く買いたい、手軽に買いたいとなると、
シジャン(시장)と呼ばれる市場に行くのがいいよ。
ソウルの南門市場や東大門市場
釜山では国際市場のように市場というより大きな商店街になっているところも多い。
それでも、市場の方が、マートより安くていいものを買えることが多い。
そんな大きな市場ではなく「在来市場」と呼ばれる市民の台所が、あちこちにある。
このシジャンのお店は、いわゆる「専門店」形式で、野菜を売る店、魚を売る店など小さな専門店が
軒先を並べているのだ。
韓国の市場で驚いたのことの一つがお肉屋さん。
肉と言えば、豚肉、牛肉、鶏肉の3つが主な種類。
同じ店で2種類の肉を売っていることは滅多にない。
日本でも鶏肉は鶏肉だけ扱っていると思うけど、韓国は、豚屋さんと牛肉屋さんにも別れている。
豚肉を扱うお店は、豚肉だけを、牛肉を扱うお店は牛肉だけを売っている。
そしてさらにビックリなのが、そのお肉のディスプレイ
お店の前に、こ~~~~んなになまなましい状態でぶら下がっているのだ~~!
まるで、解剖図のようだ。
新鮮さや本物さ(?)をアピールしているのだろうけれど、日本人的にはちょっとグロテスク
ま、そのうちすぐに見慣れてしまい何とも思わなくなりましたけどね