昔から"立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花"などと
きれいな女性を表現するのに使われてきた芍薬です。
この花は初夏、つまり、今頃、桜やつつじが終わる
のを待っていたかのように美しく咲きます。

芍薬や 一夜のうちに 生まれけり
つぼみのまま買ってきて花瓶に差しておいたものですが
昨夜はまだ固いつぼみのままだったのが、今朝見ると
ぱーっと花が開いていて驚きました。
かの俳人久保田万太郎も同じ思いを次のような俳句に託して
詠んでいます。おそらく自分と同じ心境だったものと
思われます。
芍薬の ひと夜のつぼみ ほぐれけり

芍薬の 王を凌いで 華やげり
歳時記によると牡丹が「花の王」であるのに対し芍薬は
「花の宰相」と呼ばれるとか。
きれいな女性を表現するのに使われてきた芍薬です。
この花は初夏、つまり、今頃、桜やつつじが終わる
のを待っていたかのように美しく咲きます。

芍薬や 一夜のうちに 生まれけり
つぼみのまま買ってきて花瓶に差しておいたものですが
昨夜はまだ固いつぼみのままだったのが、今朝見ると
ぱーっと花が開いていて驚きました。
かの俳人久保田万太郎も同じ思いを次のような俳句に託して
詠んでいます。おそらく自分と同じ心境だったものと
思われます。
芍薬の ひと夜のつぼみ ほぐれけり

芍薬の 王を凌いで 華やげり
歳時記によると牡丹が「花の王」であるのに対し芍薬は
「花の宰相」と呼ばれるとか。