どうでもいい日記

なんとなく、政治や経済、英語のことなど。
夢は海外移住…か?

「「世界地図」の切り取り方」再読

2005年08月27日 12時57分54秒 | 読書
ヒストリカル・アプローチがどうのこうの書いているが、
またもや、恥を承知で告白すれば、
私が今まで読んだ地政学に関する本らしきものは、
「「世界地図」の切り取り方」一冊のみである。
しかも本屋で立ち読み。
ということで今回、購入して真面目に再読してみた。

正直、2年ほど前に立ち読みしたときは、あまり印象に残らなかったのだが、
再読してみて、私の思考の枠組みに多大な影響を及ぼしていることを知った。
「以前どこかで読んだこと」としてあちこちで書き散らしたことが、けっこうあった(笑)。

反米の人々は、米国のみが一国覇権主義に邁進しているという考えがちだが、
大国はすべて、資源確保のための陣取り合戦をしている。
私も米国が大嫌いだが、彼らが日本を利用する気持ちは、よくわかる。
米国だけをあげつらって責める気はない。

原油の輸入依存度の高さ、食料自給率の低さ、
莫大な財政赤字に代表される政治のお粗末さ。
それらに加え、地政学的な重要度(:危険度の高さ)や、
それに対する国民の自覚のなさを考えると、
日本に住んでいるのが怖くなってくる。

地政学は、とても面白い。
もう少し、地政学に関する本を読んでみようと思う。

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