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LEXICON MX300を購入してみた!

2018年11月16日 | 日記
MX300は、ただの高品位リバーブプロセッサーではないらしい
■ステレオリバーブ・マルチエフェクトプロセッサーです
今まで、アナログミキサーに空間系エフェクトで、YAMAHA REV-500を使用してます…が、
もう一台と思い…YAMAHAとは色気の違うLEXICON(安価なため)を使ってみようと…
デジタルミキサー中心に考えていた僕ですが、アナログにプラス感覚と云うことで購入してみた
 
主な特徴は
■2入力、2出力構成
■レキシコンの定評あるリバーブ・アルゴリズムに加え、様々な音響空間をシミュレートする空間系エフェクターを搭載
■ダイナミクス制御で評価の高いdbxのコンプレッサー、ディエッサーを搭載
繊細なゲイン制御から力強いコンプレッション、歯擦音の低減などの信号処理が可能だそうだ
■信号経路はステレオ、デュアルステレオ、カスケード、モノスプリット、デュアルモノの5つの構成から選択でき、
高品位なリバーブプロセッサーを2台同時に使用可能
■A/D変換、D/A変換は24bit、48/44.1kHzで、内部処理は24bit
 
エフェクターケースにYAMAHA&LEXICONを組み込んで、確認調整中!
現場使用は今のところ…? 予定はないのですが、果たして調整効果…で、どう出るのか楽しみなのです
 
岡田 辰夫氏からの ご意見参考文を掲載しました!
MX-200、MX-300 は2イン2アウト。しかし MX400XL は4イン4アウト。
これは単純な2台分というだけでなく4つの入力を4アウトに振り分けられる・・となります。
つまり4X4=16ch の空間表現が可能です。 
ただ、それで何やるの?と聞かれると答えに困るけど・・
要するに全く「別の空間」を構築出来る魔法のエフェクターと化すのです。

まあ、現実問題として入力4系統、出力も4系統使ってしまうので使用するコンソールもそれなりの仕様が必要ですし、
入出力のバランスは微妙で複雑になります。*内部設定だけで4X4という複雑な事は出来ません。

LEXICON の歴史?はもう40年に至ります。開発に関与した米技術者から聞いた話ですが・・ 
実験検証で製作された1号機の大きさは、何と高さ2m・横幅5mという巨大なラックだったそうです。
そのほとんどが「メモリーデバイス」。
70年代当時はたった1KBのメモリーでも基盤にパーツがぎっしりで価格は数十万もしたようです。
91年に私が PowerBook170 を購入した価格が74万円。
僅か4MBの内蔵メモリーが4万円でした。ギガではなくメガですからね!?

私が最初に出会った「LEXICON 224L」は,81年のパットメッセーニーツアーで
ミックスエンジニアが持ち込んできたのです。
価格は当時250万円でした。それが「4イン4アウト仕様」です。
その基本設計が後にスタジオ・リバーブの定番「480XL:当時400万円」になりました。
時代の進化とデジタルデバイスの普及により価格は桁違いに下がりました。224や480と同じとは言いませんが・・ 
限りなく近い存在の製品です。

ただ通常のリバーブとして使うなら MX-300 で充分効果的です。
レキシコンでしか出せない空間が味わえます。しかし MX-300 を2台買っても MX-400XL にはならないという事。
だから惜しいとコメントしました。
僅か2万弱の差だけど・・ 中身は全くの別物なんです。 ★もう一台、買っちゃえば?



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