★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

★「グリーン・ゾーン」

2010-05-26 02:38:26 | 映画(か行)
<T1202/2010/A067/S028>

マット・デイモン主演でポール・グリーングラス監督作といえば、
「ボーン~」シリーズのコンビ。
原題も「GREEN ZONE」だけど、これはイラク・バクダッドの米軍駐留地域の事。
2010年製作の陰謀系戦争サスペンス・アクション、114分もの。

あらすじ・・・今回はMovieWalkerさんから引用させてもらいました。
結構詳しいので反転モードで・・・
2003年、英米連合軍によって陥落したイラクの首都バグダードに、アメリカ軍駐留地域、通称“グリーン・ゾーン”があった。ロイ・ミラー上級准尉(マット・デイモン)は、イラク政府が隠した大量破壊兵器を発見するという任務に就いていた。ミラーはMET隊を率いて戦闘を繰り広げるが、大量破壊兵器は見つけられない。これが3度目の失敗となったミラーは情報の正確性に疑問を感じ、作戦会議の席で、情報源の説明を要求する。しかし上官は、情報は精査されていると一蹴する。ミラーは任務の遂行中、英語が堪能でフレディと名乗るイラク人男性と接触する。フレディは、政府の要人たちが近くの民家に集まっているのを見たとミラーに告げる。ミラーはその民家で激しい銃撃戦の末、フセイン政権の最高幹部アル・ラウィ将軍の側近であるサイードという男を拘束する。ミラーはサイードの尋問を行うが、特殊部隊の隊長ブリッグス少佐(ジェイソン・アイザックス)が力尽くでサイードを連れ去る。ミラーの元には、サイードから押収した1冊の手帳が残される。国防総省の動きに不信感を募らせるミラーは、CIAのエージェント、ブラウン(ブレンダン・グリーソン)と会う。国防総省のパウンドストーン(グレッグ・キニア)と敵対するブラウンは、ミラーと同様、大量破壊兵器の謎を探っていた。ミラーは、ウォールストリートジャーナル紙の女性記者デイン(エイミー・ライアン)が過去に書いた記事から、“マゼラン”と呼ばれるイラク政府高官が大量破壊兵器の情報源であると確信する。パウンドストーンは、サイードの手帳にアル・ラウィの隠れ家のリストが載っていることを知り、その機密を入手しようとする。ミラーは米軍基地に収容されたサイードに接触する。サイードは尋問のため瀕死の状態に陥っていたが、ヨルダンという言葉を呟く。パウンドストーンはブリッグスの部隊を操り、ミラーとブラウンの行動を妨害する。アル・ラウィとの接触の機会を得たミラーは、命懸けの行動に出る。

    

ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
●パウンドストーンはアル・ラウィとヨルダンで密会・・・
大量破壊兵器は既に処分して無い・・・という話を聞いたが、
それでは戦争する大義名分がなくなっちゃうので、
架空のマゼランなる密告者を仕立て上げて、
記者にリークしてたのね。
●ミラーは勇猛果敢にアル・ラウィに会いに行くが、拉致されちゃったから、さあ大変。
部下とCIAは救出作戦・・・
国防総省は証拠隠滅のために、アル・ラウィもミラーも抹殺指令・・・。
●ミラーはそれでも、彼を確保して、陰謀を暴こうとするが、
既に国防総省は、軍部の解散・米国主導の傀儡政権樹立のプレス発表を行ってた。。。
●しかし、ミラー救出に米軍ヘリも応援・・・
下の下の兵士にまで、ミラー殺害は伝えられないし。
●そうこうしてる間に特殊部隊のブリッグスに殺されそうになるアル・ラウィ・・・
しかしその場を仕切ったのは、ミラーの通訳でずっと動いてたイラク人フレディ。
アル・ラウィは生きて保護したかったけど、
イラク人としてはアル・ラウィという男は許せない軍人。
そしてアメリカ人がこの国の将来を決めるのではなく、イラク人が決めるのだと・・・。
●一件落着して、パウンドストーンのもとへ大量破壊兵器存在の捏造レポートを提出、
同じものをWSJの女性記者デインや報道機関にメールしたミラー。
●米国主導の民主政権を作る民族会議が行われていたが、
他の民族からは同意を得られるワケはなく、会議は紛糾したのでした・・・・。

★あれ、この国防総省の人、誰だっけ?と思ったら、グレッグ・キニア。
だいぶやせたのかな???
この人、「ふたりにクギづけ」で、「まっと・でいもん」と双子の役を演じてます。
★大量破壊兵器が実は無かった・・・という話は、
CIAと国防総省のどっちの責任だ???という、泥試合だった・・・というのが、
最近やっと映画ネタになってきたのね。
たしか、「ブッシュ」でも、この件の会議をしてたよね。
★マット・デイモン・・・正義感の塊で、グイグイいくのは良いけど、
途中で、CIA入りして、すぐ戻されちゃうってのも、アリなのか?
ちょっと、余計なことにクビ突っ込みすぎで、
任務以外の行動をとりすぎな気もするなーーー。
★まあ、これくらい暴れないと、真相が見えてこないのかなっ。
★映像は、この監督ならではの緊迫感アリアリで、怖いくらい。
しかし、銃撃戦で逃げ惑うシーンなんかが、ブレブレでワケ分からん状態。
騒乱状態なので、敵か味方か分からず乱射・・・なのも、ありえそうな戦闘だったけど。

ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この作品の関連作は・・・
ふたりにクギづけ
ブッシュ
 

ひらりん的には
強い「マット・デイモン」はカタカナ表記
そうでない時は「まっと・でいもん」のひらがな表記にしてます。
参考作「チーム・アメリカ


ということで今回は・・・
戦争陰謀度・・・
大体、あいつが黒幕だってわかっちゃうけど、
決着の付け方が、なかなか良かった。


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気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりで、
ちょっと悔しい・・・ので・・・、
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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
アクション映画としては (KGR)
2010-05-26 11:06:57
とても迫力もあって面白かったんですが、
問題提起映画としては中途半端でした。

悪いのは一部の官僚ですよ、軍人もCIAも悪くないんですよって言いたいんでしょうか、
映画全体に言い訳がましい感じがしました。

また、ミラーの行動は軍紀上問題だと思います。
返信する
Unknown (yukarin)
2010-05-26 11:48:11
私もあの作品を観てからしばらく“まっと・でいもん”でした(笑)
返信する
マット大好き (たいむ)
2010-05-26 19:55:02
こんにちは!
マットありきで作った映画かなーという印象。
そのマットがカッコよかったので、私は満足だけれど、エンタメと割り切るのは中途半端にリアルで、内容的な評価は上がってないみたいですよね。
返信する
はじめまして。 (コナのシネマ・ホリデー)
2010-05-27 17:49:37
ひらりんさん、はじめまして。TBありがとうございます。公開しておきました。また、お立ち寄りください。
返信する
ひらがな…。 (mori2)
2010-05-27 23:27:34
トラコメありがとうございました。
今回は間違いなく、カタカナ仕様の“マット・デイモン”でしたね。最近トンと、ひらがな仕様の姿をお見掛けしていないような気が…(^^;。

事後で恐縮ですが、マイブログにリンクを貼らせていただきました。今後ともよろしくです。
返信する
CIA入り (たまさん)
2010-05-29 02:22:36
ああ・・ふたりにクギづけなんていう作品もありましたね。国防総省の方がそうだとは・・陰謀臭かったですね。

CIAのチームに簡単に入ったのは、ほんとに簡単でよく分かりませんでしたね。
しかし主人公さながらに頑張っていたと思います。

返信する
TBありがとうございました (シムウナ)
2010-12-30 01:47:14
TB有難うございました。
ジェイソン・ボーンシリーズの監督と主演
ということでかなりの期待を持ったのですが
自分にはイマイチでした。しかし、アメリカが
この題材をそして真相を描いたには
感服します。

今度訪れた際には、ブログ記事の冒頭に、
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