★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

★「カールじいさんの空飛ぶ家」

2009-12-09 02:38:17 | 映画(か行)
<T1126/2009/A211/S097>

今週の平日休みは・・・
寝坊してしまったので一本のみの鑑賞・・・
しかも、上映開始時間を見て無かったので、
予定に反して吹き替え版の3Dを観る事に。
原題は「UP」・・・意外にシンプルなので、邦題は長くなってるのかな・・・
それともジブリの「ハウルの動く城」を意識してるのか???
2009年製作のじいさん系ファミリー・アドベンチャー・コメディ、103分もの。

あらすじ・・・今回はMovieWalkerさんから引用させてもらいました。
78歳のカールじいさん(声:エド・アズナー)は、最愛の妻エリー(声:エリー・ドクター)を亡くしてから、小さな家でひっそりと暮らしていた。そこは、幼いときに出会ったカールとエリーの思い出が詰まった大切な家。だが、妻の思い出に固執するあまり、今や家に引きこもり、自ら決めた日課や規則正しい生活を繰り返すだけの、意固地な老人になっていた。開発地区に指定された家の周囲では大規模な工事が始まり、カールも家もすっかり取り残された存在。やがてカールにも立ち退き要求が。大切な家や生活、全てを失いそうになったとき、彼は人生最初で最後の旅を決意する。その方法は、家に無数の風船をつけ、家ごと大空に飛び立つというものだった。目的地は、地球上で最も美しいといわれる南米にある伝説の滝“パラダイス・フォール”。そこは子供の頃、カールがエリーといつか一緒に行こうと誓いながら、果たせなかった約束の場所だった。さらに、この旅には思わぬ同行者がついてきた。それは、飛び立つとき偶然乗り合わせた、好奇心旺盛な近所の少年ラッセル(声:ジョーダン・ナガイ)。こうして、ラッセルを連れたカールは、空飛ぶ家で想像を超えた冒険の旅に出ることとなった……。


    

ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
●今回は日本語吹き替え版だったけど、
タレントとか使ってないし、完璧な吹き替えだった。
●3Dも申し分なし・・・今年は沢山3D作品を観たけど、彩色が鮮やかで、
一番観やすかったし、アドベンチャーのどきどき感も3Dならでは。
●前半の奥さんとの馴れ初めや回想部分だけで充分だった・・・
なんて宮崎駿監督のコメントを見かけたけど、
ホント無口な主人公カールと、キャサリン・キーナーみたいな奥さんの生涯は、
ほのぼのシーンで目が潤む。
●アドベンチャーシーンはパラダイスの滝の見える所まで、結構あっさり到着しちゃったね。

しかし目的地到着にはまだまだ・・・
巨大で色鮮やかな鳥(アルファ?ケヴィン?)がラッセルになついちゃうし(チョコあげたおかげで)・・

その鳥を狙って襲ってきた犬たちの一匹がカールじいさんに何故かなついちゃうし・・
しかし、その犬たちに追い詰められて連れてこられた先には飛行船が・・・
そうこの鳥こそ、カールが少年時代から英雄視してた冒険家ムンツが追い求めてた鳥だったのね。
事情を察知して逃亡するが、
途中で風船で空に浮いてる家は崖や岩にぶつかりボロボロ・・・
追っ手に追いつかれた所では燃やされそうになるし・・・で、鳥は囚われの身。
●目的を達してパラダイスの滝に到着したけど・・・それ以外は何も残ってなーーい。
ラッセル少年も助けるべく、家財道具を家からほっぽり出し、
軽くして再び空へと飛び出し、飛行船を追いかける事にするカールじいさん・・・
見事に鳥とラッセルを奪還・・・鳥は子供の待つ巣へ戻し、
ムンツは振り落としちゃったので、飛行船をゲットしてアメリカ帰り・・・
思い出の家は、そのままパラダイスの滝の上に残ってたのでした。。。
というようなお話。

★上手い・・・さすが、ディズニー・ピクサー、ホロっともできて、
ワクワク感もでてて、満足の出来。
★気になる点といえば・・・
◎旅のお供をする子供が孫とかじゃなくて、見ず知らずの子。
片親みたいだったけど、巻き込みすぎでは・・・
◎妻との約束の地に行こうと考えるところは、
小沢健二の曲の「ぼくらが旅に出る理由」のメロディがよぎって
まあいいとしても・・・
ちょっと無計画だよーーー、着いてその後どうするの????????
まっ、作り話だからいいんだけど。
◎鳥は出てきた段階で冒険家ムンツの狙ってるモノとわかったけど、
まさか、ムンツ本人が生存してて、犬の指揮を執ってるとは・・・
カールが5歳くらいの時に既にいい大人だったので、
カールじいさんが78歳ならば、
ムンツはNHK広島放送局製作の「 百歳バンザイ!」に出演できるぞっ。

◎ムンツが飼いならしてる犬たちは、バウリンガルみたいな機器を首に着けてて、
変な声で喋ったり、GPSが付いてたりして、なかなか便利。
◎今回、作品の宣伝マンに指名されたのが楽天球団前監督の野村克也氏。
サッチーは元気モリモリだけど、あの世に行ったら、
「ワシも旅に出るんじゃ」とかいって欲しいね。
その前に旅番組に、バンバン出演しちゃったりして・・・。

ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この作品の関連作は・・・
製作総指揮のジョン・ラセター系の作品は・・・
カーズ」と「Mr.インクレディブル」がお気に入り。
 

という事で今回は・・・
じいさん度・・・
大きなお世話ですが、この後カールじいさんは飛行船暮らし???

●文末にブログランキングの宣伝を・・・・・・・・・・・
最近下位に低迷してるブログランキング・・・
気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりで、
ちょっと悔しい・・・ので・・・、
ひらりん同様、「絵が綺麗で3Dも映えてた」と思ったあなた・・・
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追伸
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映画の事以外もつぶやいてるので、
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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そうなんすよね (sakurai)
2009-12-10 08:40:40
とってもいい映画で、すばらしい出来だったとは思うんですが、いくら作り話とはいえ、あまりに無理が多すぎて、その無茶ぶりについていけないとこもしばしば。
もうちょっと無理ない脚本にしてくれると、もっと入り込めたような気がします。
あのスーパー爺さんは、森の中で何十年もどうやって暮らしてたんでしょうね??
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おとぎばなし (たいむ)
2009-12-11 17:13:13
こんにちは。

>この後カールじいさんは飛行船暮らし???
すっかりスーパーじいさんの何もかもを奪った感じですよね。
動力は?燃料は?なんてつっ込んではいけない物語と思いますがw
返信する
TBありがとうございます (TOSHI)
2009-12-12 22:48:53
TBありがとうございます!
まだ映画観れてないですが、
はやくほのぼのしたいです!!
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私は泣きました! (vic)
2009-12-14 22:34:26
ちょうど凹んでいた所にピタッとはまったというカンジ。
もーーーーーーーー恐ろしいほど泣きました。
今も思い出して泣いてます。
困っています。

やっぱり年とると、こういう年とって最愛の人をなくして天涯孤独になるって、人ごとじゃないのかも。
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本職は安心 (メビウス)
2009-12-29 18:34:38
ひらりんさんこんばんわ♪TB有難うございました♪

ピクサーは毎回良質な作品ばかりですから内容はもう心配ないものの、それでも一抹の懸念をこれまた毎回抱くのがタレント声優さんの存在なんですよねぇ・・。いくら良い作品でも声を演じてる人が凄いダメダメだと作品自体もダメにしますから心配だったのですが、今回はちゃんと本職の方が担当していたので安心できた所がありました♪
ストーリーも相変わらず良かったですねぇ。冒頭でこんなにも感動させるピクサーアニメも珍しいのではないでしょうか?アカデミー賞のアニメーション部門では、またまた不動の最優秀となりそうな気がしますw
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