<T1142/2010/A007/S001>
最近は「~特集」とかはやらず、ひたすらアットランダムに映画を見てますが、
今回は中国の戦争もの。
原題は「投名状」。
英題は「THE WARLORDS」。
「映倫 PG-12」指定。
2008年製作の義兄弟系戦争・アクション、113分もの。
あらすじ・・・今回はシネママガジンさんのほぼ全文あらすじを引用・・・
反転モードで・・・
"投名状の誓い"は絶対だと信じていた──。
時は19世紀、清朝末期。アヘン戦争で消耗し、腐敗した清王朝の圧政下、中国民の苦しみが、太平天国の乱を引き起こした。清軍は退却を繰り返し、北京の防衛さえ危ぶまれた時、清朝軍大臣ディーは身分不問で民兵を募った。山賊、匪賊、ありとあらゆる人種が清軍に参加、中でも悪名高いのはホー・クイ将軍率いる魁軍だ。10年以上に及ぶ内戦の混乱の中、5000万人もの人々が飢餓や戦いによって命を落とした。 この時代、死ぬのはたやすい。生き抜くのが難しい──。
3日3晩の太平軍との戦闘で、味方の兵士1600人をすべて失った清将軍のパン・チンユン(ジェット・リー)は、失意のうちに荒野を彷徨っていた時、運命の女リィエン(シュー・ジンレイ)と出会い、一夜を共にする。差し出されたお粥のお陰か、彼女の温もりそのものか・・・生きている実感を取り戻す。
翌朝、目が覚めると女は姿を消していた。食料を求め、街を訪れたパンは、チャン・ウーヤン(金城武)と出逢う。清軍卸したての立派な靴を履き、見事な武術に惹かれたウーヤンは自分の村へとパンを誘う。その日、ツァオ・アルフ(アンディ・ラウ)もまた、いつもの襲撃から村へ戻って来た。ウーヤンの思惑に反し、アルフは「俺は盗賊で、おぬしは官兵だ」とパンを一旦は拒絶。一方、パンは運命の女リィエンがアルフの妻だと知りショックを受ける・・・・・。
その晩、アルフ達はホー・クイ軍の略奪に合い、犬同然の扱いを受ける。屈辱的な扱いに仲間の為に清軍に入る事を決意するアルフ。軍に入れば、俸禄で家族を養え、武器を持つ事も出来、村も平和になる...。
ここに、パン、アルフ、ウーヤンの3人は投名状にて義兄弟の契りを結ぶ──【生死を託し助け合い、不幸も苦難も共に乗り越える。義兄弟を傷つけし者には必ずや死を。その者が義兄弟であれ、必ずや死を。天地山河にこれを誓う。裏切りには天誅を。】
舒城
パン率いる軍は、シャン(山)軍と名付けられ、たった800人で、10日で舒城を落とし、一躍その名を馳せる。彼らはもはや盗賊ではない、真の兵士なのだ。パンの巧みな戦術で次々と太平軍を打ち破り、清の三大臣(ディー、チェン、ジアン)に謁見。しかし、シャン軍の勢力拡大を恐れたジアン大臣(クゥ・パオミン)は、ホー・クイ将軍(シ・チャオチー)率いる魁軍を監視役に就ける。ディー大臣(ワン・フイウィン)は褒美として5大隊と共に腹心のルー(チョウ・ポー)を差し出し、かくしてシャン軍とルー、そしてクイ軍は蘇州へ向かう。
蘇州
蘇州の戦いは当初の予想を超えて1年以上続き、両軍共に武器・食料尽き果てて来た。このままでは共倒れする、と判断したパンとウーヤンは朝廷に物資供給の嘆願に出かける。一方アルフは仲間を巻き込んだ事に責任を感じ、戦いを終わらせるために単身蘇州城へ向かい、命懸けで蘇州城主(グオ・シャンドン)と交渉する。蘇将軍は、長期化した戦いで兵士らを飢餓死させる事を憂い、「4千人の兵士の命を救って欲しい」と言い残し、自らの命を犠牲にして投降する。4千人の捕虜と共にシャン軍に戻ったアルフ。しかし、パンはシャン軍の食糧不足を懸念し、4千人を虐殺。蘇将軍との約束を果たせなかったアルフはパンに激怒し、これ以上の闘いは無駄、と仲間と共に故郷の村へ帰る決意をする。蘇州は太平軍の本拠地・南京への入り口だ。南京を落とせば戦は終了する。それまでは一緒に闘って欲しい、とアルフに懇願するパン。シャン軍の要はアルフである事を一番分かっているのはパン自身なのだ。
南京
パンの謝罪を受け入れたアルフたちシャン軍は、たったの3日で南京を攻略。太平軍を征服したパンは、西太后からも厚い信頼を得、功労を讃えて金の官服を授かると共に、両江の総督に取り立てられる。祝賀式典は4月8日正午と決まった。
パンの勢力拡大を恐れた三大臣は密かにパン暗殺を企てる。南京陥落後、朝廷の許しを得ずに仲間に戦利品を分け与えたアルフもまた、朝廷から抹殺の指令がパンに下される。アルフ暗殺の噂を聞きつけたウーヤンは、原因は義姉リィエンにあると早合点し、次兄アルフの命を守るために彼女を殺してしまう。
パン、アルフ、ウーヤンそれぞれの想いが錯綜する中、遂に就任式の日がやってきた。果たして"投名状"の誓いは守られるのか──?!
ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
●結末は・・・
アルフは暗殺され、ウーヤンは投名状の契りを守る為にパンの前に立ちはだかり、
刃物を突き出すが・・・
パンは軍の将軍としては優秀で大臣に抜擢されたけど、政治は素人・・・
他の大臣に疎まれ暗殺されちゃうのね。
●この作品・・・サブタイトルは「俺達ステップ・ブラザース」。
命を懸けて戦場をくぐり抜けていくが、だんだん思惑が違ってきちゃうし・・・
こっそり不倫しちゃってるし・・・
ちょっと複雑な人間関係。。。
●正義のために戦う・・ってどういう事????
貧困から民を救う為にとか言ってる割には、貧しい農民上がりの兵士を虐殺・・・
義を重んじる精神で人心をまとめるのは、ちょっとアジアン的。
●それにしても、戦争は現場で起こってて、
宮廷内でノホホンとしてるお役人は、のん気なものでした。
まるでボードゲームでもやってるような感覚か???
●ジェット・リーとアンディ・ラウと金城武・・・
ジェット・リーは「ハムナプトラ3」では皇帝・・・偉そうにする役がはまり役。
アンディ・ラウは「墨攻」では軍師・・・人望ある役が似合ってる。
金城武は「レッドクリフ」では孔明・・・華のある演技で、二人に負けてないね。
ホント、この三人の共演は中国映画では最高トリオだった。
ここまでネタバレ注意↑
と言う事で今回は・・・
義兄弟度・・・
最後は政争に翻弄された義兄弟・・・
もともと生き抜く為に契りを結んだんだけど、思惑が違ってたのねーーー。
●文末にブログランキングの宣伝を・・・・・・・・・・・
最近下位に低迷してるブログランキング・・・
気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりで、
ちょっと悔しい・・・ので・・・、
ひらりん同様、「三人の共演は見ごたえあったね」と思うあなた・・・
バナーにポチッとクリックおねがいしまーーす。
「人気ブログランキング(映画)」
ひらりんもツイッター始めました。
最近は「~特集」とかはやらず、ひたすらアットランダムに映画を見てますが、
今回は中国の戦争もの。
原題は「投名状」。
英題は「THE WARLORDS」。
「映倫 PG-12」指定。
2008年製作の義兄弟系戦争・アクション、113分もの。
あらすじ・・・今回はシネママガジンさんのほぼ全文あらすじを引用・・・
反転モードで・・・
"投名状の誓い"は絶対だと信じていた──。
時は19世紀、清朝末期。アヘン戦争で消耗し、腐敗した清王朝の圧政下、中国民の苦しみが、太平天国の乱を引き起こした。清軍は退却を繰り返し、北京の防衛さえ危ぶまれた時、清朝軍大臣ディーは身分不問で民兵を募った。山賊、匪賊、ありとあらゆる人種が清軍に参加、中でも悪名高いのはホー・クイ将軍率いる魁軍だ。10年以上に及ぶ内戦の混乱の中、5000万人もの人々が飢餓や戦いによって命を落とした。 この時代、死ぬのはたやすい。生き抜くのが難しい──。
3日3晩の太平軍との戦闘で、味方の兵士1600人をすべて失った清将軍のパン・チンユン(ジェット・リー)は、失意のうちに荒野を彷徨っていた時、運命の女リィエン(シュー・ジンレイ)と出会い、一夜を共にする。差し出されたお粥のお陰か、彼女の温もりそのものか・・・生きている実感を取り戻す。
翌朝、目が覚めると女は姿を消していた。食料を求め、街を訪れたパンは、チャン・ウーヤン(金城武)と出逢う。清軍卸したての立派な靴を履き、見事な武術に惹かれたウーヤンは自分の村へとパンを誘う。その日、ツァオ・アルフ(アンディ・ラウ)もまた、いつもの襲撃から村へ戻って来た。ウーヤンの思惑に反し、アルフは「俺は盗賊で、おぬしは官兵だ」とパンを一旦は拒絶。一方、パンは運命の女リィエンがアルフの妻だと知りショックを受ける・・・・・。
その晩、アルフ達はホー・クイ軍の略奪に合い、犬同然の扱いを受ける。屈辱的な扱いに仲間の為に清軍に入る事を決意するアルフ。軍に入れば、俸禄で家族を養え、武器を持つ事も出来、村も平和になる...。
ここに、パン、アルフ、ウーヤンの3人は投名状にて義兄弟の契りを結ぶ──【生死を託し助け合い、不幸も苦難も共に乗り越える。義兄弟を傷つけし者には必ずや死を。その者が義兄弟であれ、必ずや死を。天地山河にこれを誓う。裏切りには天誅を。】
舒城
パン率いる軍は、シャン(山)軍と名付けられ、たった800人で、10日で舒城を落とし、一躍その名を馳せる。彼らはもはや盗賊ではない、真の兵士なのだ。パンの巧みな戦術で次々と太平軍を打ち破り、清の三大臣(ディー、チェン、ジアン)に謁見。しかし、シャン軍の勢力拡大を恐れたジアン大臣(クゥ・パオミン)は、ホー・クイ将軍(シ・チャオチー)率いる魁軍を監視役に就ける。ディー大臣(ワン・フイウィン)は褒美として5大隊と共に腹心のルー(チョウ・ポー)を差し出し、かくしてシャン軍とルー、そしてクイ軍は蘇州へ向かう。
蘇州
蘇州の戦いは当初の予想を超えて1年以上続き、両軍共に武器・食料尽き果てて来た。このままでは共倒れする、と判断したパンとウーヤンは朝廷に物資供給の嘆願に出かける。一方アルフは仲間を巻き込んだ事に責任を感じ、戦いを終わらせるために単身蘇州城へ向かい、命懸けで蘇州城主(グオ・シャンドン)と交渉する。蘇将軍は、長期化した戦いで兵士らを飢餓死させる事を憂い、「4千人の兵士の命を救って欲しい」と言い残し、自らの命を犠牲にして投降する。4千人の捕虜と共にシャン軍に戻ったアルフ。しかし、パンはシャン軍の食糧不足を懸念し、4千人を虐殺。蘇将軍との約束を果たせなかったアルフはパンに激怒し、これ以上の闘いは無駄、と仲間と共に故郷の村へ帰る決意をする。蘇州は太平軍の本拠地・南京への入り口だ。南京を落とせば戦は終了する。それまでは一緒に闘って欲しい、とアルフに懇願するパン。シャン軍の要はアルフである事を一番分かっているのはパン自身なのだ。
南京
パンの謝罪を受け入れたアルフたちシャン軍は、たったの3日で南京を攻略。太平軍を征服したパンは、西太后からも厚い信頼を得、功労を讃えて金の官服を授かると共に、両江の総督に取り立てられる。祝賀式典は4月8日正午と決まった。
パンの勢力拡大を恐れた三大臣は密かにパン暗殺を企てる。南京陥落後、朝廷の許しを得ずに仲間に戦利品を分け与えたアルフもまた、朝廷から抹殺の指令がパンに下される。アルフ暗殺の噂を聞きつけたウーヤンは、原因は義姉リィエンにあると早合点し、次兄アルフの命を守るために彼女を殺してしまう。
パン、アルフ、ウーヤンそれぞれの想いが錯綜する中、遂に就任式の日がやってきた。果たして"投名状"の誓いは守られるのか──?!
ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
●結末は・・・
アルフは暗殺され、ウーヤンは投名状の契りを守る為にパンの前に立ちはだかり、
刃物を突き出すが・・・
パンは軍の将軍としては優秀で大臣に抜擢されたけど、政治は素人・・・
他の大臣に疎まれ暗殺されちゃうのね。
●この作品・・・サブタイトルは「俺達ステップ・ブラザース」。
命を懸けて戦場をくぐり抜けていくが、だんだん思惑が違ってきちゃうし・・・
こっそり不倫しちゃってるし・・・
ちょっと複雑な人間関係。。。
●正義のために戦う・・ってどういう事????
貧困から民を救う為にとか言ってる割には、貧しい農民上がりの兵士を虐殺・・・
義を重んじる精神で人心をまとめるのは、ちょっとアジアン的。
●それにしても、戦争は現場で起こってて、
宮廷内でノホホンとしてるお役人は、のん気なものでした。
まるでボードゲームでもやってるような感覚か???
●ジェット・リーとアンディ・ラウと金城武・・・
ジェット・リーは「ハムナプトラ3」では皇帝・・・偉そうにする役がはまり役。
アンディ・ラウは「墨攻」では軍師・・・人望ある役が似合ってる。
金城武は「レッドクリフ」では孔明・・・華のある演技で、二人に負けてないね。
ホント、この三人の共演は中国映画では最高トリオだった。
ここまでネタバレ注意↑
と言う事で今回は・・・
義兄弟度・・・
最後は政争に翻弄された義兄弟・・・
もともと生き抜く為に契りを結んだんだけど、思惑が違ってたのねーーー。
●文末にブログランキングの宣伝を・・・・・・・・・・・
最近下位に低迷してるブログランキング・・・
気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりで、
ちょっと悔しい・・・ので・・・、
ひらりん同様、「三人の共演は見ごたえあったね」と思うあなた・・・
バナーにポチッとクリックおねがいしまーーす。
「人気ブログランキング(映画)」
ひらりんもツイッター始めました。
これからも更新頑張ってください。