
<2008/A034/S020>←今年20本目の劇場鑑賞作。
「ブロークバック・マウンテン」でオスカーを受賞したアン・リー監督の最新作。
「映倫 R-18」指定で、過激な性描写が話題の本作。
原題は「色・戒」、英題は「LUST, CAUTION」。
LUSTは「肉欲(を抱く); 渇望(する)」・・・の意味。
CAUTIONは「用心(深さ), 慎重さ, 注意(すること); 警戒, 警告」・・・の意味。
2007年製作のレジスタンス系サスペンス・ロマンス、158分もの。
あらすじ・・・今回はAllcinemaONLINEさんより引用させてもらいました。
1942年、日本軍占領下の上海。ごく普通の女子大生チアチー(タン・ウェイ)は、抗日運動に心血を注ぐクァンに秘かな恋心を抱き、彼と行動を共にする中で次第に感化されていく。やがてチアチーは、日本の傀儡政府に協力する特務機関のリーダー、イー(トニー・レオン)に近づき暗殺を遂行する危険な任務を与えられる。さっそく身分を偽りイー夫人に接近し、冷徹で異常なほど用心深いイーを誘惑する機会を窺うチアチーだったが…。
ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
女子大生で演劇部に誘われちゃったのが運命なのね。
チアチーは抗日運動を煽るような劇で見事に観衆の心を掴んじゃったし・・・
淡い恋心を抱いたクァンが、抗日運動に熱心だし。
最初の舞台は香港・・・演劇部の仲間でイーの暗殺を計画するが、ちょっと幼稚だったね。
幸い、金持ちのボンボンが仲間にいて、屋敷やお金には不自由しないでイーに近づけたのはちょっと出来すぎ。
貿易商の夫がいるマイ夫人という偽名を使って・・・
このままいけばイーの愛人に・・というところまでいって、
唯一性体験のある演劇部の仲間と初体験&夜間実習までしたのに・・・
イーが上海にご栄転で機会を逃してしまう。
しかも、計画がイーを紹介してくれた男にばれちゃって、ひと悶着。
結局殺害までしてしまった演劇部ご一同。
それから数年後が1942年だったかな。
チアチーも叔母の家に身を寄せてたところにクァンが出現。
またまたイー暗殺を計画。
断わりゃいいのに、クァンのためか、イーに逢いたいのか???
またまたマイ夫人に成りすまし、イーに接近。
今回はイー夫人のご好意でお屋敷の部屋を借りさせてもらうマイ夫人。
もう一挙に距離が縮まっちゃって・・・ついにドッキング。
いやーーー、イーの荒々しいセックルは激務に励む男の象徴。
ベルトで締め上げたり、さまざまな体位でマイ夫人を逝かせてましたぁぁぁ。
マイ夫人が、「自分用に部屋借りて!!」というのは、
もっと愛し合いたいのか??それとも、暗殺しやすくする為か???
びみょーーーー。
ところでイーという男。
日本軍の占領下の上海にあって、抗日の中国人をとっ捕まえる・・・
中国人にとっては非国民という立場。
その性格は、用心深く、冷徹・・・夫人にさえ、なかなか心を許さない男。
その男が唯一、肉欲に溺れたのが若きチアチー。
部屋を与え、夫人にさえ買ってあげなかった6カラット?のダイヤまでプレゼント。
なかなか気の効いた、オーダーメイドの指輪になってましたね、この色男!!!
しかし、暗殺計画は着実と実行されようとしてたのね。
出来上がったダイヤの指輪を受け取る場所がその現場。
しかし、マイ夫人・・・いや、チアチーは、
ダイヤを受け取る時、ついに「逃げて・・・」とイーに告げる。
裏切りの瞬間・・・いや、愛するものを守った瞬間???
とっさに逃げたイーは間一髪暗殺を逃れる。
そして、暗殺に関わったメンバー・・・もちろん大学の演劇部の仲間達もみんな捕まっちゃって・・・
全員処刑されちゃいました。
みんなたぶん拷問を受けて、いろいろ吐かされたんでしょうが、
イーの温情なのでしょうか???
チアチーだけは、拷問なしだったようでしたね。
まっこんなような話でしたが・・・
イー役のトニー・レオンの用心深さ・冷徹さが、とっても怖かった。
しかし、イーの部下はチアチーがレジスタンスだった事は調べがついてたようだったのね。
敢えてイーには報告せず、逢瀬を続けさせてた・・・というのは、ちょっと奥が深いね。
恋心を抱いてたクァンに初めてキスされたとき・・・
三年前にしてくれてたら良かったのに・・・と言ったチアチー。。。
そうだったら、運命も変わってたかもしれないね。
邦題の「ラスト、コーション」は、ちょっと判りづらいね。
原題の「色・戒」のほうが的を得てるタイトルでしょう。
ここまでネタバレ注意↑
ひらりん的この映画の関連作は・・・
この時期の抗日レジスタンスものは・・・チャン・ツィイーの「パープル・バタフライ」
トニー・レオンは、去年唯一試写会に当たった「傷だらけの男たち」に出てましたねっ。

という事で今回は
美女と野獣度・・・



大抜擢の新人タン・ウェイの体を張った演技が絶妙。。。
あんなことやら、こんなことやら・・・まっ、子供には見せられませんが。
さすがヴェネチア国際映画祭金獅子賞・・・
国家への忠誠か・・男への愛か・・
いづれにせよ、命がけ・・・なところが、あの時代の悲しいところですね。
●文末にブログランキングの宣伝を・・・・・・・・・・・
最近下位に低迷してるブログランキング・・・
気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりで、
ちょっと悔しい・・・ので・・・、
この映画を観て、あなたも「参考になりました!!!」・・・と、思ったあなたっ・・・
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「ブロークバック・マウンテン」でオスカーを受賞したアン・リー監督の最新作。
「映倫 R-18」指定で、過激な性描写が話題の本作。
原題は「色・戒」、英題は「LUST, CAUTION」。
LUSTは「肉欲(を抱く); 渇望(する)」・・・の意味。
CAUTIONは「用心(深さ), 慎重さ, 注意(すること); 警戒, 警告」・・・の意味。
2007年製作のレジスタンス系サスペンス・ロマンス、158分もの。
あらすじ・・・今回はAllcinemaONLINEさんより引用させてもらいました。
1942年、日本軍占領下の上海。ごく普通の女子大生チアチー(タン・ウェイ)は、抗日運動に心血を注ぐクァンに秘かな恋心を抱き、彼と行動を共にする中で次第に感化されていく。やがてチアチーは、日本の傀儡政府に協力する特務機関のリーダー、イー(トニー・レオン)に近づき暗殺を遂行する危険な任務を与えられる。さっそく身分を偽りイー夫人に接近し、冷徹で異常なほど用心深いイーを誘惑する機会を窺うチアチーだったが…。
ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
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チアチーは抗日運動を煽るような劇で見事に観衆の心を掴んじゃったし・・・
淡い恋心を抱いたクァンが、抗日運動に熱心だし。
最初の舞台は香港・・・演劇部の仲間でイーの暗殺を計画するが、ちょっと幼稚だったね。
幸い、金持ちのボンボンが仲間にいて、屋敷やお金には不自由しないでイーに近づけたのはちょっと出来すぎ。
貿易商の夫がいるマイ夫人という偽名を使って・・・
このままいけばイーの愛人に・・というところまでいって、
唯一性体験のある演劇部の仲間と初体験&夜間実習までしたのに・・・
イーが上海にご栄転で機会を逃してしまう。
しかも、計画がイーを紹介してくれた男にばれちゃって、ひと悶着。
結局殺害までしてしまった演劇部ご一同。
それから数年後が1942年だったかな。
チアチーも叔母の家に身を寄せてたところにクァンが出現。
またまたイー暗殺を計画。
断わりゃいいのに、クァンのためか、イーに逢いたいのか???
またまたマイ夫人に成りすまし、イーに接近。
今回はイー夫人のご好意でお屋敷の部屋を借りさせてもらうマイ夫人。
もう一挙に距離が縮まっちゃって・・・ついにドッキング。
いやーーー、イーの荒々しいセックルは激務に励む男の象徴。
ベルトで締め上げたり、さまざまな体位でマイ夫人を逝かせてましたぁぁぁ。
マイ夫人が、「自分用に部屋借りて!!」というのは、
もっと愛し合いたいのか??それとも、暗殺しやすくする為か???
びみょーーーー。
ところでイーという男。
日本軍の占領下の上海にあって、抗日の中国人をとっ捕まえる・・・
中国人にとっては非国民という立場。
その性格は、用心深く、冷徹・・・夫人にさえ、なかなか心を許さない男。
その男が唯一、肉欲に溺れたのが若きチアチー。
部屋を与え、夫人にさえ買ってあげなかった6カラット?のダイヤまでプレゼント。
なかなか気の効いた、オーダーメイドの指輪になってましたね、この色男!!!
しかし、暗殺計画は着実と実行されようとしてたのね。
出来上がったダイヤの指輪を受け取る場所がその現場。
しかし、マイ夫人・・・いや、チアチーは、
ダイヤを受け取る時、ついに「逃げて・・・」とイーに告げる。
裏切りの瞬間・・・いや、愛するものを守った瞬間???
とっさに逃げたイーは間一髪暗殺を逃れる。
そして、暗殺に関わったメンバー・・・もちろん大学の演劇部の仲間達もみんな捕まっちゃって・・・
全員処刑されちゃいました。
みんなたぶん拷問を受けて、いろいろ吐かされたんでしょうが、
イーの温情なのでしょうか???
チアチーだけは、拷問なしだったようでしたね。
まっこんなような話でしたが・・・
イー役のトニー・レオンの用心深さ・冷徹さが、とっても怖かった。
しかし、イーの部下はチアチーがレジスタンスだった事は調べがついてたようだったのね。
敢えてイーには報告せず、逢瀬を続けさせてた・・・というのは、ちょっと奥が深いね。
恋心を抱いてたクァンに初めてキスされたとき・・・
三年前にしてくれてたら良かったのに・・・と言ったチアチー。。。
そうだったら、運命も変わってたかもしれないね。
邦題の「ラスト、コーション」は、ちょっと判りづらいね。
原題の「色・戒」のほうが的を得てるタイトルでしょう。

ここまでネタバレ注意↑
ひらりん的この映画の関連作は・・・
この時期の抗日レジスタンスものは・・・チャン・ツィイーの「パープル・バタフライ」
トニー・レオンは、去年唯一試写会に当たった「傷だらけの男たち」に出てましたねっ。


という事で今回は
美女と野獣度・・・




大抜擢の新人タン・ウェイの体を張った演技が絶妙。。。
あんなことやら、こんなことやら・・・まっ、子供には見せられませんが。
さすがヴェネチア国際映画祭金獅子賞・・・
国家への忠誠か・・男への愛か・・
いづれにせよ、命がけ・・・なところが、あの時代の悲しいところですね。
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こちらからもお返ししようと思ったのですが
うまくはいらなかったようなので
このコメントのURL欄に記事のURLを残しておきますね。
なかなか濃厚な味わいの切ない物語でした。
トニーは役に合わせて老けメイクをしたそうですよ。
いつもの若々しさや甘さを封印していましたね。
視線が印象的な作品だな~と思いました。
トニー・レオンの目が怖いですねぇ^^;
み~んなバレてしまいそうです。
どんな結末へ向かうのか、
ハラハラしながら観ました。
TBさせていただきますね^^