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★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

「キャンディ」

2008-08-18 03:38:12 | 映画(か行)
<T826/2008/A131/S079>

ひらりん大絶賛の「ダークナイト」のヒース・レジャー繋がりで1本。
「映倫 R-15」指定だったので上映館が少なかったのか・・・
すっかり見逃してた作品。
2006年製作の泥沼系ドラッグ・ドラマ、108分。

あらすじ・・・今回は「Candy キャンディ」公式サイトから引用させてもらいました。
ほぼあらすじ全文なので反転モードにしておきます。時間が経つと公式サイトって無くなっちゃうし。
天国・・・詩人志望の青年ダン(ヒース・レジャー)は、輝くように美しいキャンディ(アビー・コーニッシュ)に出会って、ひと目で恋に落ちる。彼女は画家の卵で、ふたりは自由な生き方を愛していた。ダンはヘロインの常用者で、やがてはキャンディも、その危険な世界へと足を踏み入れる。まるで<エデンの園>で生きる男と女のように、ふたりだけの愛の世界にいる。その人生は輝いていた。気が向いた時に、絵や詩を創作し、肌を重ねることで愛を確かめ、ドラッグをふたりで分かち合う。キャンディが描いた絵には「極上の喜びに満ちた午後」というタイトルがつけられ、深い陶酔感に酔い知れていた。ドラッグを手に入れるために、彼らは身の回りのものを売りさばいていたが、遂には売る物もなくなり、キャンディは街で身体を売るようになる。そんな彼女をダンは黙って容認していた。彼らを父親のように温かく見守っているのは、大学の薬学の教授のキャスパー(ジェフリー・ラッシュ)だった。自らもジャンキーである彼はその豊富な薬物の知識を生かして、自分の手でドラッグを作り出すこともできた。彼はダンやキャンディが、危険な道へと踏み出していることを知りながらも、彼らにドラッグを与え、時には金銭的な援助をすることもあった。一方、キャンディの実の両親はふたりの生活を冷たく見ていた。穏やかな性格の父親(トニー・マーティン)は娘に対してきつい言葉を言えないでいた。娘と折り合いが悪く、道徳心の強い母(ノニ・ハズルハースト)は、事あるたびに娘とぶつかっている。キャンディとダンは、遂に結婚を決意するが、結婚式の後、ドラッグで頭がふらついている新郎を見て、キャンディの両親は混乱を隠せない。しかし、そんなまわりのことなど目に入らず、愛し合える喜びを全身で感じているふたりだった。
地上・・・キャンディとダンは結婚後も深く愛し合っていたが、ふたりの関係は少しづつ変わっていった。売春を続けることで、生活費を稼いでいるキャンディは、今の生活に憤りを感じることもあり、ダンと口論にもなった。かつてのように絵が描けないことも不満に思っていた。やがて不動産屋がふたりの家にやってくる。家賃の支払いが遅れ、立ち退きを要求するためだ。ジャンキーと娼婦の結婚生活。1000ドル以上におよぶ未払いの家賃を払う能力は、ふたりにはなかった。キャスパーのところに相談に行ったダンは、彼の自家製のヘロインを摂取して、しばしの安堵感に浸った。やがてダンは生活費を手に入れる方法を思いつく。盗んだ財布の中にあったカードを使い、その持ち主が銀行に保管する預金を引き出そうと考えたのだ。スーツ姿で銀行に向かった彼は、巧みな話術を駆使して、携帯電話で財布の持ち主から口座の暗証番号を聞き出す。証拠が残らない犯罪なので、追われる心配もない。こうしてダンは7000ドルを手にした。大金を手にいれたダンは、いさんでキャンディのもとへと帰るが、そこには意外な知らせが待っていた。キャンディが妊娠したという。ダンは生まれてくる子供のためにドラッグをやめようと言い出す。
おめでたを知らせるため、ふたりはキャンディの両親の家を訪ねるが、彼らは孫が誕生する喜びをかみしめながら、一方では、ドラッグ中毒者のふたりを心配していた。強い決意を胸にドラッグをやめようとするダンとキャンディ。苦しい禁断症状に耐える日々が続くが、遂にはキャンディが倒れ、出血した彼女は病院に運ばれる。そして、すでに命を失った赤ん坊が生まれてくる。悲しみにくれるダンは、生まれたばかりのわが子を抱きしめ、キャンディと3人で眠りにつくのだった。
地獄・・・子供を失ったキャンディとダンを待っていたのは、再び、ジャンキーとしての生活だった。キャンディは娼婦に戻り、ふたりはクスリを手にする。そんな彼らを長年のドラッグ仲間のシェーマンはどこか冷ややかに見ていた。やがて、ふたりは田舎に移り、小さなコッテージで新しい生活を始める。そんな日々は、最初、順調に思えた。キャンディの両親は長距離ドライブを経て、その家にやってくるが、食事の準備が整っておらず、母と娘は激しい口論を始める。キャンディは、子供の頃から辛い思いをしながら過ごしてきた、と母にきつい口調で訴える。キャンディはダンとの生活に限界を感じ、「私たち、いつか終るわ」と言い出すが、それを信じようとしないダンだった。彼はれんが職人の仕事を手に入れ、働き始めるが、ある時、近所に住む若い男が、彼の留守中に家でキャンディとマリファナを吸っていた。キャンディとダンは言い争いになり、彼に出て行ってほしい、とキャンディは言い出す。彼女は絵を描くことに再び興味を持ち始めた様子だ。彼女に罵倒されながら家を出たダンは、翌日、家に戻る。すると、そこには、思いもかけぬ光景が広がっていた。狂気にかられたキャンディは、口紅やマニュキュアを使って、これまで自分たちがたどった人生を物語として壁に書き綴っていた。
「昔むかしキャンディとダンがいた。あの年はすべてが熱く、ロウは木々の中で溶け、彼は彼女のために何でもやろうとした。やがて亀裂ができ、世界は崩れていった」。その物語を見て、改めて現実の厳しさにうちひしがれるダン。精神のバランスを崩したキャンディは施設に入り、そこで療養生活を送ることになった。ひたすら、キャンディの戻りを待ちわびるダンだったが、彼女の両親は娘が彼と再び暮らすことを望んではいなかった。たとえ、ふたりが今も愛し合っていたとしても・・・・・・。月日が流れ、施設を出たキャンディは美しい顔を取り戻していた。そして、再会したキャンディにダンは言う。「もう元には戻れない。君は救われたのだ。そのことを大切に。すべては、はかないものだから」。自ら身を引くことで、ダンはキャンディとの愛を永遠のものにしようと考えたのだ・・・・・・。こうして、ふたりはそれぞれの世界に旅立っていった。

ここまでネタバレあらすじ全文↑

ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
1.オーストラリア映画だけに、
キャンディ役は・・・20年前ならニコール・キッドマン
10年前ならナオミ・ワッツがやってた役だねーーー。
2.それにしてもヒース・・・薬物依存のジャンキー役をやってたとはーーー。
今年一月の急逝は急性薬物中毒という事だっただけに、ひらりん的には超衝撃的っ。
3.ちなみにひらりん、7月からタバコをやめました。
禁煙ではなく、ヤメ煙。
アホらしいでしょ・・・タバコ買うのにカード作るなんて・・・
なんか利権絡みっぽくて胡散臭いよね・・・
増税するとか、健康の為・・・なんて言ってるけど、
いっそのこと日本国内タバコ販売禁止にしてみろー・・・と、ひらりんは怒ってます。
4.話はそれたけど・・・
タバコ以上に常習性の高い薬物はなかなかやめられないのね。
クスリのためなら体を売る女にも目をつぶる・・・
5.でも自分は体を売れないーーーー、ずるい男。
6.親にやな顔されても結婚・・・

何かを契機にジャンキー生活を辞めたいと思ってもダメーーーー。
7.妊娠したけど流産。

8.田舎に引っ越して再起を図っても・・・
9.やっと職をみつけたと思ったら、女のほうが精神病・・・
壁に書きまくった文章はヤケに文学的ーーーー、

詩人志望だった男より才能ありだったのねーーー。
10.男のほうは皿洗いの才能を発揮し始めるけど、退院してきた女との決別を選ぶのね。

●いやーーー、辛い・・・というより、怖いっ。
こういう世界ってアメリカだけかと思いきや、豪州もーーー。
いや、大相撲のロシア人力士も麻薬で捕まってるぞーーーーー。
●クスリ使って妄想の世界に浸らなくても、
世の中いい事もあるんだから、
是非そっちの道へ、はまらないことを願います。

ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は・・・
ヒース・レジャーのオーストラリア映画出演作は「ケリー・ザ・ギャング」。
生きていれば来年公開でニコちゃん主演の「オートストラリア」って作品にも、
出演してたかも知れないね。


という事で今回は
薬物依存度・・・
人生を破滅に向かわせる薬物には手を出してはいけませんね。
ちょっと衝撃的な作品でした。


●文末にブログランキングの宣伝を・・・・・・・・・・・
最近下位に低迷してるブログランキング・・・
気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりで、
ちょっと悔しい・・・ので・・・、
ひらりんのレビューを読んで「ヒースがこの役やってたなんてーーー」と、
ひらりん同様辛くなったあなた・・・
                 
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