「ケリー・ザ・ギャング」

アメリカの西部劇かと思ったら・・・
オーストラリアでのお話でした。
主演はヒース・レジャー。
共演はオーランド・ブルーム、ナオミ・ワッツ、ジェフリー・ラッシュなど。
原題は「NED KELLY」。
日本では劇場未公開作。
２００３年製作の時代劇系アクション・ドラマ、１１０分もの。

あらすじ以下ネタバレ注意↓
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いやいや、今じゃ名の知れた俳優さん達が何人も出てるぅ・・・
のに、たった三年前なのに、日本では未公開だったんですね。
お話は１９世紀のオーストラリア・・・ここは英国の流刑地。
主人公のネッド・ケリー(ヒース・レジャー）も父親が犯罪者で渡豪・・・彼は当地で生まれる。
しかし、アイルランド人だったので英国出身者から差別され・・・
貧しい生活の毎日・・・
若くして馬泥棒の汚名を着せられ・・・投獄。
出所して真面目に生きようと思うが、警官らに邪魔される毎日。
汚名返上とばかりに立ち上がるが、逆に人を殺してしまう・・・
弟と友人二人の計四人で逃げまどうが、どんどん深みに・・・
そして、「ケリー・ギャング」と名乗り、銀行強盗まで犯す始末・・・
しかし、彼らはいわば義賊・・・
イギリス支配に嫌気をさしてた民衆からは、逆に支持されてたり・・・
イケメンの友人役のオーリーなんかは、
馬に乗ってたら、一般ピープルの女の子に「キスして」なんて言われる人気ぶり。
おっと、忘れてました・・・ナオミ・ワッツ。
イギリス・貴婦人役で出てきますが・・・
ダンナの留守中にケリーと火遊び・・・
ちょっとだけ彼の逃走の手助けをします・・・あまり重要な役じゃないね。
ひらりん的には彼女はもっと「幸薄系」な役が似合ってると思うけど。
そして、最近ひらりんのプログによく登場するおじさん＝ジェフリー・ラッシュはというと・・・
ケリー・ザ・ギャングを捕まえるために派遣されてきた敏腕警部？の役。
強引な手法で彼らを追い詰めます・・・
結果・・・イギリス人に密告され、激しい銃撃戦に突入・・・
見事、散ってしまいました・・・
でも、彼の勇敢な行動は、オーストラリアの伝説になってるらしいです・・ねっ。

もちろん、オーストラリアで撮影されてるんだろうけど・・
自然が凄い・・・プラス・・・生き物が凄い。
ウォンバットのシチューなんか食べてたしーーー。
　
ところで、この映画もアイルランド人が差別の対象になってたね。
結構この手の話は映画になってるのに気づいたよ。
「ミリオンダラー・ベイビー」とか「シンデレラマン」もそうだったかな。
日本人からすると同じに思えるけど。ビミョーーーに違うんでしょうね。
ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は
Heath Ledgerは「ブロークバック・マウンテン」でホモ・カウボーイ役。
Orlando Bloomは「エリザベス・タウン」がチョイ・コケ。
Geoffrey Rushは「クイルズ」でマルキ・ド・サド公爵を怪演。
Naomi Wattsは「キング・コング」で大絶叫。

という事で今回は
アイルラン度系度・・・
どこをどう逃げてんだかが不明・・・
とはいえ、オーストラリアはだだっ広いから、関係ないかぁ。

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